8月の共通テーマ『計画の立て方と遂行のコツ』を読書の場合で考えてみた!このやり方で本が楽しく読めちゃいます!

読書計画の立て方

今回は『付箋を使った読書メモ術』をご紹介の予定だったのですが、今月からアシタノレシピメンバーで共通のテーマを元に記事を書くという企画が始まりましたので、今回は共通テーマの内容でお届けします。

今月の共通テーマは『計画の立て方と遂行のコツ』ということなので、私は私が実践している読書での『計画の立て方と、遂行のコツ』をご紹介します。

これは「本を読まなきゃ!読まなきゃ!」と思いつつも、なかなか本を読むことが出来ていなかった過去の私が、楽しく本を読めるようになった方法でもあります。

読書計画の立て方と、遂行のコツ

読書計画の立て方

まず読書計画の立て方ですが、本は読みたい時に読むのが一番だと思っています。つまり、読みたい時に読みたいだけ読めば良いので、目標を立てて「今月は何冊読まなくてはならない!」なんて決めるものではないと思っています。

しかし、きっとこの記事をお読みくださってるあなたは、今の現状に満足していないのではないですか?

私もそうです。私も理想とする自分になれてはいなくて、理想に少しでも近づきたいと考えています。

本を読むということは、その理想の自分に近づくために必要な方法の一つだと考えています。

だから全く本を読めない自分から卒業し、本を読むことで理想の自分に近づこうとしているのです。そのための読書計画なんです。

経済に詳しくなりたいと思ったら、まずは経済の仕組み、そして世の中の流れを学ぶために本や新聞を読まなくてはなりません。

プログラミングが出来るようになりたいと思ったら、まずどんな言語を使ったプログラミングを必要としているのか判断するための本を読み、そこから必要な言語がわかったらその言語をマスターするための本を読まなくてはいけません。

それぞれなりたい理想とする自分が違うので、毎月これだけの本を読んだら大丈夫などという数字はありません。

自分の今の状況を考え、1ヶ月で無理なく読める本の冊数を決めることが大切です。

そしてもう一つ、読書計画を立てるためのコツとして、目標とする読む本の冊数は“自己嫌悪にならない”最低の数で良いと思っています。

1ヶ月に3冊の本も読めなかったと自己嫌悪になるようであれば、目標の冊数を3冊とすれば良いです。それが10冊でも1冊でも良いので、少し頑張れば達成出来そうなぐらいの数を設定することをオススメします。

理由としては、読書は楽しいことで、目標を達成するために無理やり読むものではないからです。

読書が楽しくなってくれば自然と読むスピードも早くなり、1ヶ月に読める本の数も増えていきます。だから最初から背伸びをした目標を立てることなく、読書を楽しくできる範囲での目標にしましょう。

しかしここで気をつけて欲しいのが、楽しく読むのと、ダラダラ読むことは違います。そのために目標と計画を立てるわけなので、読書する時はしっかり読書して下さいね。

計画を立てる前の目標とする冊数が決まったら、次はそれをしっかり読めるような計画を立てましょう。

私が推奨する読書計画の方法は、1ヶ月に読む本を最初に決めてしまうことです。

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△これは私がWorkflowyに記入している、今週読む本のタイトルです。

こんな感じで読む本を決めて本のタイトルを書いておくと、本を読む前の“どれを読もうか迷う”という作業はなくなります。

途中で違う本を読みたくなってしまうことも多々あるのですが、その時は今読んでる本の次に読むように本のタイトルを割り込んで記入しちゃいます。

このサイクルを続けていくと、“次はどの本を読もうかな?”って考えることは少なくなり、早くあの本を読みたいからこの本を読み終えてしまおう!ということになってきます。

読書計画遂行のコツ

現時点で読書の習慣がない人が、毎月1冊の本でも読み終えようとした場合には、まず読書をするという時間を確保することから始まります。

時間の確保と言ってもそんなに難しいことではありません。1日の中でこの時間だけは1分でも良いから読書しようと決めるだけです。

私が実践していてオススメなのは、先日私のブログでも紹介した【朝の10分間読書】です。

【関連記事】自分を見失わないためにルーティンの目的を明確にする | LifeReformer

これは朝目が覚めたら身体を起こす前に読書を始めるというやり方で、あの有名なサイト『lifehacker』で書評記事を書いてる印南 敦史さんの書いた本『遅読家のための読書術』に書かれていた方法です。

これを実践することで、毎日必ず10分間の読書時間が作れて、読書に慣れていない人でも少しづつ本を読み進めることが出来るのです。

寝起きで読む本は、意外にも内容がしっかりと頭に入ってきますよ!

それともう一つ読書を続けることで大切なことは、区切りの良いところで読むのを止めないことです。

1冊の本がいくつかの章で分かれていたり、どこから読んでも良いように細かくタイトル分けされている本などがあり、そういった本の場合はついついこの章を読んだら今日は止めにしようとなりがちです。

区切りをちょうど良いところで付けるというのは、仕事や勉強をする上では大切だと思いますが、読書では必要ありません

むしろ、次の章の始まりを少し読んだところでやめることをオススメします。

その理由としては、章の始まりを読むことでその続きがとても気になり、早くその続きを読みたいと思えるからです。

もちろん時間がある時にはそのまま最後まで読んでしまえば良いのですが、そうでない場合には途中で止めなくてはいけません。

そういった時に続きが楽しみだと、次に読書する時間を早く作ろうとして、結果としてどんどんと読書が捗ります

逆に区切りの良いところで止めてしまうと、本の流れを理解する(思い出す)ことから始まるため、読書を始めるハードルが高くなってしまうんです。

章の最初を読んで止めるというのは、なれるまでは少し気持ち悪いかもしれませんが、1冊を読み終えるまではそのぐらいが丁度良いことを覚えておいて下さい。

まとめ

今回は今月の共通テーマ『計画の立て方と遂行のコツ』から、読書について私の考えをご紹介しました。

  1. 今に状況にあった無理のない範囲で、読む本の冊数を決める
  2. 読む本を最初に決めてしまい、本のタイトルをノートなどにメモしておく
  3. 読む時間が作れない場合は、寝起きの10分間を読書する時間にしてみる
  4. 途中で読むのを止める場合には、区切りの良いところで止めず、次の章を少し読んだところで止める

これが私の『読書計画の立て方と遂行のコツ』でしたが、参考になる部分はありましたでしょうか?

最後に目標を気持ち良く達成するために、どの状態まで読んだら1冊を読了とするのか?を決めておくことも大切です。

私の場合であれば、ななめ読みや、いいとこ取りの読書をした場合は1冊とカウントしていません。最初から最後まで読んで、書評記事を書けるぐらいまで読んだ場合に1冊を読了したとしています。

この1冊を読んだという判断は人それぞれで良いと思いますが、読み始める前にこの判断基準を決めておくと、目標に対するモチベーションが下がることなく続けられると思いますよ。

次回は今回ご紹介予定だった『付箋を使った読書メモ術』をご紹介します。

今回も最後までお読みいただき、本当にありがとうございます。

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