梅雨空に負けるな! ー 週刊アシタノ vol.18

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皆さん、こんにちは!ベック(@beck1240)です。

6月も半ばにさしかかり、なんだか梅雨っぽい天気になってきましたね。寒くなったり暑くなったりと体長を崩しやすい季節ですが、皆様ご自愛下さい。(といってる自分が風邪を引いているので世話ないですね。。)

それでは、5/23〜6/12の3週間分の週刊アシタノ、行ってみましょう!

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やらなきゃって思っていてもなかなか出来ない『付き合いの長いタスク』は、『ちょい書きメモ』で細分化しましょう!

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あれもやらなくちゃ!これもやらなくちゃ!でも、なかなか出来ないんだよな〜ってことありませんか?

今でこそ少なくはなりましたが、以前はそんななかなか出来ないタスクが私には山盛りありました。

お金の勉強をしたい。ブログの勉強もしたい。旅行にも行きたい。友達にも会いたい。部屋の片付けもしたい。

やりたいこと尽くしで、ふと振り返ると何にも出来ていない。そんななが〜いお付き合いのタスクがいくつもあったんです。

これらの『付き合いの長いタスク』に共通して言えることは、手を付けづらいってことだと思います。

そんな『付き合いの長いタスク』とは、『ちょい書きメモ』を利用して細分化し、そろそろお別れしちゃいましょう。

手を付けづらいタスクは『ちょい書きメモ』で細分化!

『付き合いの長いタスク』を書き出す

まずは 『付き合いの長いタスク』を書き出してみましょう。

これは前回の記事(あなたのイライラする気持ち『付箋』で解決してみませんか?)と共通して言えることで、まずは頭の中から吐き出すことが重要なのですが、今回は付箋を使わず常に自分がメモをとれるツールを使うことがポイントです。

常にiPhoneが使える環境であれば、EvernoteやWorkflowsなんかが便利だと思います。

手書きではトラベラーズノートを使っていますが、この場合は後から追記できるように、一つのタスクに対して1ページ使うぐらいの余白が必要です。

私のトラベラーズノートの使い方はこちらを参考にして下さい。【参考】トラベラーズノートの使い方はどう変化したか? | LifeReformer

目的を明確にする

手を付けづらい『付き合いの長いタスク』を書きだしたところで、まずはなぜそのタスクをやりたい、またはやらなくちゃと思ったのか?目的を明確にします。

これは本当にやるべきタスクなのか?時間をかけてまでも達成させるべきことなのかを判断するためです。

ここで「あ、そんなにやりたいことではなかった。」とか「なんでやろうと思ったのか思い出せない」ってことになったら、その場でそのタスクとはお別れしましょう。

なんとなく残ってしまっているタスクというのもあるものです。限りある時間を有効に使うためにも、絶対に達成したいと思うタスク以外は削除してしまいましょう。

私の例で「お金の勉強をしたい」というタスクが残っていた時に思いついた目的は“家族のため”でした。これから先に家族がお金で不必要な苦労をしないために、しっかりと「お金の勉強をしたい」と改めて思いました。

疑問をぶつける

次はそもそもなぜ付き合いが長くなってしまっているのか?という疑問をぶつけてみます。

この 『付き合いの長いタスク』を思いついた時にはモチベーションも高かったはずですが、それでも今日まで残ってしまったのには理由があるはずです。その理由を突き止めるのです。

私の例「お金の勉強をしたい」というタスクに疑問をぶつけると、以下の答えが出てきました。

  • 何からやっていいのかわからない
  • 勉強をする時間を確保出来ていない

この時点では2つの答えしか出てきませんでしたが、とりあえずの進むべき道は見えてきました。

具体的な解決策を『ちょい書きメモ』で細分化

とりあえずの進むべき道は見えてきましたが、具体的に何をすれば良いのかはまだわかりません。

書きだした問題に対して、今ここで頭をひねって答えを出しても良いのですが、私の場合はここで答えはなかなか出てきません。

なぜなら、ここまで長い付き合いをしているタスクですから、そう簡単にはやるべきことも明確になってこないんです。

そこで今回私が推奨したい方法というのが『ちょい書きメモ』です。

冒頭で『付き合いの長いタスク』を書き出してもらった時に、常にメモをとれるツールへ書き出してもらったと思います。

その理由というのが、ここから先ほど出たタスクが解決出来ない問題に対して、何かしらの答えが浮かんだ時にすぐメモするためです。

問題解決のアイデアというのは、机に向かって頭をひねっている時よりも、身体を動かしている時にふと思いつくってことはありませんでしたか?

