相手が何を求めているかを考えてみる

仕事の目的や、それを依頼してきた人の意図を忘れて、作業に夢中になってしまうことがたまにあります。

たとえば、取引先の人にある数字を説明するためのスライドを作っているのに、関係ない部分のデザインにむやみに凝ってしまったりなどです。

相手が求めていることを特に確認したい機会として、3つあげます。

1. 頼み事を引き受けた時
まだ手をつけていない分、仕上がりや成果物が自分の中でも曖昧です。ここで相手の意図をくみ間違えると一からやり直しになりますので、不明な点は質問してできるだけ明らかにしておきます。

2. 行き詰まっている時
「この仕事の目的は何か」「この成果物を受け取る人はどういうことを望んでいるのか」を原点に立ち返って考えると、次の手が見えることが多いです。

3. 成果物を相手に返す時
最後の仕上げの確認項目として、もともと相手が求めていた内容に合致しているか、異なる場合はその理由を説明できるようにしておきます。

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相手の言いなりになりましょうという意味では決してありません。もし相手と異なる案を提案するのであれば、それが望ましい理由を説明するためにも、まずは相手が求めているものを理解する必要があります。

相手が求めているものは経験で見えてくるようにはなりますが、完全にわかる訳ではありませんし、慣れで対応しないようにと自分を戒めています。

今日の処方箋

小さく踏み出す!アシタノミニ処方箋」では、記事を読んで「すごいなー」と思うだけで終わりにならないよう、簡単に試せるような小さな工夫を紹介していきます。

あれこれ気軽に試してみて、続けられそうなことがありましたら、習慣にぜひ取り入れてみてください!

1つ前の処方箋「わからなかった単語や概念を1箇所にまとめてみる」もどうぞ~。

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