IT活用を阻む3つの壁を取り除こう!

スマートフォンとクラウドは、私たちのIT活用に対する壁を大きく取り除きました。

ひとつは「知識の壁」です。

スマートフォンやiPadの操作性は、従来の携帯電話(いわゆるフィーチャーフォン、ガラケー)のそれと比べはるかに直感的です。
その簡便性は、2歳と4歳の娘が私のiPhoneのロックを解除しYoutubeの動画を勝手に楽しめるレベルです。

もうひとつは「距離」の壁です。

クラウドにより場所に縛られずITを利用したり、遠く離れた土地に住む友人や家族とリアルタイムなコミュニケーションを簡単に取ることができるようになりました。
私を置いて沖縄に旅行に行ってしまった家族と、全くタイムラグのないテレビ電話を楽しめるレベルです。
ご安心ください、家族仲は大丈夫です。

このふたつの変化が私たちの仕事のやり方を変え、家族や友人とのつながりを作り、夢や目標へのアプローチとなり得るのです。

しかしながら、壁はまだ残っています。

これほどITが身近になった時代においてもまだそれを利用できなかったり情報格差が生まれたりするのは、根強く残る「3つの壁」が原因と考えています。

しかし逆を言えば、この3つの壁をクリアさえすれば誰もが明日を楽しむためにITを活用することができるようになります。
またあなたの身近な人にIT活用法を伝えたいと思ったら、この3つの壁に「窓」を作ってあげれば良い事になります。

スマートフォンとクラウド活用への壁に「窓」を作る

金銭的な壁

端末代や毎月の通信費など、費用が壁となってITを導入できない現実はままあります。
私も何か欲しいときには毎度妻に懇願するも、惨敗して結局おこづかいから捻出するか諦めるか、という結末に陥ることが多いです。

そうは言っても、昔よりはだいぶ壁は低くなってきています
iPad miniのような端末が3万円程度で買えるなど昔は考えられなかったでしょうし、通信費においても多く使ったからと言って数万・数十万の請求をされる時代ではありません

環境構築の壁

スマートフォンもクラウドも、「使う」というだけであれば子供でもご年配の方でも決して難しくはありません。
しかしそこに辿り着くまでの環境構築や設定はまだまだ誰でも簡単に行えるもの、とは言い難いのも事実です。

私はすべての人にITによる恩恵を受けて欲しいと思っていますが、すべての人がこの環境構築や設定の部分を自分で行えるようになる必要はないと思っています。
身近な人に頼んだり、あるいは逆にあなたがこの部分を手伝ってあげる事で限りなく壁を低くすることは可能です。

利用目的の壁

金銭的な壁や環境構築の壁がそれほど高くないのにうまくITを活用できていない人がいるとしたら、そこには「利用目的の壁」が立ちはだかっているからです。
つまり「何のためにITを使うのか」「ITによって何ができるのか」が不明確な場合です。

だからと言ってその人が「ITを使ってやりたいことは何もない」という判断にはなりません。
ITでそれが実現できるかもしれないということを知らないだけで、潜在的にはやりたいことがあるかもしれないからです。

手段に正解がないという意味でもっとも厄介な壁かもしれませんが、他のふたつに比べ最も私たちの手で崩しやすい壁とも言えます。
この「マンガでわかる!スマートフォン+クラウド活用入門」では主に、この壁に窓を作るべくエントリーを書いていきたいと思います。

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