物事を考えるときの試行錯誤06〜思考と作業を分ける(前編)〜

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おはようございます、Diwaoです。今回はわたしが普段から意識している「思考」と「作業」を分ける、という考え方を紹介したいと思います。

平たくいえば、考えるときは考えることに、手を動かす時は手を動かすことに集中する方が、物事をスムーズに進めることができるというお話です。

それでは早速いってみましょう。

思考と作業をわけるとは

ここでいう思考とは「何をどのようにやるかを考えること」であり、作業は「それを実際に行動に移すこと」を意味します。

例えば、ブログを書こうとした時に、何を書くかを考えるのが「思考」、実際に文章をタイピングして形にしていくのが「作業」となります。

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要するに思考と作業を分けるとは、まず何をどうやってやるかを明確にして、それから実行に移しましょうというやり方です。

最初は面倒くさそうに思えるかもしれませんが、わたしはこのやり方の方が結果的に効率が良いと考えています。

以下、その理由を家の建築に例えて説明したいと思います。

図面がなければ工事はできない

一般的に家を建てる際にはまず最初に図面を作ります。そして、その図面をもとに大工さんが工事を行います。

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この例では、どんな家を作るかを考えること、すなわち図面を作ることが「思考」、図面に沿って実際に工事を行うことが「作業」となります。

図面がなければ、どの材料がどれくらい必要なのか、どれくらいの人数が必要なのか、いつ頃終えることができるのか、一切わかりません。こんな状態で工事をはじめたら、大変なことになるのは容易に想像できるでしょう。

また、図面の作成と工事を平行して進める(思考しながら作業する)のも非効率的です。

何かを考える度にいちいち作業を中断することになりますし、場当たり式に進めていくと、あとあと辻褄が合わなくなって一からやり直しなんて可能性もありえます。これは時間と労力の大幅なロスになります。

だからこそ、まずは図面を作り、それから工事をするという進め方、つまり思考と作業を分けて取り組むことが重要なのです。

いろいろな場面で活用できる

思考と作業を分けるという考え方は、日常生活のあらゆるところに応用できます。

プレゼン資料の作成だったら、どういう構成でどう展開させるかを考えて(思考)からパワポで作る(作業)、メールの作成だったら、内容を箇条書きにして(思考)からキーボードに向かう(作業)、などなど。

いずれの場合も、思考→作業という流れで取り組むことによって、無駄を省き計画的に物事を進めることが可能となるはずです。

以上、思考と作業についてのお話でした。それではまた。

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