隔週水曜日にお届けしている「はじめての瞑想入門」。
4回目は観察瞑想を紹介します。
こんにちは。第2,第4週火曜担当 @Lyustyle です。
今日は,子どもがどのようにしたら本好きになるのかなという悩みについてです。これ,保護者懇談会などでもよく聞かれていました。
そこで私が話してきたことや学級通信に書いたことなどを中心にお話ししてみたいと思います。
ここでは,「本好きの子ども」を「自分から読書をする子ども」ととらえてお話します。
では,子どもに読書をさせたいという親の思いは,いったいどうすればかなえられるのでしょうか。
結論から言いますと,「子どもに読書をさせること」は簡単にできますが,「子どもが読書するようにすること」はこれは難しいことです。させることは簡単ですが,するようにすることは難しいことなのです。
読書をするということは主体としての子どもの側の課題です。子どもが「読みたい」と思わなければ,子どもは主体的に「読もう」とは思わないのです。だから大人が無理やり座らせて本を与えて毎日10ページ読めと言っても,子どもは読まされているだけです。親の手が離れたとたん,遊びに行ってしまいます。
「それでもいい,無理やりにでも読ませることが大事だ」と思われているなら,この話はここで終わりです。でもおそらく,読書する子に育てたいという場合,どの親も「自ら読書する子」という前提があるのではないでしょうか。
では,読書することが子どもの課題だとしたら,親としては何もしてやることはできないのでしょうか。
できます。それは子どもが読書を「する」ように準備してやることです。
このような「準備」はいかがでしょうか。
親が本をよまないのに子どもを本好きにしたいといってもそれはなかなか難しい相談です。子どもの最良の環境である親が本を読むことを楽しむ姿が,子どもに本への興味を持たせる素地になります。
小さいときやまだ字が読めない頃は,寝るときや「読んで」と言ってきたときに読みきかせをしてあげていたと思います。しかしこれを字を読めるようになっても続けていくこのは,本の世界を楽しむことができるようにするためにとてもよいことです。読み聞かせは何歳になってからでもうれしいのです。後で詳しく述べます。
読み聞かせと似ていますが,これはそういう場をつくらなくても,夕食を食べながらでもできます。
傾聴に類することですね。子どもが関心を持っていることに興味を持つ。子育て上でも大事なことでです。子どもはおもしろかったお話の内容を聴いて共有してもらった満足感から,また次の本を持ってくるでしょう。
ここでの趣旨とたがうようですが,やりようによってはよい効果を生んだ例があります。あとで述べます。
読み聞かせについて詳しく述べてみたいと思います。
読み聞かせは子どもが小さいころははりきってしてあげていたのではないでしょうか。
でも子どもが字を覚えて自分で読むことができるようになるあたりから読み聞かせなどしなくなります。忙しくて本を読んであげるような時間はありませんし,自分で読めるのにわざわざ読んでもらいたいと思うことなど考えられないし,そもそも大きくなった子どもに読み聞かせをするなど考えたこともない・・・。
ところが,この読み聞かせは,何歳になってもうれしいのです。学校では保護者でつくる読み聞かせの会などがあるところがありますが,6年生でも順番がまわってくるのを楽しみに待っていて,喜んで聞きます。(国語や算数をするよりまし,という気持ちもあるでしょうけど・・・)
我が家でも,小学3年生と中学2年生の息子,そして妻(!)の3人に,およそ2年近くの間読み聞かせをしていたことがあります。ハリーポッターの1巻から4巻目の途中まで読み聞かせをしました。
ハリー・ポッターの1巻が発売されると,当時3年生だった息子にプレゼントしましたのですが,本の分厚さから,息子はとてもそれを読む気になれなかったようです。そこで毎晩少しずつ読んでやりました。すると息子は食後のその時間を楽しみにするようになりました。ときどきは息子に読ませて私が聞かせてもらうこともありました。そして一月ほどかけてとうとうふたりであの分厚い本を読み切ってしまったのです。
話はそれで終わりません。中学2年になっていた息子が途中で聞き耳をたてるようになりました。そして途中から中に入ってきたのです。すると妻も興味を示しはじめ,いっそのこと1巻目の最初から4人で読み聞かせの会をしようということになりました。
夕食後,私の書斎にあるこたつのまわりにみんなが座り,私が読み聞かせてやるのです。ときおり,交代で読むこともありましたが,妻をはじめみんなが私が読んでくれることを望みました。
1巻目の最後の文を読み終えたときみんなから拍手がでました。満足だったのでしょうね。4巻の途中,何かのきっかけで読み聞かせの会は終わりました。上の息子は高校生になっていました。先に読もうと思えば読めるのに,「自分だけ先に読むのはもったいない」といって,読み聞かせの時間が来るのを待っていました。
特別な例だとは思いますが,読み聞かせは何歳になってもいいものだ,という例です。
本に興味を持つにはとても効果がありますしまた,親子の関係を深めるのにもいいですよ。
納得ずくで読む習慣を作ること。これもやりようによっては「本を読むようにする」,ということが可能です。
