ブログ記事もプロジェクトもあたためることで道筋が見えてくる

みなさんこんにちは、うさぼう(@usabo_tweet)です。

11月20日は東京ライフハック研究会でした。2年ぶりの開催を懐かしむ方もいらっしゃる中、私は初参加。原点回帰とも言えそうな”いろいろなタスク管理”を学んできました。

▼東ラ研レポート記事はこちら
東ラ研Vol.16「いろいろなタスク管理」参加レポート(うさぼうの人生ダッシュボード化計画)

今回は、アシタノレシピ月イチテーマの「読んでてワクワクするとっておきブログを紹介」、メルマガEdge Rankの11月共通テーマ「あたためる」にかこつけながらプロジェクト管理について考えます。

読んでてワクワクするとっておきブログ

まずは読んでてワクワクするとっておきブログを紹介します。
Luminous Tale.

Workflowyをはじめライフハックで濃厚な記事が魅力の水撫月 怜香(@ray_mnzk)さんのブログです。読みやすくて面白くて考えさせられ、そして長い。妥協を許さぬその創作スタイルは、ゲーム桃太郎電鉄で納得いかない時に壺を割る陶芸家を連想してしまいます。

ブログ記事を「あたためる」こととプロジェクト管理の関係

続いてメルマガEdge Rankの11月のテーマは「あたためる」ことです。お風呂や鍋などあたたまる話がある中、柳下さんが温存の話を書かれていました。温存とは少し違いますが、怜香さんの以下の記事を読み、あたためて育て上げることについて試したくなりました。

Workflowyで「誰にでもわかりやすい記事」を書く。このブログでの記事の書き方を語ってみる

私は書き始めたブログ記事はその日に投稿まで済ませたくなってしまいます。しっかりアイデアを練って書いてみたいのになぜか書き始めると一気に書いてしまう。逆に書き切る時間がない時はすぐにやめてしまいます。

1週間くらい前、ふとWorkflowyにトピックを立ててみました。「上の記事をネタに何か書きたい」、と一言書いたはいいものの何も浮かんできません。通勤電車の中で何度かこうした時間を繰り返していました。すると、ある時すーっと一つの文章が気になり始めました。

私の場合、文章をブロックに分けていくと、「道筋が見えてくる」感覚が生まれてきます。先が見えないまま手探りで書いていたのが、「ここに向かうように書けばいいんだ」と見えるようになるのです。

まさに、道筋が見えてきた感じです。プロジェクト管理において「道筋を探り、行きつく先への過程を楽しむ」ことはどう関わってくるでしょうか。それはプロジェクトに参加するメンバーのモチベーションです。しばらくあたためたことで無関係に見えていた事柄のつながりに気づくことができました。

プロジェクト管理をしていると、何がいつ出来上がるかがつい気になってしまいます。しかし、メンバーにとっては、道筋を探っているあいだに「何がいつ出来上がるのか」を何度も聞かれても答えようがありません。

制限時間の許す限りは自由に、道筋を探ることに集中し、メンバーが楽しめる状況をつくることでアイデアもあたたまり、いい成果につながる気がしました。

メンバーやタスクの性質にあわせた管理のコツ

東ラ研でもプロジェクトをうまく管理するコツが紹介されていました。倉下さんは電子雑誌かーそる創刊にあたり、期限を決めないことにしたそうです。メンバーがプロの物書きではないことを踏まえ、継続的に楽しく発刊していくには期限の優先度を下げたのですね。

記録を通じて自身のことをよく知るのと同じで、メンバーのことをよく知ることがこうした手につながります。

また、自身の執筆タスクに関して、書いては読み直し、書き直しを繰り返すタスクについては、ガントチャート的な進捗管理は向いていないとおっしゃっていました。企画段階まではうまくいっても、本文を書き始めるとなかなかうまくいかないそうです。

たしかに何文字書けたかではなく、何時間取り組めたかであれば記録するやり方は合っていそうですね。早速昨日、自身のブログの東ラ研参加レポート記事を時間区切りで書いてみたところ結構うまくいきました。タスクの性質にあわせて管理方法も変えることは有用ですね。

終わりに

PMBOK(プロジェクトマネジメント知識体系ガイド)では、スコープ管理(何をつくるか、対象範囲)のコツは、変えないことではなく常に把握しておくことです。段階的に詳細化したり、変更の影響を計画に反映したりしながらプロジェクトは徐々に形になっていきます。

関東地方で積雪の可能性があるそうです。東京で11月に雪が降るなら54年ぶりなのだとか。あたたかくして体調崩さないよう気をつけてくださいね。

ではまた2週間後に。

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