楽しいから記録が続く。記録が楽しいから行動が続く。

1.記録と楽しさをセットにする

記録と楽しさをセットにする形式と、そこから得られる結果としては、次の2パターンが挙げられます。

(1)記録に楽しさを付与する。 → 記録が続く。
(2)楽しくするために記録する。 → 行動が続く。

記録は面倒なことですが、楽しさとセットにすると継続しやすくなります。また、記録すること自体を楽しみとしてしまえば、記録対象の行動が続くという良い効果も得られます。

2.記録に楽しさを付与する

役に立つ情報はだいたい記録が面倒だ。


先日、あるイベントに参加する際のスケジュールを書きだしていたのですが、その際にfoursquareの位置情報の記録が役に立ちました。具体的には、会場から会場への移動時間の実績などを参考にしたのです。

また、パソコンや生活におけるトラブルの記録なども役に立ちますが、トラブルに遭っているときは必死なので、記録を残すことは大変面倒です。

このように、残っていると便利な記録はいろいろとありますが、単に記録だけを残そうとすると大変面倒に思えます。

そこで記録を楽しくする仕組みを利用する

photo credit: James Callan via photo pin cc

位置情報の場合であれば、「foursquareを使う=位置情報の記録を楽しくする仕組み」です。

foursquareは、チェックイン時に獲得できるポイントや、友人のチェックイン状況を知ることができるため、使っていて楽しいです。

foursquareを楽しんでいるだけで自然に位置情報の記録が残り、後で役に立つなんて便利ですよね。

トラブルの場合は、「これは良い機会だ!」と考えることで記録を楽しくつけやすくなります。例えば次の通り。

・これはブログ記事にできる!(記事にすることで他の人に喜んでもらえる!)
・次に自分が同じトラブルに遭遇したときに楽をできる!

3.楽しくするために記録する。

育児の記録をとっています。


私は育児に関する記録をとっています。例えば、哺乳瓶を洗った本数、お風呂に入れた回数、食事をあげた回数、いっしょにいた時間の長さなどです。

なぜ育児の記録をとるのか?というと、それは育児は「子供がかわいい」だけの理由ではやっていけないからです。そこで記録の力を利用するのです。

積み上げた記録自体が自分へのご褒美

photo credit: Bob.Fornal via photo pin cc

記録すること自体が楽しくなると、記録をするために作業が続けられるようになります。なんだかおかしな感じもしますが、結果的に作業は終わるのです。

育児に関して「記録を積み上げる楽しさ」を利用することで、苦しいときもなんとかやっていける仕組みになっています。

4.まとめ

・役立つ記録をとることはだいたい面倒くさい。
・何かを記録したいときは、楽しく記録できる仕組みを利用する。
・記録は、行動を継続するための「ツール」としても使える。

記録がうまくいかないとき、楽しんで行動したいときには、「楽しさ」と「記録」というツールをうまく使ってみてください。

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

Twitter で