これは、元プリンセスプリンセスのボーカル、岸谷香さんの記事からです。
岸谷香 幼児期からDS「わが家のゲーム・ルール 日経Dual
その約束というのが,「DS、好きなだけやってもいいよ。でも、DSやったのと同じ時間だけ、本を読もうね」とういことでした。何時間DSをやってもいいけど,やった時間分,あとで 読書をしましょうというルールです。
もともと本が好きだった息子さんは,半分「ラッキー」という思いもあったのでしょう,この約束をよく守りました。時には12時間もゲームをすることがあったけれどもその分12時間本を読み,その結果、2000冊もの本を中学入学までに読み上げたそうです。
「中学生になっていきなり「本を読みなさい」と言ったところで、読む習慣がなければきっと読まないし、読めないだろうから、親のコンロトールがきくうちに本に触れさせて、本の楽しさを知ってほしいなとも思っていました。中学受験で息子のアピールポイントを考えていたとき、ふと、これまでに彼が読んだ本を数えてみたところ、2000冊はゆうに超えていました。大人の私より全然読んできたわけです。」
納得ずくのルールが効果的に働いた例でしょう。もともと本好きだったということもこのルールが効果的だった要因でもあります。そして本好きにするためには,上にあげたようなさまざまな環境の準備を幼少のころからしてあげることが大切なのは言うまでもありませんね。
さて,準備だけでなく、子どもが読書をするようになることを邪魔しないことも大事です。
次のようなことをお子さんにしていらっしゃるなら要注意。
「図鑑ばかり読んでないで,もっとためになる本を・・・!!!」
「かいけつゾロリなんて,漫画みたいなもんじゃないか。字がたくさんある本を・・!!」
論外。
「宿題は済んだのか」
「少しは外で遊べ」
「片付けてから読め」
大人は勝手ですね。
「伝記を読んでえらくなりなさい」
「名作だから読んでおきなさい」
特にこのことは,時間を奪うばかりか,その年齢で読んでおもしろくなかったということから,生涯にわたってその作者の本を読むことを敬遠するようになるという真逆の結果になることもあります。本には「おもしろい!」と思う年齢があるのです。
このような邪魔をしなければ、子どもが本を読むようになるための道は開かれるのではないでしょうか
さて,ここからは私の話になりますので,興味のない方は読み飛ばしてください。
私は,今,ちょっとした空き時間を利用して少しでも読書を進めようととりくんでいます。
【読書】できるだけたくさんの本を読むために,今やっていること | 知的生活ネットワーク
本を読むことがとても好きです。週末には10時の開店とともにジュンク堂に入り,そのまま午後まで平気で過ごしています。本に囲まれるのがとても好きで,自宅の書斎も少しでもよい本でわが身を囲いたいと思っています。
しかし,子どもの頃の私はまったくそうではありませんでした。全然本を読まない子どもだったのです。
フィクションの世界に入り込んでいくことがでず,つくり話の何がおもしろいのかわかりません。意を決して読もうと思っても,2,3ページ読んだだけで,もう眠たくなってしまっていました。
フィクションはだめでしたが,図鑑を見るのは大好きで,みんなが小説をにこにこしながら読んでいるその横で,私は図鑑を眺めていました。
では,私はいつからこのような本好きになったのでしょうか。
本を読むということはとてもおもしろいことだと思ったきっかけは,中学3年生のときにありました。あれは受験勉強の最中でした。毎日毎日の受験勉強に飽き飽きしてしまった私は,何気なく子どもの頃の私に両親が書棚にそろえてくれていた世界文学全集をとりあげてみたのでした。つらつらと眺めているうちに,いつのまにか引き込まれていました。気づいたら,いすに腰掛けて読みふけっていました。おもしろくてたまらないのです。分厚いその本を,私は一気に読み上げてしまい,さらに2冊目に手を伸ばしました。
本を読むことがこんなに楽しい,おもしろいものだと,そのときはじめて理解したことを覚えています。
たまたま,その本は小学生向きでした。それを中学3年生がおもしろがって読んでいるのです。でも,お気づきだと思いますが,それでいいのです。いくら中学3年とはいえ,私には小学生向きのその本がおもしろかったのです。逆に言えば,小学生時代の私には,その本は面白くなかった。だからちょっと開いただけで読みもせず,ずっと何年も書棚に眠っていたのです。その本は書棚に並べられてから,私におもしろいと思って読まれるまでに5年ほどはじっと待っていたことになります。そして両親も。
これを,小学生向きだからという理由で,両親から毎日無理やり今日は5ページ,などと言って読まされていたらいったいどうだったでしょうか。私はきっと,大の本嫌いになっていたことと思います。本は苦痛を与えるものだと,心に植え付けられてしまったでしょう。身の毛がよだちますね。
私に読書を強いなかった両親に,今は深く感謝します。私のことをじっと待っていてくれたのですから。
それからの私は,すっと大の読書好きになったわけではありません。高校は高校でさらにいろいろと解決しなければならない個人的な課題が山積みで,私の場合はそれは読書ではなかった。高校3年間を通して,ほとんど読書と言えるようなことは,宿題を抜きにしてはありません。でもずっと「読書は楽しいもの」という感覚はわすれることはありませんでした。
