記録を習慣化するなら「体重」と「睡眠時間」がおすすめ

何かを変えるにはまず記録が大切

前回の記事で、実験(自らのやり方を変える試み)には記録が大切と書きました。

アシタノラボ-明日を楽しくする実験室
アシタノラボとは明日を楽しくするハック(工夫)を提案していく実験室です。

それはなぜかというと、実験前後の記録がないと、何が変わったのか?を分析することができないからです。実験の結果を分析できなければ、変化による喜びを感じることもできません。

しかし、記録が大事と言われても「記録をつける習慣がないなぁ」という方もいらっしゃると思います。そこで、今回は記録をとる習慣を身につけるためにおすすめの題材として、「体重」と「睡眠時間」を挙げたいと思います。

体重と睡眠時間をおすすめする理由

・1日あたりの記録の回数が少ない。
・記録から得られる見返りが大きい。

これまで記録をとっていなかった人が、いきなり複雑な記録のとりかたをすると挫折の原因となってしまいます。ですので、まずは1日1回や2回で済むような記録対象から始めてみましょう。

記録から得られる見返りが大きいというのも良いポイントです。体重を記録していれば「ダイエット」や「体調管理」に役立ちますし、睡眠時間の記録も「体調管理」に役立ちます。

記録を忘れない工夫

リマインダー

携帯やスマートフォンのカレンダーアプリなどを自由に使える方でしたら、朝起きたときに「体重をはかる」「起床時間を記録する」といったリマインダーが届くよう設定をしておくなどの例が挙げられます。


Pen and Paper / Guudmorning!

アナログな方法であれば、朝必ず見るところ(例えば、洗面台など)に「体重をはかる」と紙で貼っておいたり、枕元に睡眠時間記録用のノートとペンを用意しておくなどが考えられます。

TaskChute

私の場合はTaskChuteというタスク管理ツールに「体重をはかる(2分)」というルーチンタスクが設定されています。睡眠時間については、起きている間の行動をすべてTaskChuteで記録していますので、行動記録がない時間帯=睡眠時間という算出方法になっています。

記録を楽しくする工夫

体重や睡眠時間を入力するだけで、グラフ化や分析を行なってくれるWebサービスがいくつかあります。このようなサービスを使うことで、自分の体重の推移や、平均睡眠時間などを簡単に知ることができます。

私が使っているのはカラダカラというサービスです。

健康のポータルサイト:カラダカラ【健康診断・Q&A・記録ノート・健康辞典・脳力トレーニング】

こちらのサイトを使うと、毎日体重を入力していくだけでこのようなグラフや分析結果が見れます。

体重のグラフ

体重の分析結果

睡眠時間については、ねむログも良いと思います。

ねむログ
ねむログとは、就寝時間と起床時間を入力すると1日の睡眠時間がグラフで表示される睡眠記録サイトです。 …

ねむログの良いところは、Twitterとの連携が可能なところです。「おはよう」「起床」などとつぶやくと起床時間が、「おやすみ」「就寝」などとつぶやくと就寝時間が自動的に記録されていきます。

なるべく楽に、楽しく記録することが習慣化のコツです。

記録は未来の自分へのご褒美

人は見返りがないと行動したくないものだと思います。がんばったならがんばったなりのご褒美がないと、その行動を続けたいなどと思えません。自分の試行錯誤の記録をとるというのは、未来の自分へのご褒美をせっせと作る行為なのです。

6ヶ月間の体重記録をグラフ化し、自分の体重が順調に減っていることを知ったとき、体調と睡眠時間がきちんと連動していることを自覚したときなど、そういったうれしさや発見は記録をとっていれば確実に味わえます。

記録をつけることでご褒美がもらえる感覚を体感できれば、人生の実験はぐっと楽になります。さぁ、明日を楽しくするために、あなたも記録をとってみませんか~?

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