タスク管理を高度化する4つのSTEP

私の愛しいアップルパイへ

時が経つのは早いものです。私があなたの事を「アップルパイ」と呼ぶのも、今回で3回目という事になります。

そこで、そろそろ私の秘密を明かそうと思うのです。実は、、、私には人並外れた超人的な能力が1つあります。

それは人の心を読む能力です。

試しにあなたが今考えている事を当ててみましょう。hmmm,,,あなたは今こう考えていますね。

「タスク管理を高度化するには今後どんなSTEPを歩んでいけば良いのだろう?」と。

なるほど、いい所に目を付けましたね。

タスクを管理するということ

タスク管理の能力とは、やろうと思った事をやる能力です。これが無ければ何も始まりません。

あなたが電撃に打たれた様な衝撃を感ずるほどの独創的なアイデアをいくつ思いつこうとも、実行に移せなければ意味がないでしょう。目的と目標も実行されなければ宙に浮いた楼閣の如き存在のままで終わってしまいます。

タスク管理はあなたの行動をコントロールするものです。これがどれほど洗練されているかがあなたの成果に直結します。つまり、タスク管理を高度化すれば、あなたはやろうと思った事をもっとやれるという事です。

タスク管理にはSTEPがある

私は今まで地べたを這いつくばりながらも、タスク管理を少しでも効率的に、少しでも効果的にと試行錯誤を重ねてきました。その一連の経験の中で見出したのは、タスク管理を高度化するにはいくつかのSTEPがあったという事です。

そこで今回は、タスク管理技術についてのロードマップを示そうと思うのです。

これによって一般的なシナリオを知って頂き、将来のビジョンが明確になれば、効率的なステップアップが可能となるでしょう。

おお、なんと煌びやかなひらめき!!

タスク管理を高度化する4つのSTEP

私が今まで実践してきたタスク管理には大きく4つのSTEPがある事を発見しました。以下にその概要を図示する事にします。

タスク管理高度化の4STEP

タスク管理高度化の4STEP

左から順に説明していきましょう。

1.ドーナツの穴

これは最も初期の段階であり、スタート地点です。記憶に依存しており、覚えるべきを忘れ、忘れるべきを覚えます。

頭の中のほとんどは何かが明確に存在している様で、実はなんら実態の無いものなのです。そう、まるでドーナツの穴の様に。

2.GTD

GTDはデヴィッド・アレン氏が提唱した有名な手法です。このSTEPでは2つの重要な能力が開発されます。それは記憶に頼らない習慣と、定期的にタスクをレビューする習慣です。

これによって、必要に応じて適切なタスクを検索できますが、計画が無いため場当たり的な対応になりがちです。

3.段階的計画

ここで初めて未来の見通しを立て始めます。近い将来の予定は詳細で、未来になるにつれて少しずつ計画が荒くなっていくので、”段階的計画”です。

今日の予定は時間単位で詳細な計画があり、明日以降は時間の割り振りが未定、来週はなんとなくやりたい事が決まっている、来月は、、、といった状態です。

スカーレット・オハラよろしく「明日は明日の風が吹く」という考えに立脚しており、計画の変更が多発します。また、計画をたてるのに時間がかかります。

4.タスクシュート

作業のルーチン化が進み、生活が高度に習慣化されている状態です。習慣が生活のベースとなっている為、短時間で計画を立てられると同時に高い精度の計画が見込めます。

一見面白味に欠ける“同じ事の繰り返しの日々”がいかに刺激的で、開放感に満ちていて、心の平穏を保つか、是非知って頂きたい。

じっくり段階を踏もう

それぞれの手法における具体的なテクニックは、今後の連載の中で少しずつ紹介していきます。今回はひとまず全体像がわかって頂ければ幸いです。

あなたがもし今ドーナツの穴の中に居ようとも、決して焦る必要はありません。段階的にじっくりとステップアップすれば良いのです。無理に梯子を途中から登ろうとする必要は全くありません。

また、あなたがもしタスクシューターであるなら、是非5つ目のSTEPを考えてみて下さい。そしてどうか私に教えて下さい。

貴下の従順なる下僕 松崎より

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