おかげで今の私があります。「読書が楽しい」という感覚が,ある瞬間に発火してくれたのです。私の話はここまでです。
とにかく,答えは遠くにあります。子ども時代にまいた「準備」という種や「邪魔を除く」という種が実を結ぶのはずいぶん先だと考えて,あとはじっくり子どもと一緒に本を楽しみながら待つのがいいでしょう。
こんにちは。みや(@cottonweed1023)です。
前回は、人見知りがオフ会を主催することで得られるメリットをご紹介しました。
前々回のTwitterで知り合いを増やす方法を紹介した流れでこの記事を書きましたが、「イベントを主催するのはやっぱりハードルが高い」と感じる方も多いかと思います。
わたし自身もひょんなことからオフ会の主催をする機会に恵まれましたが、やはり自分で何度もイベントを主催するのは骨が折れます。そこで、主催という立場で人と関わることに少し慣れたわたしは、一参加者として別のイベントに参加するようになりました。
参加したのはオフ会…ではなく、当時の仕事に関係のあったIT系の勉強会。当時たまたま会社の先輩に誘われて勉強会デビューを果たし、その後は自然と他の勉強会にも参加するようになりました。
しかし、「勉強会に参加してみたいけどどうやって探したら良いかわからない」という方も少なくないでしょう。
というわけで今回は、勉強会を探す4つの方法をご紹介したいと思います。
あなたが会社に勤めている場合は、まずは会社の同僚や先輩に面白そうな勉強会を探している旨を相談してみると良いでしょう。相談した人自身が勉強会に参加していない場合でも、勉強会に参加している人を知らないか聞いてみると良いと思います。
勤めている会社にもよりますが、IT系の会社であれば「一度は勉強会に参加したことがある」という人は案外いるものです。
もし社内で勉強会に参加している同僚や先輩を見つけたら、可能であれば次に参加する予定のある勉強会に連れて行ってもらうことをお勧めします。
会社で相談できるような人が見つからない、あるいはそもそも会社に勤めていないという場合は、ネット上の知人で勉強会に参加していそうな人がいればその人に聞いてみるのもアリですね。
例えばわたしなんかは勉強会に参加するのがもはや趣味のようなものですし(笑)、アシタノレシピで執筆している他のメンバーでも勉強会に参加したことのある人は多いのではないかと思います。
そういった人に相談してみれば、きっと何かしらのレスポンスを返してくれる、はず!
人に聞くのがやっぱり苦手という場合は、ネットでまとめ情報を探してみるのも手です。
例えば、愛知で名古屋ライフハック研究会を主催されているコウスケさんはこのようなまとめ記事を書かれています。
参考:名古屋・愛知で大人気の朝活・読書会・勉強会まとめ – ライフハックブログKo’s Style
わたし自身もお勧めの勉強会をまとめたイベントカレンダーを作成したり、過去に参加した勉強会はできる限り参加レポートを書くようにしています。
読書会などはNAVERまとめでもよく取り上げられています。こういった情報を、ぜひ活用してみてください。
まとめ記事以外にも、以下のようなイベント管理用のウェブサービスから勉強会を直接検索することもできます。
参考:Peatix (ピーティックス)| グループ・イベント管理、チケット販売・集客サービス | Peatix
参考:こくちーずプロ(告知’sプロ) ひろがる!つながる!イベント・セミナー・勉強会の集客支援サービス
参考:セミナー・勉強会・イベント管理ツール | Doorkeeper
参考:connpass – エンジニアをつなぐIT勉強会支援プラットフォーム
Peatixとこくちーずプロは、業種に関わらない幅広い層を対象としたイベントが多いです。一方、DoorkeeperやconnpassはIT系のイベントが多い印象です。
サービスによって登録されているイベントの種類が異なりますので、それぞれのサービスを見てみて自分に合っていそうなイベントを探してみると良いでしょう。
こういったサービスは開催日や開催場所からイベントを検索できて便利な一方で、怪しげなイベントが登録されていることも時々あります。初めて勉強会に参加するのであれば、ちゃんとしたイベントかどうか注意して確認することをお勧めします。
今回ご紹介した、勉強会を探す方法は以下の4つです。
1.会社の同僚や先輩に聞いてみる
2.勉強会に参加していそうなネット上の知人に聞いてみる
3.勉強会に参加している人がまとめた情報を探してみる
4.イベント管理サイトで探してみる
知らない勉強会に飛び込むのはなかなか勇気がいりますので、まずは知り合いに相談してみるのがお勧め。わたしにも、気軽にご相談くださいませ!

皆さん、こんにちは!ベック(@beck1240)です。
早い物で5月も終盤にさしかかっています。前回の週刊アシタノから3週間が経過してしまいました・・今週は3週分、一気に駆け抜けます。(盆と正月が同時にきた感じになってしまい・・申し訳無いです)
ということで気を取り直して5/2〜5/22の3週間分の週刊アシタノ、行ってみましょう!