脳科学的にも、身体を動かしながら考えた方が答えは出やすいという研究結果もあるそうです。まさにその原理を利用するのです。

常に問題のことを考える必要はないと思いますが、 『付き合いの長いタスク』とそろそろお別れしたいと考えるのであれば、スキマ時間に解決法を考えるようにしましょう。

少しでも解決の参考になることがあればすぐにメモをして、少しまとめて時間がとれた時には、『ちょい書きメモ』を参考にして再度疑問に対しての答えを出すようにします。

私の例で「何をやっていいのかわからない」に対して

  • 本屋で基礎、基本とタイトルにあるお金関係の本を探す
  • FP資格試験の参考書を読む
  • 投資を始める
  • 日経新聞を読む

「勉強をする時間を確保出来ていない」に対しては

  • 今よりもさらに早起きをする
  • 妻に相談して1人の時間をもらう
  • 通勤時間を利用する
  • 勉強道具だけを持って外出する

上記のような答えが出ました。

これらは歩いていてパッと思い浮かぶこともあれば、誰かと話をしている時に思いつくこともあります。

1番大事なのは、パッと参考になりそうなことを思いついたらすぐにメモするということです。これは絶対です!!

私はメモに鮮度があると考えています。メモの内容が良い悪いに関わらず、思いついたことはとにかくすぐ書き出すのです。

熟成させることでより良いアイデアになることもありますが、それも思いついた時にメモとして書きだした結果、熟成させることが出来るのです。

まとめ

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『付き合いの長いタスク』があることは、全部が全部悪いことではありませんが、少しづつでも解決し、自己成長につなげられたほうが良いですよね。

大きなタスク『付き合いの長いタスク』を小さなタスク『消化しやすいタスク』に細分化することで、小さなタスクから解決し、いずれ大きなタスクが解決出来ます。

机の前でウンウンうなるよりも、いつでもメモできる状況を作り、歩きながら解決法を考えてみるのも良いものですよ。

次回は私の『いつでもメモできる』環境をご紹介しますね。

今回も最後までお読みいただき、本当にありがとうございます。

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瞑想はいつでもどこでもできる はじめての瞑想入門 第5回

アシタノレシピ読者に瞑想を広めようという大胆な連載「はじめての瞑想入門」。

「ココロ」動くブログを書いているよっしーがお届けしています。

5回目の今回は瞑想のバリエーションを紹介。

瞑想なんて、その気になればいつでもどこでもできるんです。

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目からウロコの子育てレシピ4 「ほめて育てる」には,「アイ・メッセージ」で

こんにちは。隔週火曜日担当の@Lyustyle です。

6月に入り,「新学期,新年度」感も薄れてしまうこのころ,子どもたちも徐々に覚醒しはじめ,いろんないたずらをするようになります。そんなときにたまたま何かよいことをすると,ことさらにほめたくなるものです。ほめることで何とかよい方向に軌道修正をしたい親の気持ちですね。

さて,今回は,そんな「ほめる」とういことについてです。ほめるって,簡単なもんじゃないんですよ。

「かわいくば、五つ教えて三つほめ,二つ叱ってよき人とせよ」

二宮尊徳の言葉と言われています。

しっかり教えた上で,叱ることはすくなく,よくほめて育てようということを表した言葉です。

若いころから私が大事にしてきたことです。

でも,ほめていさえすれば子どもはすくすく育つのかというとそうではありません。

ほめまくればいいというわけではない

幼い時は、親のほめたいという気持ちと、子どものほめられたいという気持ちが一致していて,ほめることがその子を伸ばすことにつながることが多いと思います。

しかし、高学年になると、せっかくほめても「ふん」とされることも出てきます。ほめられたくもないことをほめられ、ほめてほしいことをほめてもらえない。ほめたいことと、ほめてもらいたいことにちがいがでてくるのです。子どもがほめて欲しいことは、たいてい大人がまゆをひそめることでもありますし。ほめることよりも口うるさいことを言ってしまったりすることもあります。

学校の中でも同様です。子どもをほめる際は十分心を配ります。

図画工作などで,子どもが描いた絵に「じょうず!」「うまい!」と口先だけほめても思春期に達した子どもたちはうれしいなどとは思いません。「色の組み合わせがいい」とか「はがれないようにぴったりくっついていて丈夫だね」などと具体的なことを見つけてほめてあげるよう,私たち教師は一生懸命子どものがんばりを見取ろうと努力します。よく見て理解していないとほめられないからです。

中にはほめられること自体がいやだと思っている子どももいます。「あなたからほめられるいわれはない」という感じ方をしたり,ほめたことをお世辞と受け取って反感を持ったりする子どももいるのです。

