悪いと思ったら時間が経っていても謝ってみる

アシタノワークショップ Vol.3で、私はコミュニケーションについてお話ししました。

ビジネスでのコミュニケーションは変えられる!第3回アシタノワークショップ開催しました!

その中で「ゴールを意識してみる」という処方箋を紹介したのですが、それにも関わらず、その翌週に職場の会議でそのことを完全に忘れた発言をしてしまいました。面目がありません…。

同僚が月次の報告をする場だったのですが、予備検討が甘いのによい結果が出たという報告を問題がなさそうに話すため、「そのような前提条件だったら、そのまま仕事を進めても意味がない」とけんか腰で発言をしてしまったのです。

上司には「それは言い過ぎだ」と怒られ、納得がいかない私は言い返したりと、会議は微妙な雰囲気になってしまいました。会議自体は「ここで出た意見を踏まえて仕事を進めるように」といったん終わりましたが、それから数日間、私のもやもやは消えず、相手とも何となくぎくしゃくしていました。

しかし、時間が経つにつれて怒りが収まってくると共に、違う言い方ができたのではと別の方向から考える冷静さが生まれてきました。その仕事を進めるということをゴールにするならば、検討が不十分だと気になった点は、淡々と伝えればよかったはずです。わざわざ怒る必要はなかったのです。

すでにその会議から1週間以上経っていましたが、意を決して謝ることにしました。相手は驚いていましたが、お互い思っていることを話すことができました。

人間である限り、常にゴールを意識する、発言内容と感情を常に切り分けるということは、機械ではありませんので完璧にはこなせません。一度やらかしてしまったらもう終わり、ではなく、振り返って「まずかったな」「自分が間違っていた」と思うのならば、そこから再度コミュニケーションをとる選択肢があります。

話しても自己満足に終わるかもしれませんし、さらにこじれる可能性もあります。そのままにするか、相手とコミュニケーションをとるかは自分で決められます。少なくとも今回の件に関しては、自分から動いてよかったと思いました。

アシタノレシピ内の関連記事

「話す」ことの重要性。以心伝心よりもコミュニケーションを!

ハワイからアシタノ!ー後悔しない人生を送るためにー

今日の処方箋

140509_fusen_58

小さく踏み出す!アシタノミニ処方箋」では、記事を読んで「すごいなー」と思うだけで終わりにならないよう、簡単に試せるような小さな工夫を紹介していきます。

あれこれ気軽に試してみて、続けられそうなことがありましたら、習慣にぜひ取り入れてみてください。

1つ前の処方箋「一覧にしてから優先順位をつけてみる」もどうぞ。

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

Twitter で