4月からスタートダッシュを決めるためにこそ確認しておきたい自分ペース

みなさんこんにちは、うさぼう(@usabo_tweet)です。 卒業のシーズンですね。

4月に入学、入社される方はおめでとうございます。新学年や新しい年度を迎える方も、気持ち新たにされていることと思います。私の勤める会社は4月始まりではありませんが、クライアント企業の多くは4月始まりですのでこの季節は何かと慌ただしく過ごします。

今回も前回に続いて、月イチテーマをお届けします。今回は、一刻も早く始めたい気持ちを抑えつつ、無理のないスタートダッシュを切る方法を紹介します。無理のないスタートダッシュには、無理のない計画が必要です。それには通常の計画に対して、2つの要素を考慮することをお勧めします。

1つ目は、環境の変わり目には予定を詰め込みすぎないことです。
2つ目は、過去の記録に基づいて自分のペースを把握し計画に反映することです。

計画を立てるのは本来わくわくするものですが、本記事の内容は少々柔軟な発想を制限してしまいます。

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新しい環境は負担がかかるので予定を詰め込みすぎない

環境が変わると気分も変わります。何か新しいことを始めるのには最適な気がします。

しかし、環境の変化は楽しく刺激的な一方で、ストレスも生じますし、思った以上に疲れるものです。そこに加えて新しく何かを始めるのは非常に負担が大きいです。

例えば英会話教室に通い始めることを考えてみてください。

授業の予約を入れて、テキストの予習や復習を計画します。通勤や通学の移動中に聴く教材も決めると、満ち溢れたやる気に見合った計画ができたように見えます。

しかし、歓送迎会や臨時の打ち合わせ、新環境の準備も何かと残っていたりするものです。授業予約こと死守したとしても、予習復習は思うように進まず、移動中もLINE返信や睡眠時間に様変わり。

環境の変化は読みづらいので極力無理な予定を詰め込まないことがおすすめです。受け入れる余地を残しておくのです。

始めたい気持ちは大事です。なのでやりたいことリストには書いておきます。そして、少し落ち着くタイミング、5月以降くらいに様子を見て始められるようリマインド設定してはいかがでしょうか。

半年後とか1年後、あるいは複数年での資格取得など息の長い計画は、休むわけにはいかないかもしれません。それでも、均等割りに計画するのではなく、変化の多い時期には意図的に減らしておくほうがいいでしょう。

自分は急には変わらないので直近のペースに基づいて計画を見直す

もう1つ、環境と気分が変わると自分自身も変わった気になるかもしれませんが、残念ながらそんなことはありません。

環境も変わり自覚も生まれ少しずつ変わっていくことはあっても、3月31日の自分と4月1日の自分にそこまで差が生まれるでしょうか。この2日間だけで比べると、環境と気分の違いにより、違って感じられるかもしれません。

では、1月~3月と4月~6月で比べればどうでしょうか。気分一新で抱負を考えつつも、正月休みボケを引きずり、計画を立てて記録を始めても、なかなか記録は続かず。周りの影響もあるので体調やペースを崩しながら過ごした3か月。

同じ3か月でも冬と春では花粉症による違いが大きいでしょうか。ならば、前年同月の記録を引っ張り出しましょう。

自分自身のペースは極力記憶に頼らず、記録をもとに確認することをおすすめします。年始からの手帳やデジタルツールを確認するのです。抱負や目標として明言していようといまいと、1月から3月まで(あるいは前年同月)の目論見と実績がそこには記されています。

自分のためにどれくらいの時間をどう使えたのか。その記録はどのくらいとれたのか。抱負は明言できたか、計画はどのくらい詳細化できたか、日々の行動とインプットやアウトプットのペースはどうだったか、どのくらい記録はできたか、ペースはどのくらい乱れたか。全てがまるごと参考になります。

これらを無視したダッシュをしようとすると、どうしても無理が生じてきます。どこかで破たんする可能性を含むことになります。

終わりに

スタートダッシュなのにダッシュするなと言っているように聞こえるかもしれません。しかしながら、せっかくの新しい環境を楽しむ余裕がなくなったり、ハイペースな予定に実績が伴わずストレスを感じてしまうのは本意ではないと思います。

新しい環境で幸先よいスタートを切るためにこそ、自分なりのペースを振り返ってみることをおすすめします。

早速手帳やカレンダーをめくって確かめてみてください。

それではまた2週間後に。

おまけ

本記事を書くにあたり少々悩んでいました。メンタル面での悩みを執筆メンバーに相談し解決。とはいえ前日の夜ですので時間がありません。すんなり集中執筆モードに入れるか不安を抱えていました。

そこで、執筆によく使っているWorkflowyの、さらに「フリーライティングから文章化する」というステップに忠実に取り組んでみました。

▼『アウトライナー実践入門』のPart7参照

▼こちらに、Workflowyの共有リンクとTwitterアカウントを掲載します。シェイクの実例に興味のある方はどうぞ。

https://workflowy.com/s/D6Jl.UOfH5w7kVm
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