第1回アシタノワークショップの”狙い”と”想い”

第1回となるアシタノワークショップから早いもので1週間が経過しました。

今回は浜松純といとーちゃんにパフォーマンスをお任せいし、私自身は裏方スタッフとして一歩引いた位置からワークショップの様子を見ることができました。

せっかくですから、講演者でもなく参加者でもない第3の視点から、また自分がワークショップのみならずアシタノレシピという取り組み全体で意識的に置いている立ち位置からレポートを書いてみたいと思います。

asitanows

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参加者の熱気と主催の狙い

アシタノレシピという取り組みとしては初めての試みとなるオフラインイベントでした。

昨年の12月に出来たばかりのブログメディアではありますが、多くの方々にご支援頂きこの様な場を催すことができたことを幸福と思わずにはいられません。

アシタノメンバーは情報発信を行ってはいるものの、それを読んでくださる皆様から頂く反応があってこそです。今後とも、皆様と共にこのメディアをよりよいものへと育てることができればと願っています。

参加者の熱気に圧倒される

私自身「東京ライフハック研究会」という勉強会を主宰していたり、立花(@ttachi)さんのセミナーのスタッフなどもやっているので、それなりに場数はこなしてきているのですが・・今回の参加者の皆様の熱気というのは想像していた物を遙かに超える物であったというのが率直な感想です。

私たちは「どうすれば上手く伝えることができるか」ばかりに気を取られていましたが、実際にふたをあけてみれば完全にご参加頂いた皆さんの熱気が作り出した渦の流れに乗って会が進んでいくという展開でした。これはとても嬉しい誤算です。

私たちがしっかりと仕込んでおくことは当然のことではありますが、「どうすれば伝えられるか」と一方通行で考えるのではなく「参加者と一緒に創り上げていくためにどうすればいいか」と共創することを念頭に準備を進めたいと思います。

主催側の狙い

今回のイベントのキーワードは「はじめの一歩」でした。

これには、講演者がかつて踏み出した「はじめの一歩」をお話しする中で参加頂いた方一人一人の「はじめの一歩」を見つけて貰おうという狙いと、この場に来るという一歩を踏み出すことで、実際に変化を起こして貰おうという狙いがありました。

私が忘れられないのは、今回初めてこういう場に出てみたという女性の方に「こういう集まり、凄く良いですね」と言って頂けたことです。私たちが信じる「場の力」を感じて頂けたことが本当に嬉しかったのです。

私たちアシタノメンバーの多くは実際の所、普段は職場で働く一般的な若手中堅どころの人間でしかありません。少し普通でないところがあるとすると、職場や交友関係のコミュニティだけに留まらず、ブログを書いたり、イベントを主催したり参加したりしている所ぐらいでしょうか。

「こうすれば人生うまくいく」みたいな成功法則を語ることはできませんし、語りたいという想いも持ち合わせてはいません。私たちが今伝えたいと想うことは”アシタをタノシクするために今この瞬間からできること”であり、”実際に人と人とが出会い共鳴する中で生まれる変化(場の力)”なのです。

今回のワークショップを通じて、これら2つの事柄がご参加頂いた皆さんの実感するところとなっていれば幸いです。

USTREAMの映像で振り返る

セミナーパートの発表の順番は純さん、ハマさん、jでした。

純さんは自身初講演と言うのに恐ろしいほどの落ち着きぶり、そして圧倒的なわかりやすさなどは彼のブログ記事に通じるところがあると感じずには居られませんでした。「夢を100個書き出す」などの具体例と、そこから彼自身に起こった変化の話はとても興味深かったです。


ハマさんも初講演だったらしいですが・・あまりにナチュラルで後になるまでそうとは気づきませんでした。ツールの裏にある考え方、即ち「考え型」を学ぶためにツールを使うというコロンブスの卵的発想は将に目から鱗でした。モンハンにGTDを使ってる人は世界広しといえどハマさんだけだと思います:-)

jのパフォーマンスレベルの高さは圧倒的でした。彼の圧倒的パフォーマンスの前にかすみがちになる講演の内容も、本当に良いことを言っているなぁと。”好きじゃないことはできるのに、好きなことができない。こんなことは間違っている!”と、私もかつて悩み彼の言うところの「決意」を行いました。(その事についてはまた機会があれば書きたいと思います。)

いとーちゃんが仕切ってくれたワールドカフェも初の試みで色々改善点はあったかと思いますが、それでも各テーブルで繰り広げられるアツイ議論に耳を傾けながら何度も「面白いなぁ」と感動してしまいました。あれだけ短時間であれだけ多くの人の話を聞けるというのは、ワールドカフェという仕組みは実によく出来ているなぁと。沢山の刺激を貰いました!

アシタノレシピというメディアにかける想い

アシタノレシピの執筆陣、所謂アシタノメンバーは、このブログメディアを立ち上げる際にたった一つの基準で以て一人一人声を掛けさせてもらいました。その基準とは

この人とだったら何か面白いことができそうだ

という直感です。直感と書くと途端に再現性に乏しい不確かなものに頼っている様に見えますが、私はこと何かを一緒に創り上げるチームを編成するに当たってはこの直感こそが何よりも肝要であると考えています。そして、私はこの直感が正しかったことをこのワークショップを通して確信することができました。

5ヶ月ほどこのメンバーでブログを書いたり、飲みにいったり、毎日FBグループで戯れたり、定期的にスカイプミーティングを重ねてワークショップを開いたりしてきたわけですが、その中で感じたことをざっと書いておくと・・

  • 一緒にいて純粋に楽しい、面白い
  • 誰かが困っていたら皆がその解決に向けて真剣に考え出す
  • 自分の為にではなく、他人の為に何かをしたいと想っている
  • アシタヲタノシクするために自らが楽しむことにも余念がない
  • 切磋琢磨できる良きライバルでもある

などなど・・サークルの様なノリで、私たち自身が凄く楽しんでいます。

かなりぶっちゃけた言い方をすると、私たちはこのメディアで儲けてやろうとか、有名になってやろうという考えはこれっぽっちも持っていません。

私たちが目指すのは、世の中を1ミリでも面白い方向に動かすことであり、ブログやワークショップを楽しみにして下さっている方々の明日をもっと楽しい物に変えていくお手伝いをすることなのです。

私がこの話を持ちかけたとき、アシタノメンバーの誰しもがこう答えました。

「面白そうですね!」

私は彼らと出会えた事、共に活動できることに喜びと誇りを持っています。

 アシタノレシピに寄稿してみませんか?

まだまだ出来たばかりのメディアですし、これからメンバーを増員したり、寄稿者を募るということもしていくつもりです。

今回ワークショップにご参加頂いた方や、普段からアシタノレシピをお読み頂いている方で「次の一歩」をお探しであれば、是非一度アシタノレシピにご寄稿頂ければと思います。ご興味がある方は是非アシタノメンバーまでお声かけください。

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