落語家の人たちは、ほんとうにすごいな、と思います。
しゃべりと身振りだけで物語を鮮明に伝え、人を笑かし、感動させるのですから。誰にでも出来る芸当ではありません。
しゃべくりだけで何かを、聞き手の興味をひきつつ伝えるというのは、職人芸だと思います。
そんな芸当を、簡単に身につけることができる訳はない訳で。
でも、落語家ではないぼくたちは、何かを伝えるためには、しゃべりのみにこだわる必要はさらさらない訳で。
しゃべり以外の使える道具はどんどん導入しちゃえばいい。
それを自分の武器として使っていくことで、何かを伝える手助けをしてもらえばいい。
授業においては、「黒板」がその役を担ってくれます。
よくありませんか?話を聞いてる最中、ふっと気を緩めた瞬間に、「ん?今なんて言うてた?」なんてことが。
「さっき何て言うてたっけ?」と、それまでの流れを見失っちゃうことが。
話すだけでは、さーっと流れていってしまうわけです。
そんなとき、黒板を使うことで、聞き手に対し、話した内容を残しておくことができます。
重要な事柄や、話の流れを書き残すことで、確認することができるようになります。
書き残しておいてほしいことを、提示することができます。
何かを伝える際に、黒板の役割はいろいろあり、とても大切な部分を担ってくれています。
がゆえに、「そこに何を書くのか?」はとてもとても重要になってきます。
黒板をどのように使うのか?は、非常に研究しがいのあるテーマです。ほんとうに毎度毎度悩ましい。
一回の授業で、書くことのできる量は決まっています。
書くという行為は、けっこう時間がかかるもの。それを書き写す時間も考慮に入れなければならず、多くの事柄を、すべて書き残していくなんてことはできません。
黒板に何かを書き付けたり、書いたものを書き写してもらったりする時間ばっかりになるのもちょっとまずい。
なので、黒板に書く内容は、ほんとうに必要なことにしぼりこまなくちゃいけません。
しぼりこむためには、全体として「何を伝えるのか?」をはっきりさせておく必要が出てきます。
「伝えたいこと」を強く意識しなければ、書くべき内容をしぼり込むことは難しいから。
全体を通じて、自分は何を伝えたいのか、何が伝わってほしいのか明らかにしておくことが大切です。
伝えたいただ一つのことをより効果的に伝えるために、「黒板を、何を伝えるために、どう使うのか?」。
そう自問し、「何を伝えるための板書なのか?」を明確にしておかなければ、自分が伝えたいことを、伝わりやすくしてくれる板書を考え出すことはできません。
「何を伝えるための板書なのか?」
この問いは、常々自分に投げかけ、考えていきたいものです。
プレゼンにおいては、黒板のような役割を、「スライド」が担ってくれることでしょう。
「書いて消す」って行為がない分、同じ時間内でも、黒板に比べてスライドではたくさんの枚数を提示することができ、多くの情報を伝えることができます。
その分注意しなければいけないのが、ついつい多くを詰め込み過ぎてしまうこと。
スライドには、伝えたいことを文章にし、いくらでも書いて提示することができます。
それを読み上げ、進行していくって方法をとることもできるでしょう。
でもその方法は、伝えたいことを効果的に伝えるための手段になることは、まずありません。
伝える内容を、話そうと思っていることをすべてスライドに書く必要はないと思いますし、そんなことをしたらスライドが文字だらけになっちゃう。
聞き手になって考えてみましょう。文字がたらふく書かれているスライド。それをただただ読み上げている話し手。。。
そんなプレゼンをされても、うんざりですよね。
そうならないためにも、ほんとうに載せるべきことをスライドに載せる必要があります。
うんざりさせず、それでいて伝わるスライドを作るために必要なこと。
自分に問いかけるべきこと。
常に意識すべきこと。
「この一枚で伝えたい一つのことは何か?」
スライドを考える上でも、「伝えることは、ただ一つ」の原則は生きてきます。
一枚一枚のスライドに対して、「この一枚で何を伝えるのか?」を問う。
一枚一枚伝えたいことが定まったらなら、その伝えたいことを、できるだけシンプルに表現する。
そうして、スライドを話し手である自分の強力な武器に仕上げていきます。
文字は大きめのほうがいい。
図で表現したほうがいい。
一枚に載せる情報は、できるだけ少ないほうがいい。
スライドは、贅沢に使っちゃえばいいんです。
スライドは、あくまでもしゃべりを補助する道具。
スライドだけですべてを伝える必要はない。
ぼくは、あくまでも主役は「しゃべり」という意識でスライドを考えていきます。
しゃべりとスライドをセットで考え、互いに高め合うように。
しゃべりをより効果的なものにしてくれるのが、スライドの役割です。
まとめます。
言葉でベラベラしゃべるだけでは、聞き手の心を惹きつけることはなかなかに難しい。
難しいしゃべりの頼もしいパートナーとして、スライドを活用してほしいと思います。
では、お読みいただきありがとうございました。
こんにちはー! ブログ「今、夢に生きる」のはぎたかし(@takashi_h7)です。
アシタノレシピでは「等身大のお金のレシピ」をお送りしています。
まず、連載の初回では、お金のことになると不安を感じさせるような話題が多いので、まず「ないもの」より「今持っているものを確認する」ことから始めましょう、とお話しました。
参考:お金の不安を感じたら、まず「持っているもの」を確認しよう
さらには、前回、持っているものを確認するスタートに「預貯金をはじめとした財産一覧(資産リスト)」を作ってみてはどうでしょう、と提案しました。
今回は、その続きにあたります。
「持っているものを確認する」には、公的保障を抜きには語れません。
まずは(公的な)健康保険から始めましょう。
身近でありながら、実はとっても手厚い健康保険。
これを知っているだけで、お金の不安を煽るフレーズをいくつか一刀両断できるようになるくらいです。
まず、健康保険にかぎらず公的な保障については、どこまで書くのかけっこう悩むのが正直なところです。
制度を網羅しようとするほど分かりにくくなる。
分かりやすくしようとするほど、情報を削ぎ落とさないといけなくなる。
