ほんの少し足を止め、行く年を振り返って見ませんか?

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みなさんこんにちは、beckです。

年の瀬も迫ってまいりましたが、この時期になると街がイルミネーションに彩られどこか夢の世界の様な非現実の世界に引き込まれる様な感覚に陥ります。

夢の様なクリスマス期間を抜け、年末行事を経てあっという間に年が明けてしまい、ドタバタと新しい年がスタートしてしまうという方も少なくはないと思います。

師走の忙しさの中ほんの一時少し足を止め、行く年を振り返り、来る年に想いを馳せる時間を持つことで、今年は余裕を持って新年を迎えてみませんか?

様々な振り返りの方法

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目標を立てていれば目標を振り返る

もしも今年一年の目標をたてているのであれば、それを振り返りましょう。達成できた目標、達成できなかった目標を洗い出し、達成できなかった目標は何故達成できなかったのかを考えます。この作業を行うときには、ノートや手帳に書き出すことをお奨めします。

目標未達の洗い出しを行う際に有効な質問をいくつか挙げておきます。

  • 目標設定が高すぎた?
  • 設定した目標が多すぎた?(時間が足らなかった?)
  • 目標そのものを忘れていた?
  • 目標が実はそれほどやりたいことではなかった?

これらの質問が有効なのは目標が達成できなかった理由如何で、次のアクションが変わるからです。

目標設定が無茶なパターンというのも往々にしてあり得るのですが、最も陥りがちなのが時間を必要とする目標を詰め込みすぎてしまうパターンです。例えば、TOECIのスコアを200上げて、難関資格を取って、ブログを毎日書いて、ランニングを毎日やる・・という目標を立てること自体は悪くありませんが、冷静にそれらが自分の可処分所得時間に収まるかは検証する必要があります

また、そもそも目標を忘れてしまっていてはその為のアクションに移せないわけですから、目標を忘れないための仕組みが必要になります。例えば、私の場合は目標リフィルを印刷して手帳に貼り付けることで、目標を目にする機会を増やしています。

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また、目標そのものがよくよく考えてみたら必要でもなければ別にやりたいことではなかった、というパターンもあり得ます。この場合は、それに気づけた事に感謝して目標を捨て去りましょう。

手帳やライフログを眺め返す

1年の振り返りの中で是非やって頂きたいのが、手帳やライフログを見返すことです。その日何をやっていたか、その時どんことを感じたかを振り返っていくことで、改めて良かった点を再評価したり、悪かった点を再確認していきましょう

例えば、私は普段手帳を使っているので、1年分のデイリーリフィルを追いかけることで1年を振り返ります。全て見返すのは時間がかかるのですが、この振り返りの時間は不思議と充実した気分になれるので、苦にはなりません。

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例えば、パラパラとページをめくっていくと、6/30のリフィルにラーメン春友流のショップカードが貼られていてそこに一言「渾身の一杯、勝負する姿勢に感動した。俺も頑張ろう。」というその時の心情が綴られている。すると、これを見た私の頭の中にはラーメン春友流で飲んだエーデルピルスの美味しさや、ラーメン屋を開業するという夢を叶えた春友さんのカッコイイ生き様に感動した気持ちが甦ってきます。

「らーめん 春友流」ー 渾身の一杯が僕の心に火を付けた | Hacks for Creative Life!
感動の一杯!

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平日は手帳を仕事の予定・タスク・メモの集積地として使うので、情報量も多いのですが、改めて振り返ってみると色んな仕事をやってきたなーと感慨深いものがあります。

私の場合、出来事を追いかけると言うよりもその時々に何を考え、何を思ったかを中心に追っていきます。手帳やライフログに記録を取る際には、後から振り返りたい項目(私の場合、考えた事、思った事)をなるべく残すように意識するとよいでしょう。

振り返りをやっていて面白いなと思うのが、出来事やその時の心情を振り返ると、記憶が想起されて、手帳には書かれていない大事なことを思い出したり、新しいアイデアを思いついたりする点です。これら後から思い出したり思いついたことも、その場で手帳に書き留める様にしています。

Evernote

デジタルなライフログの見返しもとても効果的です。例えば、EVERNOTEに活動ログを写真で放り込んでおけば、いつ何を食べたか、どこに行ったか、何かしら特別なイベントがあったかが一目瞭然です。

EVERNOTEに写真の活動ログは基本的にiPhoneで撮った写真かスクリーンショットで、Pictshareというアプリを用いて必要な写真を選んでまとめてEVERNOTEに送り込んでいます。Pictshareを使うと、ノート作成日とノートのタイトルを写真が撮影された日付にできるので、サムネイルで見返す作業がとても捗ります。

PictShare – multiple photos/movies uploader 3.4.5(¥300)App

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その他、私はTwitterに食事の写真や場所へのチェックイン、運動の記録などを流したりもするので、これも立派なライフログになります。ツイエバというサービスを使えば、Twitterのつぶやきを1日分まとめてEVERNOTEに取り込むことができ、振り返りが大変捗ります。

ツイエバ

質問を投げかける

目標の見返し、ライフログの見返しが終わったなら、最後に自問自答を行いましょう。目標も立てていないし、ライフログもないよという人はここからやっても良いでしょう。

質問のフォーマットをいくつか挙げておきますので、適宜ご活用下さい。

・Keep/Problem/Try方式
→継続したい良かったことは何?
→改善したい問題点は何?
→来年トライしたいこと何?

・3good方式
→今年良かった出来事はベスト3は?
→今年幸せを感じたことベスト3は?
→今年成長できたと思うベスト3は?
→今年感動した出来事ベスト3は?
→今年感謝したい人ベスト3は?
→今年辛かったことベスト3は?
→今年人に迷惑をかけたことベスト3は?

・達成確認方式
→今年達成できたなと思う事は?
→今年達成できなかった事は?
→何故達成できなかった?
→どうすれば達成できる?

・ジョブス方式
→もし今日が最後の一日だとしたら、今年一年
やってきた事は本当に自分がやりたかった事だろうか?
→今年一年ハングリーに過ごせたか?バカになりきれたか?
→最悪な事だと引きずっていることはないか?
それはもしかしたら人生最良の出来事かもしれない。
→仕事のクオリティの基準を他人任せにしていないか?
→今までやってきた点が実は線で繋がっていたということはないか?
→自分の専門分野でリーダーになれているか?
フォロワーに甘んじていないか?

最後に

振り返りを行う時には、是非ノートや手帳、もしくはEVERNOTEなどに記録を行いましょう。また、振り返りを行った後、忘れず来年の目標を立てる作業も行いましょう。

一年の計画をEvernoteとほぼ日手帳カズンに書き出そう!(今年もEvernote公開ノートのおまけ付き) | Hacks for Creative Life!
目標立案ならこちらの記事が役立つはず

人は忘れる生き物ですから、振り返りを行って思った事、考えた事はすぐに日常の中で忘れ去れてしまいます。折角振り返りを行ったのにその結果が忘却の彼方では勿体ないですからね。

    参考図書

目標立案や振り返りについてはこちらにも詳しく書いています

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