チェックリストや手順書。作成するときは使う人の目線を考えてみよう! | いとーちゃん


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こんにちは。4本目ラストの親知らずを無痛で抜歯されて感動しましたが、無痛に調子乗ってたら死ぬほど激痛が走りながら書いてます。いとーちゃんです。(長いw

と。

何か作業を行う際にはチェックリストや手順書が非常に重要だと思います。

例えばシステムの変更を行うだとか、ブログを書くことだったり、報告書を書くことだったり。

システム変更を行う変更手順書だとか、変更を行う際にチェックリストを見ながら作業するだとか。見ながら手順に沿って作業を行うことでミスが減りますよね。

そんな大活躍してくれるチェックリストや手順書ですが、こんな目線から作ってみると、もう1つ質の高いチェックリストや手順書が出来るんじゃないかな、という提案です。

自分基準にしないで…


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自分基準で資料を作ってみる。どうでしょう。自分基準で資料を作れば、自分はそのチェックリストを見ながら/手順書を見ながら作業をすることが出来ます。

ただ、他の人にその仕事を任せることが出来るでしょうか。

オレオレ証明書ならぬオレオレ手順書で他の人にその仕事を頼んでみるとどうなるでしょう。自分しかわからない書き方とか、自分ならわかっていて当然なことが他の人にもわかると断言できるでしょうか。

ムリですよね?

では、自分基準はやめときましょ。ね!

バカになれ!


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僕がオススメするのはこんな方法です。ズバリ見出しにもあるように、「バカになる」という方法です。

バカになる、何も知らないってことは、チェックリストや手順書も細かくせねばなりません。

例えば何かソフトウェアをインストールするときによく聞かれる、「使用許諾書に同意しますか?」というチェック。あのチェックってONにしないと大抵は先に進めないですよね。
だからチェックをONにするのって当たり前なんですが、その部分に関しても自分はバカだから入れておこう、とチェックリストに組み込んでしまいます。

GTDでも、粒度の大きいタスクに関しては小さく砕きましょう、ってなところがありますよね。
そんなイメージです。「ソフトをインストールする」というチェックじゃなくて、
1.使用許諾書に同意するにチェックを入れる
2.C:\Program Files\Softwareにインストールすることを確認する

…といった具合に、細かく砕いていきます。

そのレベルで細かく作ったチェックリスト/手順書ならば、他の人に任せられるのではないのでしょうか。
なんせ、自分がまるでバカになって作ってるわけです。そのチェックリスト/手順書通りに細かく手順が記載されているので、安心です。

バカになる、いい方法に見えてきませんか?

すなわち

checklistchecklist / Alan Cleaver

その仕事を知らない人でも行えるレベルに落としこむ、ということです。

すなわち、自分が作業日にどうしても休まなければいけない場合でも、そのチェックリストと手順書があれば他の人にでも作業が行える、ということになります。

これは、チームで仕事をしていく上で大事なことだと思っています。自分だけが知っている、という状況をなくすということ。
チームで仕事をしているのに、共有出来ていないことはよくありません。
チェックリスト/手順書の精度が高いということは、誰でも同じレベルで仕事が行えるということにもなります。

もちろん、チェックリスト/手順書は使用後にブラッシュアップしていくことで、更に精度が高くなり、更に仕事の質も上がっていくと思います。

バカになって、質の高いチェックリスト/手順書を作って質の高い仕事を行なっていきませんか?

おあとがよろしいようで。

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