どうしようかと思いましたが、結論は「ポイントを簡単に書く」ことにしました。
アシタノレシピの読者の方なら、必要な情報を検索するのはお手のものでしょう。
公的保障は、オフィシャルのページのページを見ればいくらでも詳しい情報が出てきます。
例えば、今回のテーマの健康保険であれば、
参考:全国健康保険協会(中小企業にお勤めの方)
参考:国民健康保険中央会(自営業の方)
※大企業にお勤めの場合には、それぞれの健康保険組合が独自のウェブページを持っていると思います。
なので、私の記事では「制度を細かく解説する」よりも、「へー。そんな制度があるんだ」と大まかに概要を知ってもらおう、と。
情報が何でも検索で取り出せるようになった今、一番差がつくのは「検索しようと思うかどうか」。
検索しようと思うかどうかは「そういう公的保障が日本にあると知っているかどうか」だけだと思いますので。
それでは、本論に入りましょう。
健康保険には様々な給付がありますが、その中でここだけは知っておきたい!というポイントを3つピックアップします。
健康保険を使って、治療を受けた場合には、窓口で請求されるのは3割だけ。
ここまでは皆さんご存知ですよね。
なので逆に、健康保険がきかないもの(3割ではなく全額負担になるもの)の代表を少し知っておきましょう。
●差額ベッド代(個室代)
入院したときの差額ベッド代(個室代)は、健康保険が効きません。
個室代は病院によってまちまちですが、一日5千円から10千円くらいが多いです。
これは「一日」なので、一泊二日の入院なら✕2になってしまいます。
なので入院して個室に入ったら、治療費より個室代のが高かったなんてのがよくある話。
「個室代は、患者の同意書を得なければ請求できない」のがルールなので、個室の話が出たらしっかりと説明を受けましょう。
●先進医療
先進医療も健康保険が効かず、全額自己負担です。
…ちょっと本筋から外れますが、(民間の)医療保険を販売する人にとっては、これが「公的保障の欠けている部分」のように言われて、セールストークになっていたりします。
「先進医療は全額自己負担なんですよ。がん治療で最先端の重粒子線治療とかだと最大で300万円近くかかることもあります」なんて。
「やっぱり治療の選択肢は広げておきたいですよね。先進医療特約も付けておきましょう」ってな感じで話が展開していくんですが、実は民間の先進医療保障は、月あたり缶コーヒー一本分くらいの値段しかしません。
保険料が安いということは、それだけ保険会社が払っている保険金が少ないということ。
確かに、治療の選択肢が広がるのは間違いありませんが、先進医療は使えるケース(対象になる病気、行える施設)がかなり限られていて万能ではない、というのは知っておきたいところです。
次にぜひとも知っておきたいのは「高額療養費」
医療費の負担が重たくなりすぎるのを防ぐ仕組みです。
月あたりの医療費が一定以上になるとリミッターがかかります。
極端な話、月の収入が50万円くらいまでであれば一ヶ月で医療費が100万円かかっても高額療養費のおかげで負担額は9万円弱。
月の収入が27万円に満たないなら、6万円弱です。
(本当は「月の収入が」という書き方は正確ではないんですが、目安として)
この高額療養費の制度があるので、民間の医療保険不要論を唱えるFPも多くいます。
この制度の注意点は、以下。
●月単位は「一ヶ月間」ではなく、暦上の月
同じく10日の入院をするにしても、5/25~6/3の入院をする場合と、5/15~5/24の入院をするのでは適用のされ方が変わります。
月をまたいでしまうと、「5月入院の7日間でかかった費用」と「6月の3日間でかかった費用」に分けて、それぞれが上限を越えていないか判定されます。
入院のタイミングをコントロールできるケースは少ないかもしれませんが、もし急がない入院であれば月をまたがないように考えたほうが高額療養費の制度は使いやすくなります。
●差額ベッド代(個室代)や先進医療は対象外
また、もともとが健康保険の一部なので、そもそも健康保険が効かないものには適用されません。
先ほど書いた、差額ベッド代(個室代)や先進医療は対象外は対象外になります。
もう少し詳しくは、こちらを。
参考:高額な医療費を支払ったときは高額療養費で払い戻しが受けられます
傷病手当金は、病気やケガで働けない期間の収入を保障してくれる仕組み。
これがサラリーマンにはあって、自営業の方にはないんです(自営業の方が加入する「国民健康保険」に傷病手当金がない)
個人的には、自営業にこそ必要な保障だと思うんですが。
病気の治療等で働けない期間が出た場合、4日目から収入の2/3を目安に一年半まで支給されます。
(収入の2/3という書き方は正確ではないんですが、目安として。正確には「標準報酬日額」と呼ばれるものの2/3)
なので、時々耳にする保険の売り文句「働けなくなったら収入がなくなって困りますよね」は、サラリーマンの人にとっては誇張。
受給開始から一年半は無収入になりません。
参考:病気やケガで会社を休んだときは傷病手当金が受けられます
一方、自営業の人にとっては何も保障がないので、きちんと考えておきたいポイントです。
考えられる対策としては、自分が働けなくても仕事が回る仕組みを作ったり、無収入期間が出ても耐えられるくらいの資産を用意しておく等。
ちなみに、フリーランスの方が資金を積むための有力な方法として「中小企業倒産防止共済」があります。
掛け金を全額経費として落とせて月5,000円からOK。
12ヶ月以上続けていれば解約したときに掛け金の80%が戻り、40ヶ月以上なら100%戻ってくるという、かなり心強い仕組みです。
あるいは、まとまった資金が用意できるまでの間、民間の保険で「つなぎ」を検討するのもありですね。
所得補償保険というやつです(似たような名前で、収入保障保険という全く別物の保険があるのでご注意を)
まとめましょう。
以上、公的な健康保険について3つだけポイントを拾ってまとめてみました。
書けば書くほど、しみじみ「手厚いよなぁ」と思います。
細かい話はともかくとして、大枠だけでも知っておいてもらえばお金の不安を解消する助けになってくれるはずです。
それでは、また2週間後にお会いしましょう!
