瞑想はいつでもどこでもできる はじめての瞑想入門 第5回

アシタノレシピ読者に瞑想を広めようという大胆な連載「はじめての瞑想入門」。

「ココロ」動くブログを書いているよっしーがお届けしています。

5回目の今回は瞑想のバリエーションを紹介。

瞑想なんて、その気になればいつでもどこでもできるんです。

前回まで

前回までの記事はこちら。

瞑想は大きく集中瞑想と観察瞑想に分けられます。前回までは、それぞれの特徴とやり方を紹介しました。

座って目を閉じるだけが瞑想じゃない

瞑想というと、静かに目を閉じて座ってやるものというイメージがあります。

ですが観察瞑想では、自分の中に浮かんでくる思考や感情、感覚に気づいて手放すことができればいいので、姿勢にこだわる必要はないんです。

この点さえクリアできれば、いつでもどこでも何をしてても瞑想することができます。

座っていて雑念がたくさん浮かんでくる人には、むしろ今回の方法が向いているかもしれません。

その例を3つ紹介します。

食べる瞑想

まずは「食べる瞑想」。

やり方はカンタン。

  • 食べることだけに集中する。他のことをしない。
  • ゆっくりよく噛んで味わう。ひと口ごとに箸を置くといいです。
  • 口に入れたものを飲み込むまでは次に口に入れない
  • 食べものの見た目(色、形など)、香り、味はもちろん、温度や食感なども含めて、5感をすべて使って食べものを感じるようにする。

要するに、食べることに全力で向かうようにすればいいんです。

思考が浮かんだら、いったんそれに気づいて受け流して、また食べることに戻る。

座ってやる瞑想よりも気づくことがたくさんあるので、他のことに気を取られにくいですね。

歩く瞑想

続いて「歩く瞑想」。

やり方は食べる瞑想と似ています。すべての意識を歩くことに向けます。

  • 家の中や、あまり人通りが多くないところでやる。
  • 一歩一歩をゆっくり踏み出す。
  • 足が地面を感じていたところから筋肉を動かして地面を離れ、重心を移動しながら足を前に動かし、ゆっくりと下に下ろしていく。
  • 歩くひとつひとつの動作に意識を向け、たくさんの浮かんでくることに気づいていく。

歩くことはとても複雑な動作です。気づくことは山ほどあるでしょう。

書く瞑想

最後は「書く瞑想」。

上のふたつはいろいろな本で見かけますが、こちらは主にわたしが使っているやり方。

もともとは「ずっとやりたかったことを、やりなさい。」という本に出てくるモーニングページというやり方の変形です。

  • ノートとペンを用意する。
  • 朝起きてすぐに机に向かい、頭に浮かんでくることを何でも書いていく。
  • 雑念が浮かんできたら、それもすべて書いていきます。

他の瞑想と違って、浮かんできたことが文字として残るのがいいところ。

わたしはふだん、PCに向かって書く瞑想をしています。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

これ以外にも、日常生活のすべてで瞑想するチャンスはあります。

禅の教えで、目の前のことに全力で取り組むということはまさに今回説明してきたのと同じこと。

少しでも「いまここ」にあることのすばらしさを感じてみてください。

ではまた2週間後の水曜日にお会いしましょう。

こんな本もおすすめです

本当の自分とつながる瞑想入門

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歩く瞑想が紹介されている本。

瞑想のやり方ももちろんですが、なぜ瞑想する必要があるのか、というところがものすごく分かりやすく説明されています。

瞑想の本はたくさん読んできましたが、ベストといってもいいくらいにおすすめ。

ずっとやりたかったことを、やりなさい。

ジュリア キャメロン サンマーク出版 2001-04
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by ヨメレバ

モーニングページが紹介されている本。わたしはかなりアレンジしてしまっていますが、オリジナルも読んでおくことをおすすめします。

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