これから会う人のことを考えてみる

仕事に行けば職場の人や営業先の人に会ったり、学校に行けば友達や先生に会ったり、家に帰れば家族がいる…形は何であれ、人は他人と共に生活しています。

ちょっと試してみてほしいのが、「これから会う人について思いを巡らせる」ことです。

自戒をこめて書きますが、移動中や1人でいる時は他の物事に結構気を取られていることが多いです。例えば、「きちんと乗換えできるだろうか、間に合うだろうか」という移動そのものを心配していたり、現地で行うプレゼンの予行練習をしていたりします。あるいはTwitterやニュースサイトを目的もなく眺めていたりすることがあります。


photo credit: Fergal of Claddagh via photopin cc

そこで、このように他のことを考えるのを一旦止めて、これから出会う相手のことを想像します。きっかけとしていいものは、最後に会った時のことを思い出すことです。

「そういえば、担当のAさんは九州に旅行に行くと言っていたなあ」「息子が運動会の予行練習だと今朝はしゃいでいた」「大事な会議があると言って出かけていった」など、たとえ1分でも、その人に関するいろいろなことを思い出せます。

そうすると、相手と会った時に「九州の旅行は楽しめましたか?」「予行練習、どうだった?」と、以前話した続きからさらに深まった会話をすることができます。相手のことを何も考えていないと、当たり障りのない対応になりがちです。

相手の心をつかもうといったテクニックのために、このようなことを書いているわけではありません。せっかく会って一緒の時間を過ごすのですから、その相手のことをもっと知りたいし、コミュニケーションをとりたいと思うのです。

今日の処方箋

小さく踏み出す!アシタノミニ処方箋」では、記事を読んで「すごいなー」と思うだけで終わりにならないよう、簡単に試せるような小さな工夫を紹介していきます。

あれこれ気軽に試してみて、続けられそうなことがありましたら、習慣にぜひ取り入れてみてください!

1つ前の処方箋「違う意見とそれはなぜ?を考えてみる」もどうぞ~。

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