こんにちは。「単純作業に心を込めて」の彩郎です。連載「普通の個人が、ブログのある毎日を送り続ける、ということ」の第4回をお届けします。
前回は、2012年3月当時の私が、抱いていた平和な閉塞感を解消すべき課題として捉えるように至った経緯と、平和な閉塞感を解消するためブログを始めた、ということを書きました。今回は、この体験談に関連して、次の3点を考えてみます。
私の場合、平和な閉塞感を生んでいたのは、
という2つでした。
ところで、この2つは、私だけに特有のことではなく、今の日本社会の中で生きている、だいたい30代半ばくらいの方々の中の一定割合の方々にも、そこそこ当てはまるのではないかという気がします。というのも、この2つにつながりやすい構造の中を生きている方々が、それなりにいらっしゃるように思うためです。
(もちろん、すべての人に当てはまるとまで言いたいわけではなく、こんな構造の中で生きる人が普通の多数派だと言っているわけでもありません。)
●
たとえば仕事の場面を考えてみます。
30代半ばというと、仮に新卒でどこかに就職して、そのまま同じところで働いているとすると、その場所で10年程度の年数を経験した、というくらいの年齢です。経験10年といえば、ちょっとしたもので、業種にもよりますが、少なくとも新人ではありません。
短くない経験を積む中で、いろいろな知識・技能やノウハウを獲得しているでしょうし、見通しもつくようになったり、こうすればある程度の確率でうまくいく仕事の進め方みたいなものを掴んだりしているかもしれません。新人のころは、何をやるのも試行錯誤でしたし、自分の中にある使えるものをは総動員せざるを得なかったのに対して、試行錯誤する必要性も、自分の中にあるすべてを総動員する必要性も、低下しています。
と同時に、責任も出てきます。それなりの成果や役割を期待され、それなりの成果を上げ、期待に応える必要も出てきます。すべてにおいて失敗前提で試行錯誤するわけにはいきませんし、多くの仕事で、自分のどの部分が求められているかがなんとなく分かりますので、的確にそれに答えていくことも大切です。
●
試行錯誤しなくても何とかなるし、自分のすべてを総動員しなくても何とかなる。反面で、確実な成果が求められることが多くなるため、試行錯誤がしづらくなる。また、自分の中にある特定の部分を求められることが多くなるため、自分の中の一部分が発揮されないまま残されることになる。30代半ばくらいには、こんな構造があるような気がします。
私が、平和な閉塞感を解消すべき課題と捉えた理由は、平和な閉塞感の底に、
という2つを感じたためです。
ここには、試行錯誤というものに価値を置き、また、自分の全体を発揮したいと考えていた、私の個人的な価値観があります。
ですが、試行錯誤そのものが減っている状態や、自分の中にある大切な部分が発揮されることなく残されている状態は、どんな価値観を持つにせよ、解消すべき課題なのかもしれません。
●
試行錯誤が必要なのは、新しい要素を毎日の生活の中に取り入れる必要があるからです。
試行錯誤が減るとは、新しいことを試すことが減ることです。必然的に、自分の生活の中に、新しい要素が入ってくること自体が減ってしまいます。人の生活とは、無数の要素を束ねた流れのようなものです。新しい要素が入ってこなくなると、淀んでしまい、停滞します。
変わらない毎日を大切にしたいんだから、新しい要素なんて必要ない、という考えもあるかもしれません。でも、常に新しい要素を取り込んでこそ、変わらない毎日が維持されます。変わらないためには、変わり続けることが必要です。
毎日の生活の流れを淀ませないために、試行錯誤は、大切な役割を果たしています。
●
自分の中の全体を発揮することが大切なのは、全体で自分だからです。
一部分だけを発揮して毎日を送っていると、残りの一部分は、発揮されないままになります。
うまく機能する一部分だけを集中的に発揮したほうが合理的で、すべての部分を発揮しようとするのは不合理で非生産的な気もします。
でも、いろんな部分を束ねた集合体が自分です。自分の中の一部分を発揮しないということは、自分の一部分が死んでしまうようなものです。うまく機能する部分だけを合理的に取捨選択して発揮すると、発揮されない部分が残り、その部分が死んでしまいます。とりわけ、自分としてはとても大切に思っている自分の一部分を発揮できないと、自分で気に入っている自分を活かすことができず、自分を貧しく感じてしまうかもしれません。
●
このように、試行錯誤によって新しい要素を生活の中に取り入れることと、自分の中の全体を発揮していくことは、毎日を生きていく上で満たすべき条件のひとつのような気がします。
閉塞感を解消するため、私が採用した解決策は、ブログでした。
私がブログに求めていた役割は、次の2つです。
この2つは、閉塞感を解消するための基本的な方向性を示しているように思います。
閉塞感を解消するため、試行錯誤を増やすには、どうしたらよいでしょうか。
試行錯誤が減ってしまったことには、構造的な問題があるのですから、これを解消するのが早道です。
構造的な問題とは、ひとことでいえば、気楽に失敗できなくなっている、ということです。であれば、気楽に失敗しやすい状況を作ってやることが、解決策になります。試行錯誤を促す条件を整えるわけです。
実験場を用意することが、ひとつの解決策になります。実験場での失敗は、実験場の外には波及しません。だから、思う存分失敗できます。
基本となる日常においては、求められる役割や責任を果たしつつ、無用な失敗は避け、着実に成果を上げる。他方で、実験場では、失敗前提で新しいことをどんどん試す。実験場の中での試行錯誤の多くは失敗するけれど、中にはうまくいくこともある。うまくいったことの中から、気が向いたものを、基本となる日常に取り込む。
