学生時代使えてた「便利ツール」が会社で「使えない」?じゃあそのツールを使う本質ってなんだ?

photo credit: English106 via photopin cc

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みなさんこんにちは。いとーちゃん@saiutです。
新社会人となる方が多い季節でございます。

企業に属すと、便利だったツールが使えないようにする企業もあります。

「便利なのに使えないなんて意味わからん」
と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、それは事実なんですよね。

かといって、今まで便利に使えてたツールがそのまま使えないとキツい。

じゃあどうするか?代わりとなるツールを使ってみればいいんじゃない?というお話です。

使えなくなるって??

photo credit: Allie Holzman via photopin cc

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企業に属すと、便利だったツールが使えなくなる。

さて、これはどういうことなのでしょう。
メモのツールで、どのデバイスでも使えるEvernoteを例に出して説明します。

Evernote | Evernote、Skitch、その他のファミリーアプリですべてを記憶。

Evernoteの便利なところは「いつでもどこでもメモして、それをいつでもどこでも取り出せる」というところにあると思います。

すなわち、「業務中にメモしたことを家で見れる」ってことですよね。もちろん逆も然り。
業務中にメモしたこと、というのは「気になったこと」はもちろん、果ては「顧客情報」といった情報までメモすることが出来るのです。
顧客情報をEvernoteに保存して、家で見ててそれが流出した…なんて、考えただけでゾッとします。

「自分はそんなことするわけない!!」と言う方ももちろんいますが、世の中には色んな人がいますし、故意でなくても流出する危険があるわけです。
「便利さ」と「企業として守るべき情報が流出するリスク」を天秤にかけたときは、やっぱりリスクはない方が良い。そうなるわけです。

そういうわけで、今紹介したEvernoteや、他にはDropboxといったクラウドサービスでどこでも見れるようなものは使えないことはよくあります。
この言葉はあんまり使いたくないですが、企業に属する以上「仕方ない」ことだってあります。
だからといって、縛られたままでは嫌だし、便利にしたいですよね?

ちなみに僕の勤めている会社はEvernoteもDropboxもアウトです。

そのツールを使う本質は何?

photo credit: dotmatchbox via photopin cc

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こんな話になってきます。
先ほど例に出したEvernoteで話を続けましょう。

Evernote便利やわ〜〜ほんまええわ〜〜って使っているのはいいですが、じゃあ何故それを使うのか?というところを考えてみてください。

  • どこでも見れるところがいい?
  • どこでもメモ出来るのがいい?
  • メモの検索性がいいから後から見返しやすい?
  • 音声も画像もテキストも何でも保存出来るからいい?

このように、Evernoteを使う上で便利な点はいっぱい出てくると思います。

では、「どこでも見れるところがいい」というのは、仕事のメモを家で見る必要があるのでしょうか?
企業にもよりますが、セキュリティが固い会社はだいたい家で仕事するのには難色を示す会社が多いはず。先ほども出した「リスク」がつきまといますしね。
(VPNでアクセスする会社のノートPCうんぬんはあるか。)

Evernoteをスマホで見ることも多いと思いますが、そのスマホを落としてしまうと…やっぱりゾッとします。
「四六時中持ち歩くスマホにあるEvernoteに仕事のデータを入れておく必要」がどこまであるのか。
休みの日でもそのデータを持ち歩いていることになります。休みの日もうなされるぐらい仕事のデータが必要なら…色々考えた方がいいかもしれないですね。

じゃあEvernoteじゃなくてもいいはずです。
どこでも見る必要がないから。ということはこれは本質じゃない。

他の便利なところも、実はEvernoteである必要がないのかもしれない。

なぜ自分がEvernoteにこだわるのか??を考えてみるのが大事です。

代替を探せ

photo credit: horrigans via photopin cc

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ようやくここまで来ました。ここもEvernoteで進めていきましょう。

Evernoteにこだわるのは「検索性」だ!!という結論に至ったとしましょう。
タグとノートブックとOCR。Evernoteは色んな角度から目的のノートを探すことが出来ます。

そんなツールないかな?と探してみると、意外とあったりします。

Microsoft OneNote – ノート作成ソフトウェア

Evernoteの対抗となるのがOneNoteでしょう。Microsoft版Evernoteと言える製品です。
Webページのスクラップから画像、メモや手書き。色んなメモが残せる製品。

OnenoteもEvernoteと同じようにノートと、それが集まったセクション(Evernoteでいうノートブック)で自分のメモを残すツールです。

「ノート」「セクション」「タグ」「フラグ」といった検索が出来ますし、OCRにも対応してます。
まさにEvernoteと同等(またはそれ以上)の検索性をもったツール。

OneDrive(クラウド)にもノートを保存できますが、ローカルにしか保存させないことも可能です。
会社としてクラウドへのアクセスが禁止されていたらそもそもOneDriveへのアクセスが不可ですね。

このようにEvernoteにこだわるだけではなく、その場その場で必要なツールを選択すればいいわけです。

もちろん今までずっとEvernoteを使っていたので慣れている部分も大きいかと思いますが、
今まで使ったことのないツールを使うのは頭を使いますし、そういったところも勉強になります。

まとめ

ツールにこだわることもいいでしょう。でも、柔軟さも大事。

場面場面を臨機応変に対応していくことが出来ればもっと成長できるんじゃないかなーと思います。

見返したらこんな記事書いてました。
Evernoteが使えなくても、「紙」→「デジタル」変換しよう!代わりのツールがあるからね。

FenrirFSももちろん使ってるけどEvernote代わりは今OneNoteですね。
用途が変わってきた。

おあとがよろしいようで。

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