ブログで読書は進化する(普通の個人が、ブログのある毎日を送り続ける、ということ)

こんにちは。「単純作業に心を込めて」彩郎です。

前回は、KindleとWorkFlowyを使った読書術を紹介しました。

[私の仕事道具と仕事術]KindleとWorkFlowyによる、価値をつくるための読書術

今回からは、連載「普通の個人が、ブログのある毎日を送り続ける、ということ」に戻って、ブログを読書のために使うことを考えてみます。

普通の個人がブログのある毎日を送り続けることの、もっと具体的でわかりやすいメリットは?

私がここアシタノレシピで書いているテーマは、「普通の個人が、ブログのある毎日を送り続ける、ということ」です。

普通の個人が、ブログのある毎日を送り続ける、ということ(連載を始めるにあたって)

おおよそ5年弱前に始めたブログをぼちぼちと続けてきた自分の経験から、私は、プロの物書きや研究者でもなくプロブロガーや起業を目指すわけでもない普通の個人にとっても、ブログのある毎日を送り続けることにはすばらしい価値がある、と確信しています。だから、そんな普通の個人の方々に対し、「ブログのある毎日を始めてみてはいかがでしょうか?」というメッセージを伝えることが、この連載の目標です。

でも、連載記事を続けながら、ときおり、迷いを覚えることがありました。

ブログを維持するには、それなりの時間やエネルギーといったコストを費やさなければなりません。ブログをするということは、他のことに振り向けることができたはずの時間やエネルギーをブログに費やすということです。普通の個人の方々をブログのある毎日に誘うからには、それに見合うだけの意義がブログにはあるんだということを具体的にわかりやすく提示する責任があるはずです。

ところが、私がこの連載で表現できた意義といえば、「言いたいことが見つかる」とか「セルフ・ブランディング」とか、「自分の全体を発揮する」とか、「お気に入りの分人を生きることができる」とか、そういったことです。自分自身にとっては大切なことではあるものの、いわば雲を掴むような話で、具体的でも、わかりやすくも、ありません。

普通の個人がブログのある毎日を送り続けることの、もっと具体的でわかりやすい意義は、何かないものでしょうか。

ブログで読書を進化させる

いろいろ考えて、よいものを見つけました。読書です。

ブログを続けてきたことによって私が得た確かな恩恵のひとつが、読書です。読んだ本についての文章をブログに書くことで、その本からの収穫を増やすことができました。ブログによって育んだ彩郎という分人を通じて、たくさんのよい本と出会うことができました。さらには、ちょっと遠い話になりますが、ブログのおかげで可能になった1冊の本を書くという経験によって、本を読む力を鍛えることができました。

私に起きたこれらのことは、多くの点で一般化できるんじゃないかと思います。ブログが持つ一般的な性質と、読書が持つ一般的な性質が、かなりよい相性を持っているためです。

ブログは、読書を進化させます。

そこで、これから私は、ブログを読書のために活用することの意義をお話します。

私の話は、大きく分けると、3つのパートに分かれます。

ひとつめは自分にとっての効果、ふたつめは具体的な方法、そしてみっつめは社会にとっての意義です。

それぞれ、簡単な見取り図を描いておきます。

(1) ブログで読書を進化させることの、自分にとっての効果

ある一冊の本を読んだ後、その本のことをブログに書くことには、次のような効果があります。

  • 本の内容についての理解が深まります。
  • 本の内容を起点に、いろいろな思考が広がります。
  • 良質の読書記録になります。その本をいつ、どんな状況で読み、どんなことを考えたのかを、何年たっても簡単にふり返ることができます。

読んだ本のことをブログに書き続けていく集積から、次のような効果があります。

  • 読む力を鍛えることができます。
  • 面白い本をおすすめしてもらえるようになります。
  • セルフ・ブランディングになります。
  • 同じような本に対する興味を共通する人たちと出会い、コミュニケーションすることができるようになります。

(2) ブログで読書を進化させるための、具体的な方法

ブログで読書を進化させるには、いくつかのことに気をつけるとよいと思います。たとえば、次のようなことを、具体的に考えてみます。

  • ブログ全体のあり方
    • 自分のブログか、SNSか、書評サイトか
    • AmazonアフィリエイトやGoogleAdSenseとの付き合い方
    • 読書に絞るか、雑多なブログにするか
  • 本の読み方・読書ノートの作り方
    • ブログに書くことを意識して本を読む、ということの意義
    • ブログに書くための紙の本の読み方
    • ブログに書くためのKindle本の読み方
    • 引用しやすい抜き書き管理法
  • それぞれのブログ記事の書き方
    • 本に関するブログ記事の多様な選択肢
    • 書評記事の型を利用する
    • 読書ノートの中でブログ記事を書き上げる
    • 本とは関係なさそうなブログ記事に、本を活かす
    • 何冊かの本をひとつのブログ記事へと組み立てる
  • 複数のブログ記事群の扱い方
    • 1冊の本のために複数のブログ記事を書く
    • ひとつのテーマに沿って複数の本を扱う
  • ブログを中心に置いたソーシャルリーディング
    • ブログとソーシャルリーディング
    • よりよい読書のためのセルフ・ブランディング

(3) ブログで読書を進化させることの、社会にとっての意義

ちょっと大風呂敷を広げ、普通の個人が自分の読書をブログに書き続けることが社会に与える影響についても、考えてみます。

このことは、いくつかの本を読みながら考えることになると思います。

少なくとも次の4冊は登場するはずです。

—編集後記—

今回から、「普通の個人が、ブログのある毎日を送り続ける、ということ」の各論に入ります。例によって手探りですが、「ブログで読書は進化する」という言葉をひとつの道標にして、自分なりに考えていきます。

感想や関連するアイデアなどがありましたら、Twitter等でお寄せいただければ、大変うれしく思います。

ではまた2週間後に。

irodraw
共働き家庭のワーキングパパ。子育てと読書とブログに没頭しつつ、持続可能な毎日を送り続けることを大切にしています。 2012年3月、ブログ「単純作業に心を込めて」を始めました。WorkFlowyを中心に、毎日に彩りを加える方法を試行錯誤してる経過を報告しています。 2016年1月、『クラウド時代の思考ツールWorkFlowy入門』という本を書きました。WorkFlowyと個人の知的生産がテーマです。 BLOG:単純作業に心を込めて Twitter:@irodraw

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