こんな仕組みが、試行錯誤を増やし、毎日の生活に新しい要素を加え、流れを生み出します。
閉塞感を解消するためのもうひとつのポイントは、自分の中にある大切な一部分を全部発揮することです。このためには、何ができるでしょうか。
自分の中の一部分が発揮されることなく残ってしまうことにも、構造的な問題があるのでした。要するに、社会的な責任や役割が増えるにつれて、他者から求められる部分に偏りが出てくるために、求めに応じて発揮する一部分にも偏りが出てくる、ということです。
でも、他者から求められる部分に偏りが生じるのは、ある意味当然です。また、たとえ一部分だけだとしても、自分の中の一部分を求められることはありがたいことです。だから、他者から求められるものに応える場面では、他者から求められるものにきちんと応えることを、基本としたいと思います。
そのかわりに、別の視点を加えます。他者から求められるか否かに関係なく、自分が発揮したい部分を発揮するための機会を大切にする、ということです。
他者から求められるか否かに関係なく、自分からそんな機会を作るのですから、当然、見返りは求めません。自分を発揮させていただく、という姿勢です。
でも、こんな姿勢で発揮した自分の一部分が、ひょんなことから、価値に結びつくこともあるかもしれません。
●
基本となる日常から隔離された実験場のような場所。
自分が発揮したい部分を少しずつ発揮するための機会。
毎日の生活に、こんなものを用意すると、閉塞感の原因が少しずつ解体され、閉塞感は少しずつ解消に向かいます。
いろんな形がありうると思うのですが、ブログもそのうちのひとつです。
この記事を書きながら改めて考えたことは、毎日の生活の中に新しい要素を取り入れることの意義でした。
これまで私は、「私は、今の生活に十分満足している。収入を倍増させたいとも、出世したいとも、新しい世界を見たいとも、考えていない。今と同じような毎日が、平和に続いていけばいい。」というように考えていました。そして、「毎日の生活に新しい要素を取り入れることは、それほど大切ではない。」と感じていました。
でも、毎日の生活は、無数の要素で構成される流れです。家族と過ごしたり、食事をしたり、仕事をしたり、本を読んだり、歯を磨いたり、そんな無数の要素が束になって流れて、毎日があります。変わらない毎日を大切にするとは、この流れを大切にすることです。そして、毎日の生活という流れを変わらないものとして大切にするには、新しい要素をどんどん取り入れていくことが必要なんだということに、今回の記事を書くことで、気づくことができました。
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今回は、ずいぶんと抽象的な話になってしまいました。
次回は、もう少し具体的に、私がブログ「単純作業に心を込めて」を始めてからしばらくのことを書きます。
ブログというメディアの特徴を実感したことや、どのようなルールにもとづいてブログというゲームに取り組んでいたかを、ふり返るつもりです。
また2週間後にお会いしましょう。
こんにちは、BECK(@beck1240)です。
自己管理の基礎を取り扱う「自己管理のベーシックレシピ」、今回で自己管理編は最終回です。
前回は「目標の考え方と立て方」ということで、、目標についての考え方と、行動を変えていくための目標の立て方について紹介したいと思います。
今回は「目標を行動に落とし込む」というテーマで、立てた目標を実際に行動に落とし込む為の考え方、テクニックを紹介したいと思います。

例えば「海外でビジネスが出来る様になりたい」という大きな目標のために、今年の目標として「TOEICで800点を取る」という目標を立てたとします。
現在600点程度の実力だとすると、Google検索で「目安時間」を調べるとこのサイトにたどり着き、おおよそ650時間程度の勉強が必要という事が分かります。
12月のTOEICで800点を取ることを目標にするのであれば、1月に目標を立てたとすると、大凡11ヶ月間で月60時間程度、1日換算で2時間程度の勉強が必要という目安が見えてきます。
もちろん、勉強の内容も重要です。単語や文法、リスニングや過去問など、苦手分野や試験までの残り日数などを勘案して計画的に勉強内容を組み立てる必要があります。
恐らくは、12月の試験までに複数回試験を受けて都度自分の勉強の成果や苦手分野の確認などを行う必要もあるでしょう。それによって、勉強の内容も都度都度見直す必要が出てくるでしょう。
そして、実際に行動に移す際に重要になるのが「いつ(或いはどこで)」「何をやるのか」の2点を明らかにすることです。通勤電車で英単語を覚える、毎朝出社前にラジオ英会話を聞く、帰宅後1時間問題集にあたる、など最終的には毎日の中で「いつ」「何をやるか」を明確にする必要があります。
少し例が長くなってしまいましたが、アクションプランを立てる作業イメージはおおよそ掴んで頂けたのではないかと思います。ポイントをまとめると、
こういった事柄を目標毎に明らかにしていくことで、目標達成までに自分がやるべき事を日々の行動レベルにまで落とし込むことが可能となります。
少し水を浴びせるようなことを言うと、アクションプランを綿密に立てたとしても、多くの場合は絵に描いた餅で終わります。
先に挙げた英語学習の場合、2時間の時間を新たに英語学習のために確保しようとしても、元々日々の生活の中で、その2時間は何かに使われています。つまり、何か新しいことを始める時には、同時に「何を止めるか?」についても考える必要があるということです。