つまり,ほめて育てろ,といってほめてばかりいてもだめだということです。NGの場合すらあります。

そこで,ちょっとまとめてみましょう。

子どもはどんなときほめられたくないと思うのでしょうか。

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ほめられるのがいやな時とは

だいたい思春期に入る頃,10歳くらいからの子どもは,単にほめさえすればいいというわけではありません。そのくらいの年齢の子どもの気持ちから考えてみます。

  • 「ほめることで自分をコントロールしようとしているな」と感じるとき
  • ほめられるほどのことではないことをほめられ,「こんなこともできないと思われていたのか」と思うとき
  • ほめられるほど立派な努力をしていない。偶然うまくいっただけなのに,というようなとき
  • 自分のことを十分知らずに見当違いのことをほめていると感じたとき
  • 人間関係が構築されておらず。「あなたが何で私をほめることができるの?別にあなたにほめられたくない」,と思うとき

これまでの経験から以上のようなことが考えられます。

では,ほめられるのがいやならどうしたらいいのでしょうか

アイ・メッセージを伝える

ほめるということは相手を価値付ける行為です。「上手にできたね」「えらいね」価値づけによる評価ですよね。

ほめられるのが嫌な場合とは、人に自分を価値づけられるのが嫌なのです。特にあなたから(すみません。ちょっときつかったですか?)。

「自分のことをよく知りもしないで」

「何だい、上から目線で」

「別にあなたからほめられる筋合いはないよ」

そのような微妙な関係では,ほめることはうまく機能しません。それなら,どうするか。

価値づけなければいいのです。

つまり、子どもの行為を価値づけによって評価するのではなく,私がどう感じたかを述べるのです。「アイ・メッセージ」といわれています。

「上手だね」という言葉を「私、この色大好き」に

「えらいね」という言葉を「(私が)助かったよ。(私が)うれしいな。」に

これなら,相手を価値づけたわけではありません。あくまで私が感じたことを述べているだけです。子どもはすんなり受け入れられます。

そして,このことはするかしないかを自分で決める内発的動機付けになるのです。(逆に,ほめられるからやろう。ごほうびもらえるからやろう,というのを外発的動機付けといいます。)

満を持してほめる

ここまでほめないことを書いてきましたが、ほめることが良い場合も当然あります。

自分のことを価値付ける人だということを認めている相手から、正当な理由でほめられるとうれしいものです。

  • 努力の甲斐あって成果が得られたとき
  • 自分のことをよく知っており、正当に自分の努力を認めてくれたとき
  • レスペクトしている人から手放しでほめられたとき

こんなときには大人でもほめてもらうとうれしいですよね。

特に「やった!できた!がんばった!」「ほめて!」という気持ち全開の時,満を持してほめるのはとてもよいことです。

学校でもそうですが,人間関係ができてくると、高学年のすました女の子でも「ねえ、先生、見て見て」などと描いた絵や作ったものを持ってくることがあります。

そんなときには、もう愛おしさ全開で心からほめます。「わあ!素敵だねえ!よくできたねえ!上手だねえ!」

そのあと、アイ・メッセージで「見せてくれてとてもうれしいよ。ありがとう」といえば、もう嬉しさ満開でしょう。

啐啄の機(そったくのき)というのでしょう。ほめてもらいたいという気持ちとほめてあげたいという気持ちがぴたっとあった時には、ほめるということは絶大な威力を発揮するものです。

まとめ

  • 小さい子どもと思春期にさしかかろうとしている子どもでは,ほめてもらいたいことがちがう。
  • 思春期にさしかかると,ほめてもらいたいことが,大人のほめたいこととちがってくる。
  • ほめてほしくないことをほめないようにし,ほめてほしいことをほめるようにする。
  • ほめてほしいときには手放しでほめる。
  • ほめてほしいと思わないことでも,アイ・メッセージを伝えることで,すんなり受け入れ,次の行動への内発的動機になることがある。

以上です。ちょっと大きなお子さんをお持ちの方は,ぜひ今日からアイ・メッセージを始めてみませんか。

 

 

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管理する情報を絞り込む ー 情報管理のベーシックレシピ

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こんにちは、BECK(@beck1240)です。

情報管理の基礎を取り扱う「情報管理のベーシックレシピ」を今回からスタートします。

前回までは「自己管理のベーシックレシピ」ということで、以下の様な内容について紹介してきました。

自己管理のベーシックレシピ

これから始める「情報管理のベーシックレシピ」では、書いてる内に色々付け加えたくなるかも知れませんが、ひとまず次の様な構成で進めていこうと思います。

情報管理のベーシックレシピ

  • 管理する情報を絞り込む←イマココ
  • 情報管理の仕組みを作ろう
  • 情報の収集/整理/活用の3フェーズを考える
  • 情報の記録方法とインボックスを定義する
  • 頭の中だけにある情報を洗い出す
  • 取り漏らしのないメモ環境を構築する
  • 紙を電子化して捨てる
  • 情報はインボックス/アクティブ/アーカイブで分類する
  • 情報の分類にプロジェクトの概念を加える
  • 情報の分類にペルソナの概念を加える
  • 情報の整理/見返しを行うタイミングを決める
  • タグとフォルダの概念で情報を捌く
  • メール管理もインボックス/アクティブ/アーカイブで捌く
  • アウトプットのために情報を整理・活用する
  • アイデア発想のために情報を整理・活用する
  • EvernoteとDropboxを用いた情報管理テクニック
  • 会社でEvernoteが使えない人の為の情報管理テクニックーアナログ編
  • 会社でEvernoteが使えない人の為の情報管理テクニックーデジタル編

