否定ではなく代案を出してみる

会議はもちろん、仕事をしていると意見を出し合いながら物事を進めていくことが多いです。

そこで、他人が出した意見に対してあら探しをすることは簡単です。発言したことになるし、「ちゃんと問題点を指摘してやったぜ」と自尊心が満たされます。

見落としがないかの問題点探しが目的ならいいのですが、通常は問題点だけ見つけても、そこからどうすればよいかまで落とし込めないと仕事が進みません。

マイナス面を見つけること自体は悪いことではありません。他人の意見の穴について言及するのなら、それを克服するにはどうしたらよいかの代案を一緒に添えてみます。

経験上、批判だけをひたすらする人がいると、まわりの人もそれに影響されて否定的になったり、新しい意見を出しづらくなったりと全体が殺伐とした雰囲気になります。

しかし、「○○が問題だけど、こうしたらいいのでは?」という発言が続くと、発言しやすくなりますし、何とかしようという気運が高まります。

意識しないと、ただ文句のみを言って終わることは私もよくやってしまいます。そのままもっともらしく発言するのをぐっとこらえて、もう一歩先、その問題についてどうすればいいかまで考えてみてはいかがでしょうか。

今日の処方箋

小さく踏み出す!アシタノミニ処方箋」では、記事を読んで「すごいなー」と思うだけで終わりにならないよう、簡単に試せるような小さな工夫を紹介していきます。

あれこれ気軽に試してみて、続けられそうなことがありましたら、習慣にぜひ取り入れてみてください。

1つ前の処方箋「貴重品紛失時リストを作ってみる」もどうぞ~。

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