人生のハイライトを作成する1行日記のポイントとその注意点

こんにちは、ゆうびんや@日記の人です。

今回の「めざせ日記大全」では簡単かつ効果的な日記、一行日記をご紹介します!

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新年「めざせ日記大全」始めます!
目標達成に役立つ4行日記のポイント、改善点、そして6行日記へ

一行日記とは

一行日記とは読んで字のごとく、一行だけ書く日記です。

日記をできるだけ簡潔に書くと言う点を突き詰めた結果がこの一行だけ書く一行日記です。一行日記のほかにも「ひとこと日記」のような言い方もあります。

1行分というと多くても50文字前後でしょうか。

たとえば

12/31 例年通り紅白歌合戦を見る。今年ももう終わり。来年もいい年になりますように。
1/1 初詣。地元の神社に行ったので混んでいない。甘酒を振舞っていたので飲む。
1/2 祖父母へ新年の挨拶へ行く。子供がお年玉をもらってうれしそうだ。

といった具合にさっと書けます。

また小学校の夏休みの宿題になることも多いようです。1行日記の話題がないというツイートを8月末あたりによく観測します。

夏休みの終わりにすべて書こうとする場合はともかくとして、この一行日記は書く量が制限されているので、気負わずに続けられる日記です。夜疲れていても「一行だけなら」と書くことができます。

またスペースもほとんど使わないので、手帳などの空いてるページや週間カレンダーのところに書くこともできます。

疲れていても書くことができ、手帳などとも併用できる一行日記は、日記の習慣をつける手始めとしても有効な日記と言えるでしょう。

では簡単で、日記の習慣をつけるためにも有効なこの一行日記は他にはどのようなポイントがあるのか、次から見ていきましょう。

ポイント

1.日記のベースとなる

習慣にしやすい一行日記で日記を書くことを習慣化できると、他の日記へ移行しやすくなります。

たとえば毎日の腹筋が習慣化している方なら、そこに少し腕立てを加えてみるのも習慣になっていない人に比べてやりやすいでしょう。

他にも通勤という習慣に読書を組み込んだり、トイレに暗記したい英単語を貼っておくなど、すでに身についている習慣のついでにできることは、新しいことでも習慣となりやすくなっています。

そしてこの一行日記を習慣化しておけば、他の日記への移行がしやすくなります。

たとえば少し行数を増やして、前の記事で紹介した4行日記にすることで、目標達成のために役立つ日記にする。

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あるいはテーマを限定して、感謝日記、良いこと日記、読書録、育児日記などに変更する。もちろん1行では物足りなくなったら、制限なく日記を書くようにしていくこともできます。

自分自身の日記のベースとなり、他の日記に移行しやすくできるのが1行日記です。これからの連載でご紹介する日記の多くも一行日記からスムーズに移行できます。

2. 日々のハイライトの作成

では1行日記は他の日記へ移行するためのベースにしかならないのかというとそんなことはありません。

1行日記は1行という小さいスペースに1日を凝縮させる必要があります。そのため自然と1日の中で印象に残ったことが、1行日記に綴られる可能性が高くなります。

それはいわば1日のハイライトです。

1行日記を書き続けていると、1週間経てば7行のハイライトができあがります。それは1週間のハイライトです。

30日で30行、一年で365行、1行という短い日記だからこそ、そこにはあなたの日々のハイライトが綴られていきます。

そして1行は長く見積もっても5秒で読めます。ですから30日分でも約2分半、一年分でも30分程度で自分にとってのハイライトを楽しむことができます。流し読みならもっと早く読むこともできるはずです。

それはあなたにとっての大きな財産、宝物となることでしょう。そして、もし読み返さなかったとしても、それはあなたの財産です(楽しいのでぜひ読み返して欲しいと思いますが)。

日記の中にあなたのハイライトがあるということ、自分の日々の、人生のハイライトを読み返すことができると分かっていること、それがあなたにとっての灯台となるはずです。

“たとえ二度と開かなくても
いつか悲しくなったとき
それがあなたの灯台になる”

