今から真剣に取り組もうとしていることが、1年後にはまったく馬鹿らしく思えたとしても、それがいったい何だというのか!?

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私の愛しいアップルパイへ

ここ数回の連載で私は、現実に風穴をあけるための誰もが現実的に実行可能な行動について書き続けています。

現実に風穴をあけられるかは行動を生みだせるかにかかっている
もしあなたが本気で他の人や、もしくは過去の自分に「やってのけやがった!!」と言わせたいのなら、本当に必要なのは1つでも行動を入れ替えることです。 …

しかし、どんなに強い野心を持っていたとしても、どうしても行動に結びつかない時ってのは確かにあるものです。 その行動を実行すること自体はひどく簡単なはずなのに。

今日はそんなあなたのために、ちょっとした視点の転換を提案しましょう。

何から手をつければ良いか分からない?

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photo credit: wow_wa_cow via photo pin cc

「なにか日常に”うねり”を起こしたい。現実に風穴をあけたい。そのために効果的だと思えるような行動はいくつも存在するけど、自分はいったいどれから手をつけて良いか分からない。」

こんな風に、高い意識に反して行動が伴わない時がきっとあるはずです。何故なら意識を変えるのは樽の中の鯉を打つより簡単だからです。

そして、、、災いなる哉!!視界は霧か霞かで覆われはじめ、方向感を失い、動きは少しずつ鈍くなり、ついに足は止まってしまうのです。

あなたのうちで燃える情熱の炎は足元ばかりを照らすようになり、「失敗しないこと」に固執しはじめてしまう。

今やっていることがいったいどんな意味を持つのか。どれほど効果的なのか。どのくらいのペースで進んでいるのか。むしろ後退しているのではないか。1年後には無駄になっているのではないか。

今から始めようとしている小さな行動の変化が、これからの人生の全てを決めると思い込んでしまうのです。

そして、この考えに囚われて一歩も前に進めなくなってしまうのです。

今いる場所が将来行きつく場所とは限らない

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たとえそれがごく僅かな変化だとしても、行動に変化を起こそうとするときには決まって「不安」と「恐怖」のレンガの壁が立ちはだかるものです。

「不安」と「恐怖」のレンガの壁を前にして「慎重さ」を選択すれば動きは鈍化します。視野が狭くなって”確実な成果”を追い求めようとするからです。

次の一手が大成功と大失敗の明暗を分けるように思えてくるのです。そうして、大学教授になるためには幼稚園園長から始めようなんて考え始めるのです。

しかし今いる場所が、5年後、10年後に行きつく場所でもあるなんて言い切れるでしょうか。(否、言えないであろう!)

夢も目標も環境もころころ変わるものです。”とりあえず”で始めて、駄目だったら方向転換すれば良いのです。必要なのは「慎重さ」より「柔軟さ」です。

あなたが行動に変化を起こそうとするとき、「不安」と「恐怖」のレンガの壁が必ず立ちはだかるでしょう。あなたが望むのなら、あなたはそれらに対して勇敢にこう主張することが出来るのです。

「今から真剣に取り組もうとしていることが、1年後にはまったく馬鹿らしく思えたとしても、それがいったい何だというのか!?」

貴下の従順なる下僕 松崎より

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