あやうくビジネス書ジプシーになるところだったよ/エモーショナル・リーディングは案外難しい

ビジネス書ジプシーという言葉を知りました。

成功のための方法を探してビジネス書を読んでは、また次のビジネス書を読み、いつまでも方法探しの旅をし続けることを言うようです。

「多くの読者はこのレイヤーにとどまっているかもしれないですね」

新刊ラジオという本の書評ポドキャストでこれまでに1700冊以上の書籍を紹介してきた矢島雅弘さんは、柔らかい物腰でそういいました。

ドキー!

これアシタノ主宰でもあるBeckさんの主宰している東ラ研のセミナーでのこと。

12月7日(日)東京ライフハック研究会vol.14 「一冊の本からもっと学ぶためのアウトプット読書術」を開催します! | 東京ライフハック研究会BLOG

エモーショナルリーディングで能動的読書に移行すべし

私はビジネス書ジプシーのなりかけなのかもしれません。あれを読んでは、これを読み、なんとなくノウハウの心地よい風をうけ、もっと自分にあった方法はないか?もっと手軽な方法はないか?なんて安直な精神でビジネス書に惰性で取り組むにようにすらいたような気がしてきました。

矢島さんの提唱する「エモーショナル・リーディング」というのは非常に興味深いものでした。これを自分の読書に取り組むと読書というものがずいぶん違った体験にになるかもしれません。

ざっくりと自分が感銘を受けたところをノートにまとめてみました。

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要は、著者と対話しているつもりで読むことです。そのとき、著者の「想い」やそう思った「原体験」に想像を膨らませます。つまり共感です。そうして、著者の感情と自分の感情に耳を傾けることで、読書が非常に能動的なものになる、というのです。

それと同時に、これは、手法や方法に目を向けたものではなく、その著者の夢や志という成功者の思考ピラミッドの上位レイヤーに目を向けることにつながります。そうしたことが、自分自信の目標設定や夢・志を形成することの一助になるのではないか?と思わされました。

案外難しいエモーショナル・リーディング

ところで実際の矢島さんの読書のときのメモというは、

「え、マジで!」

「いやいや、それはムリ!!」

「こんなん、どうやって思いついたんだ!?」

とかそういった、思いっきりエモーショナルなもののようです。

さて、このセミナーを聞いて以来。意識的に、エモーショナルリーディングを読書に取り込んでいるのだが、結構、自分の感情を拾い上げる

いや、自分の感情に正直になるというのは難しい。というのが実感です。

これまでの自分の読書って作業的で読み終わることだけがゴール・目標の味気ないモノだったのかもしれません。

「年末年始に、読書するぞー!」思ってらっしゃる方も多いと思いますが。エモーショナルリーディングにトライしてみるのもまた面白いかもしれませんよ。

<書籍情報>

エモーショナル・リーディングについて詳しく知りたい方は、矢島さんご本人の以下の著書をお勧めします。スペシャルトーク、FeBeのオーディオブックの割引販売権などの特典もついてます。

一冊からもっと学べる エモーショナル・リーディングのすすめ矢島雅弘 ディスカヴァー・トゥエンティワン 2014-11-20
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by ヨメレバ

それでは、良いお年を!

しのジャッキー(@shinojackie)でした。

ブログ http://shinojackie.blogspot.jp/

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