時間管理はなぜ続かない?時間管理を継続する3つのコツ(その1)

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時間の使い方を見直したい人へ!見直しを始めるときの3つのコツ

前回の記事では、時間管理を始める際のコツとして、下記の3点を紹介しました。

・まず行動記録から始める。
・行動を記録する過程で、時間の使い方は最適化されていく。
・最適化された今がベースになったら新しいことの始め時

今回は、時間管理を継続するためのコツについて紹介したいと思います。

1.行動は急に変えられない

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そもそも時間管理が続かないのはなぜでしょうか?それは理想の行動予定からはじめるからです。

理想ベースの行動予定は必ず破綻します。なぜなら、人は「習慣のかたまり」だからです。

理想ベースの行動予定は自分の今までの習慣を無視しているため、それに沿って行動することが難しいのです。

行動予定が破綻すると、人は「うまくやれなかった」というストレスを感じます。まじめな人であれば「自分は本当にだめな人間なのではないか」とまで思うかもしれません。

このストレスこそが時間管理の継続を阻止する元凶なのです。

2.うまく回らなくなってきた場合も同じ

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うまく時間を管理をできていたはずなのに、いつからかうまく回らなくなってきたときも同様です。

実情に沿っていたはずの行動予定が、いつのまにか現実離れしている可能性があります。

人の生活は日々変化していますから、常にそのときに合った行動予定になるようメンテナンスをすることが必要です。

3.やはり記録が大事

Writing Notes with Grammy / wickenden

実情ベースの行動予定をつくるために、まずはひたすら行動記録をつける重要性を前回の記事でも説明しました。

しかし、うまく回る行動予定を作成できてからも行動記録をとり続けるべきです。

前項で述べたように人の生活は日々変化しています。うまくいってないと思ったら記録を見返すことが大切になるのです。

そして、記録を見返した結果、「今までより退化してしまった」と感じることがあってもOKです。

まずは現実を受け入れましょう。そこから再スタートすることこそ、うまく回る行動予定をつくる近道です。

4.行動の変化に伴い、行動予定を修正した例

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最近の私の場合ですと、今まで夜に行なっていたルーチンのほとんどを朝に移しました。

これは、今までの朝6時起きから朝4時起きに生活をシフトしたものの、夜のルーチンの実行時間帯をそのままとしていたためです。

早く起きて早く寝る生活ですと、夜に何かをすることが大変困難になります。

それを考慮しなかったために夜のルーチンを頻繁に先送り、翌日の朝にこなすという生活を送っていたのです。

これを実情に沿わせるため、「夜にできなかったので朝やる」ではなく、「朝にやってしまう」という行動パターンに変更することで、「できなかったストレス」を感じることが無くなりました。

5.まとめ

今回紹介した時間管理を継続するコツは次の3点です。

・実情ベースの行動予定を立てる。
・行動記録をとり続ける。
・行動予定と現状が合っているか定期的にチェックする。

新しい習慣を組み込むときのコツや、時間管理を継続するために使えるツールなどについてまだ話せていませんので、今後はそのあたりについて紹介していこうと思います。

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