モレスキンや測量野帳を日記に活用、すべてを記録するユビキタス・キャプチャー

こんにちは、ゆうびんやです。

「めざせ日記大全」、今回はユビキタス・キャプチャーをご紹介します。

このユビキタス・キャプチャーは日記という名前こそついていませんが、日記としても使えるそんな手法です。

ユビキタス・キャプチャーとは

ユビキタス・キャプチャー、わたしは堀さんが書いた「ライフハック大全」で初めて知りました。

“まさに、記憶を、記録に変える習慣です。私はこの習慣を、すべてのことを(ユビキタス)記録する(キャプチャー)ことから「ユビキタス・キャプチャー」と呼んでいます。” http://a.co/j0WvgzQ

『ライフハック大全―――人生と仕事を変える小さな習慣250』(堀 正岳 著) より、

簡単に言うと、頭の中にある気になったこと、あるいは今日の出来事そういったすべてのこと(ユビキタス)を記録する(キャプチャー)のがユビキタス・キャプチャーです。

  • 今日の出来事
  • 食べたもの
  • やりたいこと
  • 思いついたアイディア
  • 読んだ本の感想 etc.

自分が残したいすべてのものを記録します。

日記と単語は入っていませんが、十分すぎるほど日記となることがわかると思います。

このユビキタス・キャプチャー、すべてのことを記録するというとなにかものすごいハードルが高いように見えますが、実際にはすべてを記録する必要はありません(というかできません)。

むしろすべてを記録しようとすれば、負担が大きくなりすぎて、挫折してしまうでしょう。

自分の気になったことや書きたいと思った出来事などがあったとき、瞬時に書く。それだけでいいのです。

ユビキタス・キャプチャー向きのツール

では具体的にどんなツールがユビキタス・キャプチャーに向いているでしょうか。

私としては以下の二つの条件を満たしているものが向いていると考えます。

  1. 小さくてポケットなどに入れて持ち歩きやすいもの
  2. 立った状態でも書きやすいもの

たとえばアナログツールであれば、モレスキン測量野帳が胸ポケットなどに入れて持ち歩きやすく、背表紙が固いのでペンがあれば、いつでもすぐに書くことができます。

またデジタルツールの使用を考えるのであればスマホでしょう。

しかしスマホの場合、ホーム画面からアプリを探し、起動して、追記するといった手順が必要になります。

たった少しの手間ですが、一日に何回も繰り返すとなるとそういった手間も習慣化を妨げる一因となります。

そこで例えばEvernoteをユビキタス・キャプチャーとして活用するのであれば、Evernoteの特定のノートに対してどんどん追記していけるようなwritenoteのようなアプリを使うのもおすすめです。

ユビキタス・キャプチャーの効果

小分けにして書く効果

まずユビキタス・キャプチャーは考えたことや出来事などをその都度記録していきます。

これは、一日の出来事を一気に書き上げるのではなく、小分けにして日記を少しずつ作っていく方法です。

すべてのことをたとえば寝る前に書き上げようとすれば、かなり負担が大きくなります。

しかし小分けして書いておけば、負担は小さくなり、続けやすくなります。

また一日のどこかでユビキタス・キャプチャーとして一回記録を行えば、最低限のその日の日記はつけられたことになります。

ユビキタス・キャプチャーはこうして考えると実は続けやすい日記といえるでしょう。

また、出来事に対する評価は経験しているときと、思い出す時では変化します。

ファスト&スロー」の中では同じ出来事でも「いま体験している自分(経験する自己)」と、「その出来事を思い出す自分(記憶する自己)」の間で評価は異なるという研究結果もあります。

ほとんどの人は記憶する自己の視点しか過去の物事を評価できません。そしてこれから経験することを、記憶する自己の視点から予測してしまいます。

しかし、ユビキタス・キャプチャーとして、その都度記録すれば、その記録は経験する自己の評価と近いものとなるでしょう。

その経験する自己からの評価は、自分がユビキタス・キャプチャーしたものをよみかえすことで引き継ぐことができます。

記憶する自己だけでなく、経験する自己からの観点を持つことも可能になるのです。

頭をクリアにする

このユビキタス・キャプチャーですが、この記録方式が提案された流れとしてはタスク管理界隈では有名なGTD、そのGTDから派生したZTD(Zen to Done)の中で提唱されたものです。

GTDもZTDも、頭の中の気になることややりたいことなどをいったん書き出して頭の中から追い出す手順があります。

ユビキタス・キャプチャーは、頭の中のあれこれをモレスキンやEvernoteなどに書いて追い出すことで頭をクリアにしてくれます。

ユビキタス・キャプチャーでなくても、たとえば今日やることを頭の中だけで考えるのではなく、紙に書き出してみるだけで頭がすっきりした経験がある方も多いのではないでしょうか。

ユビキタス・キャプチャーは、思いついたアイディアややるべきこと、きょうのできごとなどをモレスキンなどの外部に保存する習慣をつけます。

それは忘れてしまったらどうしようという不安を軽減し、頭をよりはたらかせやすくしてくれる習慣です。

次に生かす

そしてユビキタス・キャプチャーしたもののなかには、これからに活かせるものもあります。

たとえば、明日やらなければいけないことをメモしておく、あるいは次に書きたいブログ記事を書いておく、

こうしたタスクやアイディアの保存方法としてもユビキタス・キャプチャーは活用できます。

たとえば書いたものをバレットジャーナルの手法を用いて、わかりやすく分類しておくこともできます。

わたしの例を紹介しますと、私はノートに書くものを事実、アイディア、タスク、引用の4分類して、何を書いたのかを分かりやすくしています。

前回バレットジャーナルを始めるために5冊候補を選びました。そのなかからわたしが選んだのはこちらです。そう、ニーモシネです。選んだ理由を書いていたら長くなりそうだったので今回はバレットジャーナルを使い始めて3週間。どんなページ構成で運用してい

こうして分類すれば、読み返しやすくなりますし、その後の活用しやすくなります。

このようにユビキタス・キャプチャーは日記としてだけではなく、タスク管理や知的生産にも活用できる手法です。

前回の連用日記でも書きましたが、日記は読み返すことが重要と考えています。

そして、ユビキタス・キャプチャーしたものを活かすには、必ず読み返すことが必要です。

つまり日記を読み返す習慣も付けることができるのです。

終わりに

今回はユビキタス・キャプチャーについて紹介しました。

モレスキンや測量野帳、あるいはEvernoteなど自分の好きなツールでユビキタス・キャプチャーを試してみてくださいね。

それではまた再来週お会いしましょう。

ゆうびんやでした!


モレスキン ノート クラシック ハード 横罫 ポケット MM710 黒

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