第三者視点モードが欲しい今日この頃~週刊アシタノレシピvol.9~byぱうぜ

週刊アシタノレシピvol.9

今回の週刊アシタノレシピは、ぱうぜ(@kfpause)がお送りします。
暖かくなったり、ものすごく寒くなったり、まだまだ寒暖の差が激しいですが、少しずつ春に進んでいますね。大学行事もあとは卒業式を残すばかりとなっておりまして、もうすぐ新年度です。
新しいことを始めるのにも、ぴったりですね。

≪アシタノレシピからのお知らせ!≫

ということで・・・4/19にアシタノワークショップを1年半ぶりに開催します!
新しいことを始めるのにぴったりな4月。あなたも、実際に試してみませんか?
今回のテーマは「仕事がタノシクなるコラボレーション術」 。
普段何気なく行っている仕事上でのコミュニケーションを改善することで、より効果的なコラボレーションが行える様になることを目指す実践型ワークショップです。

アシタノワークショップVol.3 : ATND

参加者募集中ですので、どうぞご検討ください!たくさんの方と「色々と試してみる」ことを心待ちにしています。

≪今週の記事を紹介します≫

それでは、恒例の「今週の記事紹介」からいってみましょう。
厳しい交渉に挑む時ほど相手の立場で考える ~忙しいビジネスパーソンのための「軍師の心得(その4)」~

事前の準備と「相手の立場から見た」視点の重要性。交渉というと「自分の立場を売り込む」ものだと思っている人がいるのですが、そうではなくて、「相手から見て自分と取引することが得だと思わせること」ですよね。

ハワイからアシタノー幸せになる方法ー

「自分を変えるのは長期戦」だと覚悟して、日々のちょっとしたことを見逃さずにいられた人。そういう「成功者」の話を後から聞くとなんでもないように聞こえるのだけれども、そうではないですよね。スゴいセンパイに話を聞いたりする時って、どうしてもセンパイは照れて発言するから、そのときの心持ちまで聞くようにしてみよう、そうしよう。

「ありがとう」と言うと相手も自分も幸せになれる明確な理由

内容だけでなく、構成もすごい4コマ。アシカノちゃん目線とjunさん目線、両方を考えながら何度も読める良記事です。これ、授業でも紹介したいな。紹介されている『嫌われる勇気』はいま読んでる最中で、この問題を考えるにも、アドラー心理学の入門としても、アシタノレシピ読者にお勧めの本ですね(たぶん、誰か記事書くのかな)。

習慣化は「やるかやらないか」ではないってこと。こち亀にも似たようなの書いてる。

やることを決定事項にしてしまって、とりあえずやる。・・・習慣化するくらい続けると、なんで「やるかやらないか」と悩んでいたかばからしくなるくらい、空気になる、ということですね。・・・はい、それはわかってるんですが3日坊主になりがちです。
「ぱうぜよ、食事日記を書くのは決定事項なのです、やりましょう」
は、はい・・・(笑)。

『黒ヤギさんたら読まずに食べた』とならないために。お手紙を書くときの心得。【アシタヲタノシクスルコント】

「別人問題」をうまく使った「時間差セルフレビュー」のお話。たしかに、SNSでのお便りは、一瞬で送れてしまうためにミスりがちですよね。
・・・まあ、何度書いてもボーイフレンド宛のお手紙はパパが食べちゃうんですね・・・(笑)。ゼロ歳児がデジタルデバイスを使いこなすようになったときが見物ですね(違)。

正論を言っているのに伝わらないあなたにおくる処方箋

「やるだけやってるのに伝わらない」。それは本当に相手の立場からみて「やるだけやったのか?」という問題が隠れていますね。タカオさんはそれを指摘しつつも、最後にもう一つ大事なことを述べています。
・・・最後は諦めも必要、と。コミュニケーションである以上、「ゼッタイに成功する」はありえません。どうやってもソリが合わない人もいますからね・・・(と言いながら、授業アンケートを見返していたり)。

「ミーティングで発言するときのコツは?」役割と視点を切り替えてみよう

卒業直前の4年生からいただいた質問その1です。私自身、余計なこと言い過ぎて自爆するタイプなんで、かすみさんのようなことが出来る人は羨ましいです。

≪今週に見つけたイチオシ記事≫

今週は、研究関係の話題が大きく取り上げられました。どんどん状況が変化する中、それを受け止め、発信する側(SNSやブログなど)の人達の発言も、実に様々なものが見られました。その中には、目に余るものもあります。
冷静さを欠きたくない。そして、今回の問題は、自分自身もこの先ずっと気をつけなければならない。
もっとも参考になった記事を一つだけ、ご紹介します。
火曜日 – 日々の研究

ものすごく「はてなブックマーク」されている記事なのですでにご覧になった方も多いと思います。改めてここで紹介する意味は、このエントリーが実に様々な「教訓」を含んでいるから。どのようなメッセージを読み取るのかは読み手次第のところがあります。
あなたは、どう考えますか。
・・・それをすぐにWebの世界に投げるのではなく、今回は一旦よくかみしめておきたいと思います。

≪Sweeeeeet!なTweeeeeet!!≫


わかりますわかります。3ヶ月後問題、みなさんはどうしてますかね?


一旦時間をおいてみる、というのが今週のとしさんの回答ですね。ただ、一旦置いても「おかしいことはわかるがどう直したら良いかわからない」ってことはありますね。そういうときは本当に別人にみてもらったほうがいいかも。容赦なく直されます・・・。


これは名コメント。「すみません」を「ありがとう」に置き換えるだけで、ずいぶん変わりそうです。


怒りに身を任せていると視野が狭くなってしまいますね。ほんと、第三者視点モードほしい。ゲームのなかじゃないと無理だけど。


ある問題があるとして、それを改善するための制度設計には副作用への配慮も必要です。


うわあぁあ・・・結構ある、どころかなんというか。それだけ時間が経ち、また論文審査の段階できついツッコミを受けているので、修正しないことには公表できないのですよ、やっぱり。
なお、博論の作成順序や公表形態も分野によってかなり違う(学位論文としては国立国会図書館関西館にすべて収蔵されますが、雑誌等に載せるという意味での公表はかなり違います)ので、自分の分野の常識だけで物事を語らないようにしたいものです。

複数の視点で、冷静な判断を。どう振る舞っているのかも、見られているご時世ですから。他山の石。
そんなことを思いながら、皆さんと直接お話できる機会を楽しみにしています。
ワークショップ、ぜひいらしてください!

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