先に挙げたアクションプランで決めるべき事柄「1日の中で、いつ、何をやるのか?」に通じるのですが、例えば今まで電車の中でスマホゲームをやっていた時間を英単語学習にあてる、毎晩23時に見ていたテレビ視聴の時間を問題集を解く時間にあてる等、具体的に「今までxxをやっていた時間と置き換える」と考えると良いでしょう。
また、人は恒常性維持の性質があるため、新しいことを初めても、またすぐに元の状態に戻ろうとします。特に勉強や運動を新たに生活に組み込むような、意思力を必要とする行為の場合はこの傾向が顕著です。
恒常性維持を乗り越えて、新たな習慣づくりを行う際に良く用いられるのが「ベビーステップ」と呼ばれる、敢えて継続が難しくない簡単なことからはじめる工夫です。
例えば、英語であれば「1日1回単語学習アプリで20単語分」などの、ごく簡単なところから・・或いはそれでも継続が難しいなら「単語アプリを開く」の様なごくごく簡単な所からはじめます。中身は二の次で、まずは続けることから始めましょう。
勿論、いつまでもベビーステップのままでは、目標の達成はままなりません。習慣化ができてきたと感じたら、徐々にアクションの負荷を挙げていく必要があります。
新しい習慣を身につける際には、おおよそ3週間程度の意識的な継続が必要と言われているので、1年のアクションプランの内最初の1ヶ月程度はベビーステップから入り、徐々に負荷をあげていきましょう。

先の方針に則ってアクションプランを立てたなら、おおよそ今の時期に、何を、どの程度やるべきかという指標が見えていると思います。
これを実際に日々のやること(タスク)に落とし込んで行く作業が、週間計画です。

基本的には週の頭なり、週の終わりなりに1週間分の目標を立てて、それを達成する為の具体的な行動をやることリスト(タスクリスト)に記載し、可能であればそれを実行するための時間も押さえてしまいます。

例えば、英語学習の場合であれば、直近試験のない基礎力&英会話力養成の期間であれば、以下の様な目標とタスク化を行います。
私の場合は目標の書き出し、時間の確保を手帳のWeeklyリフィルで行い、日々のタスクをdailyリフィルに書き出しますが、これらに用いる道具はEvernoteでもGoogleカレンダーでもToodledoでもTodoistでもなんでも良いと思います。
最も重要な事は、その週の目標を明らかにし、それを日々のタスク(いつ、どこで、何をやるか)に落とし込むことですので。
週間目標やアクションに対して、実行した結果を日々記録し、1週間単位でその達成度を振り返る時間を持ちましょう。

毎日のタスクとして書き出された目標達成のためのアクションの実行度合いを確認するカタチでもよいですし、勉強であればStudy Plusの様な教材毎の勉強時間を記録するツールを用いても良いと思います。

できれば、週間目標「iknow350単語分」に対して実行結果「iknow300単語分」といった具体的な数値での達成度合いが測れるカタチでの目標策定と実行結果記録がのぞましいですが、記録することが面倒になる位であれば、単純に日々のアクションを記録するだけでも良いと思います。
今回は「目標を行動に落とし込む」というテーマで、立てた目標を実際に行動に落とし込む為の考え方、テクニックを紹介しました。
前回の記事に書いたとおり、私は目標を「資産」、「プライベート」、「仕事」、「能力」、「健康」、「精神」の6ジャンルに分類し、その中で具体的な目標を定めています。今回例で何度も挙げた「英語」は「能力」に関する目標のひとつです。
その年に達成したい目標が30個あって、それぞれにアクションプランを作成したり、週間目標やタスクに落とし込むのは面倒、と感じられるかも知れません。
ただ、人が一時に意識できる物事はそれほど多くはなく(短期記憶は意味単位で7±2ぐらいが限度)、例えば30個の目標に対して、時間軸を意識して今何をすべきかを、常時把握することはまず不可能です。
この場合の一つの解としては、目標を2,3個に絞る、というものが考えられます。そうすれば、目標を常時意識しつつ、そこから今何をすべきかを考えて行動を起こすことを考えながら走ることも不可能ではないでしょう。
どういった目標を立て、どうアプローチするかは人それぞれ違って良いと思いますが、一つだけ言えることは「どんな目標も行動に移されなければ意味が無い」ということです。
是非、行動に移しやすい目標策定、アプローチの方法を模索してみて下さい。
今回で「自己管理のベーシックレシピ」は終了です。次回からは新シリーズ「情報管理のベーシックレシピ」を始めたいと思います。
参考書籍
突然ですが、あなたは今何を考えていますか?
仕事のこと?お昼ご飯のこと?恋人のこと?天気のこと?今日の株価?いくつものことを考えてはいませんか?
全ての人に当てはまるわけではありませんが、大概の人はマルチタスクを好むと言われています。
つまり仕事のことをやりつつお昼ご飯のことを考えたり、恋人とのデート中に株価を気にしてみたり。
これはよくあることだし、仕方のないことなのですが、脳の作業効率を考えた場合にはかなり効率が悪くなります。
仕事や勉強を集中してやるべき時に、ご飯のことを考えていては仕事も勉強もはかどりませんよね?
特に読書なんかは読むことに集中しなければ、せっかく読んでる本の内容が頭に入ってきません。
この状態は、集中するべきこと以外に脳内メモリが使用されているため、脳のパフォーマンスが落ちている状態なのです。
そんな脳のパフォーマンスを下げないために、常時『忘れるためのメモ』をとれる環境を用意しておく必要があるのです。