周到な準備がものを言うがこだわり過ぎないことも大事な「住宅購入」

うさぼう(@usabo_tweet)です。
ライフイベントの波に抗わないタスク管理」で紹介した通り、人生にはちょっとしたタスクのやりくりでは乗り越えられないような波があります。

前回記事では「出産」が仕事タスクに与えるインパクトと考慮点について紹介しました。

本記事では、タスク管理で仕事をスムーズにこなそうとしている人向けに、「住宅購入」が仕事タスクに与えるインパクトと考慮点について紹介します。

住宅購入プロジェクトとは

住宅購入プロジェクトには以下のような特徴があります。

  • 数十年先の支出を伴う大きな買い物である
  • 勤務地や子供の教育環境など長期視点での検討が必要
  • 候補が出てきてから購入決定までの予定調整や条件交渉は忙しい

数十年先の支出を伴う大きな買い物である

賃貸か購入か、はどちらが有利とは決まらない問題です。
とはいえ購入を決めると、終の棲家が手に入る一方で、35年を基本とする長期間のローンを組んで返済することが一般的です。
私も5年前に住宅ローンを組み、残金や残年数を定期的に目にしています。
また大きな買い物のため、頭金を両親にサポートしてもらうことも考えられます。具体的にどのくらいの支援が可能なのか、相談しておくことは重要です。

勤務地や子供の教育環境など長期視点での検討が必要

住宅購入は、買った後の影響が大きいです。

通勤ルートや子供の通う学校や受験のための学区に影響しますし、地域づきあいをする人の層にも影響してきます。

中学受験がさかんな地域とそうでないところでは入ってくる情報も大きく変わってきます。

候補が出てきてから購入決定までの予定調整や条件交渉は忙しい

インターネットやダイレクトメールで物件情報を集め始めてから、特にモデルルーム訪問を始めてからは忙しくなります。

毎週末のように複数件の物件を見て回り、気に入った物件については条件交渉を行います。人

気物件の場合は抽選結果を待つことになるため、当選を期待しつつ他の物件も探すといったことがあります。

家を買うと転勤が決まる!?

上記のような特徴を踏まえると、長期視点での検討を行いつつも短期間で意思決定が求められるなかなか難易度の高いプロジェクトであることがわかります。

結婚や出産のように相手や授かりといった要素ではなく、どのような環境でどのような生活をしていきたいか、という意思を整理しておくことが鍵になってきます。

ですので同居する夫婦やご家族で意思疎通を図っておくことが重要です。

とはいえ、、です。

「家を買うと転勤が決まる」というジンクスをご存じでしょうか。

どれだけ周到に準備をしても何があるかはわからないものです。

大きな買い物ゆえにこだわりも強くなりますが、どういった形で手放すことになるかはわかりません。

終わりに

周到な準備がものを言うがこだわり過ぎないことも大事な「住宅購入」プロジェクトについて紹介しました。忙しい日々を過ごされている方も多いと思いますが、実際に購入の波に乗る前に、ぼんやりとでも理想の生活について考える時間をとることをおすすめします。

住宅購入をもって「ライフイベントの波に抗わないタスク管理」シリーズは終了です。どれも一生に何度もない貴重な経験です。もちろん仕事も大事ですが、それぞれのイベントも大切にやりくりして楽しめることを陰ながらお祈りしています。

個人的には、幸せなことなのですが相続まわりの整理をする必要なく今に至っています。このあたり、私自身が読みたいのでどなたかに寄稿をお願いしたいなと考えております。もし寄稿してもよいという方いらっしゃったらご連絡頂けますと幸いです。

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