「違国日記 1巻」ヤマシタトモコ

3. あなたにとって大切なもののヒントとなる

そして1行日記により日々のハイライトがすぐに見返せることは、あなた自身を知ることにも役立ちます。

例えば1ヶ月間の1行日記を読んでみたら、そこには仕事のことがたくさん書いてあったとしましょう。あなたの一か月は仕事に重点が置かれていたことが見えてきます。

そしてこのことについてのあなたの反応から、あなたにとって大切なもののヒントが見えてきます。

もし仕事に重点が置かれていたことに満足しているなら、特に問題ありません。そして、あなたにとって仕事は大切なものであるとわかります。

逆に仕事に重点が置かれていたことがあまり気に入らない場合、あなたはその他の大切なものを犠牲にしている可能性があります。

たとえば、家族で過ごす時間や趣味の時間、そうした仕事以外の時間です。そして、あなたには仕事以外の大切なものもあると見えてきます。このように自分自身の大切なものを知るヒントが見えてきます。

また逆にあなたにとっての大切なものがすでに分かっているなら、一か月の一行日記の中にその大切なものについて書いてある日があるかどうかを見直すこともできます。

家族や趣味が大切なのに、そのことが書いていなければ、なにかしら対策を立てたほうがいいでしょう。

つまり、一行日記はハイライトであるからこそ、あなたの大切なものを知る、あなたの大切なものができているかを知る、そのヒントとなるのです。

4.偏りに注意

一行日記は一行に一日を凝縮することがメリットとなるお話をしてきました。しかし、一行に凝縮することはデメリットもあります。

たとえば一日の中の出来事がすべて自分にとっていいことであることはそうそうないでしょう。いいこともわるいこともあるのが人生です。

たとえばある年末年始に以下のようないいことと悪いことがあったとしましょう。

12/31
いいこと 家族で大晦日を楽しく過ごせた
わるいこと 大掃除ですごい疲れた

1/1
いいこと 快晴の中、気分良く初詣に行けた
わるいこと お酒を飲みすぎて気持ち悪くなった

1/2
いいこと 家族ですごろくを楽しんだ
わるいこと テレビをだらだら見続けてしまった

1行日記の場合、このいいことと悪いことのどちらかのみを拾ってしまう可能性がああります。たとえばいいことだけなら

12/31 家族で大晦日を楽しく過ごせた
1/1 快晴の中、気分良く初詣に行けた
1/2 家族ですごろくを楽しんだ

となります。しかし、悪いことだけ拾い上げると

12/31 大掃除ですごい疲れた
1/1 お酒を飲みすぎて気持ち悪くなった
1/2 テレビをだらだら見続けてしまった

となります。どの部分をハイライトとして書き出すかで、同じ日々でもまったく違ったハイライトができあがります。1行日記は、この点に注意が必要です。

ですが、ご安心ください。ハイライトの偏りを1行日記のいい面を残しつつ、修正する方法があります。

それが日記を書く量を少し増やしたうえで、日記にタイトルをつけることです。

1行日記にある程度なれたら、書く量を増やしていきます。そして書いた内容を元に、その日についてのタイトルをつけるのです。

たとえば、こんなふうにです。

12/31
タイトル:大掃除して、家族で過ごせた1日
家族で大晦日を楽しく過ごせたけど、大掃除ですごい疲れた。

1/1
タイトル:お酒を飲み過ぎてしまったけど、初詣は気持ちよかった
快晴の中、気分良く初詣に行けた。でもお酒を飲みすぎて気持ち悪くなった

1/2
タイトル:家でのんびりした
家族ですごろくをやったり、テレビをだらだら見続けたりした。

先にタイトルをつけてしまうと、そのタイトルを補強するような内容になってしまうため、まず内容を書いた後にタイトルをつけましょう。

このようにタイトルをつけておくと、タイトルがその日のハイライトとなります。1行日記と同じようにハイライトから自身について知ることもできます。

また日々の詳細も書いてあるので、ハイライトの内容が偏っていたとしても、詳細を見れば偏りを修正することも可能です。

日記を書いている方ならタイトルをつけるだけで、1行日記の効果を取り入れられる手法なので、ぜひ試してみてください。

おわりに

今回は気軽に始められて、効果も大きい1行日記を紹介しました。次回は5行日記についてご紹介したいと思います。

今回の連載企画の裏話を書いた「日記大全裏話」をnoteにて書いております。よろしければご覧ください。

アシタノレシピにて連載している「めざせ日記大全」の舞台裏についてのマガジンです。

それではまた再来週お会いしましょう!

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