終わらせる時間を決めてみる

とあることに注意を払ってもらっていると「助かる」「この人はできるなあ」と思うことがあります。

それは予定の終了時間です。

仕事中に話しかけられた時は手を止める必要がありますが、1分で答えられる質問なのか、それともじっくり議論がしたいのかは、話しかけられた瞬間に判断はできません。

そこで、話しかける最初に「1分ですみますので今大丈夫でしょうか?」「ディスカッションをお願いしたいので、どこかで15分ほどお時間をいただけないでしょうか」といった時間の見積を教えてもらえると、判断しやすくなります。

会議やイベントといった、複数の人が集まる場もそうですね。自分の裁量でその後の予定を自由にコントロールできる人もいれば、予定がつまっていて調整が必要な人もいたりと、他人の忙しさや自由度は想像以上に千差万別です。

案内を見ると開始時間はまず書いてありますが、終了時間が書いていないことは時々あります。その時は「どれくらい時間がかかるのかな」とちょっと不安になります。参加者判断で自由にしていいよという場合もありますが。

宣言した終了時間は何が何でも守らなければならないと杓子定規になる必要はありません。しかし最初はその時間を目標として行動して、予定の終了時間を過ぎてからは自由参加にした方がメリハリがつきますし、その時点で都合が悪い人は抜けやすくなっていいのかなと思います。

えらそうに書いてしまいましたが、自分に時間的余裕がある場合は見落としがちな視点なので、時々見返したい処方箋です。

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今日の処方箋

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小さく踏み出す!アシタノミニ処方箋」では、記事を読んで「すごいなー」と思うだけで終わりにならないよう、簡単に試せるような小さな工夫を紹介していきます。

あれこれ気軽に試してみて、続けられそうなことがありましたら、習慣にぜひ取り入れてみてください。

1つ前の処方箋「「そうなんだ」と言ってみる」もどうぞ。
 

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