アイデアを無駄にしないフレームワーク思考ーアナタノ仕事術第2回

おはようございます。2012年の年始、いかがお過ごしでしょうか。ぼちぼちと仕事始めという方も多いのではないかと思います。

前回は、躊躇なくアイデアを出す方法をお届けしました。ですが、これだけでは、不十分です。ここからさらにパワーアップさせなければなりません。
躊躇なくアイデアを出し切る方法ーアナタノ仕事術第1回

今回は、アウトプットしたアイデアをフレームワーク思考を使って生かす方法を紹介します。フレームワーク思考とは、情報分析、問題発見や、問題解決や戦略を立案する際に利用する「思考の枠」のことを指します。

せっかく、出したアイデアですからしっかりと活用しましょう。そして、それがアイデアを出す喜びとなり、次への意欲となるでしょう。

なお、今回の画像は皆様がご覧になりやすいよう、デジタルで編集しました。画像をクリックすると大きくなります。本来は、大きな紙を広げ、付箋を貼り、線を引いたり文字を書いたりします。

1 時間軸でプロセスを把握する


時間軸でみると、睡眠前から起床後へのプロセスがわかるようになります。こうしてみると、睡眠前に対するアイデアが少ないなとわかり、その部分にしぼってアイデアを補うことができます。

2 ツリー型にしてカテゴライズする


なお、赤いテキストボックスは今回新しく出した項目です。バラバラだったアイデアがこうするとカテゴライズされていきます。また、これらの切り口を5W1HだとかPDCAサイクルで当てはめてみると、ロジカルにアイデアをまとめることができます。

3 2つの軸でポジショニングする


そして、2つの軸をもとにポジショニングをしてみました。そうすると、自分が重要だと感じていること、実践しやすいことが一目で分かります。こうすることによってまず、何をしなければならないか理解することができるでしょう。

4 マンダラートでアイデアを救済する


最後に、この三つのフレームから漏れた、もしくは、あまり掘り下げられてない場合は、マンダラートでまとめてみます。真ん中に中心となりそうなキーワードを置き、それに関連しそうなキーワードを並べていきます。そうすると、何となく出したアイデアであり、一見重要そうなものでなかったものが大事なアイデアになってきました。

5 さいごに

一番大事なことは、フレームワーク思考を使えば、すべてのアイデアは活用できるということです。これが前提にあることで、アイデアを出すことに抵抗がなくなります。

大人でも子供でも、この心理的な部分でアイデアの量が変わってきます。付箋やフレームワークは方法にしか過ぎません。しかし、これらの方法を使うことで、「アイデアを出しやすい!」という心理的な作用が働くことも事実です。

また、これらを使うことで他の人ともアイデアを共有しやすくなります。付箋を使って共同でアイデアを出して、まとめることもできますし、一人で出したアイデアをいくつかのフレームワークでまとめ、わかりやすく説明することもできます。

これらのフレームワーク思考をいくつか覚えてみましょう。

そうすると、アイデアを出すことに抵抗がなくなり自信をもつことができるかもしれません。アイデアを出せば枯渇することはありません。アイデアがアイデアを呼び、新しいアイデアが湧き出ることを実感できるはずです。

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