隔週で書いていくと4ヶ月ぐらい掛かると想いますが、お付き合い頂ければと想います。

■管理する情報を絞り込む

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■情報とどう向き合うかというスタンスを固める

インターネットが普及するに従って「情報過多の時代」と呼ばれる様になった現代。沢山の方が多すぎる情報との付き合い方に四苦八苦しています。

この記事を読まれていると言うことは、あなたもきっと何らか情報管理に課題、或いは興味を持たれているのであろうと推察します。

本連載は情報管理について述べていきますが、一番の目的としては「情報とどう向き合って行くか」という自分なりのスタンスを固めるお手伝いであり、その先に「情報との向き合い方」という具体的な方法論を置いていきます。

「自分にとって周囲の情報はどういう存在か?」などと考える機会はそうそうあるものではありませんが、恐らくこの質問に答えを出す事自体はそれほど難しくはないでしょう。

例えば、情報を組み合わせて新たな考えや発明を生み出す仕事をしている人にとって、最新の技術動向や他の人が発表した論文といった情報はビジネスの源泉でしょう。逆に、そういった仕事とは関係しない、興味もない事柄はその人にとっては無価値ですし、実際そういった情報の大半は存在すら認識せずに一生を終える可能性の方が高いのです。

つまり、様々な「情報」を個別的に評価していけば、各情報の必要性や重要性を見極めていく事自体はさほど難しい事ではありません。

■その情報は「重要か?」「興味があるか?」

情報と自分との相対的な位置づけを決めるに当たり、評価軸というのは色々存在すると思います。興味関心や重要度、好きか嫌いか、お金を生むか生まないかなどなど。

しかしながら、そういった諸々の評価軸をおおらかにグルーピングしてやると、「重要か?」「興味があるか?」という二つの質問で、最も根源的な情報に対する評価ができてしまいます。(勿論程度問題は残りますが)

プレゼンテーション1

重要な情報というのも色々程度があると思いますが、例えば競合他社の動向、自分が開発に携わっている製品に使用する技術に関連する特許、意中の人の趣味嗜好、家族旅行先の候補地に関する観光情報など、価値を生んだり社会的地位に関わったりするものが重要と言えそうです。

興味がある情報というのはそのままですが、その情報そのものの重要性にかかわらず、自分が好きだったり欲しかったり気になっていたりするものを指します。例えば、仕事や家庭生活には必要がなくても、ゴシップが好きだったり、アニメが好きだったり、ゴルフに関する情報が兎に角大好物だったり・・様々あると思います。

そして、既にお気づきの事と思いますが、「重要でなく、興味も無い」情報は管理を諦めるべき、或いは接触頻度すらも下げるべき情報です。

まずは、このマトリックスに自分が触れる情報をばーっと分類してみるのが良いのですが、その洗い出しと分類が難しかったりします。具体的な方法論は「情報の記録方法とインボックスを定義する」の会で詳しく紹介しますので、ここでは考え方だけ押さえておいて貰うと良いと思います。

■まずは管理を諦める情報を見つける

情報管理について考える際に、一番最初に取り組むべきことが「捨てる情報」を決める事です。

例えば、ポストやメールボックスに届くDM・チラシの類や、まったく面白くもない惰性で付けたままのTV番組、既に興味を失ってしまった趣味に関する情報等々。

最初から無価値だけどやってきてしまう場合もあれば、かつては重要だったか興味があったものがそのどちらの価値も喪失してしまっている場合もあります。そういった情報は管理しないことは勿論、可能であれば接触その物を絶ちましょう。

この先の回で登場する、情報を一時的に受け止めておくインボックスという考え方があるのですが、ここにすら入れないことが重要です。

■その興味は消費だけか、或いは生産もするのか

もう一つ、管理対象となる情報を減らすためのポイントとして「重要でないが、興味はある」領域の情報が挙げられます。この領域は、要するに趣味の世界です。

趣味の世界の情報というのは、「触れているだけで幸せ」な場合と「ただ触れているだけでは物足りない」場合に分けられます。

誰かにこの感動を熱く語りたい、研究してその成果をブログに書きたい、上達して皆に認められたい・・・等々、動機やアクションは何でも良いのですが、ただ消費するだけで無く生産したい場合には多少なりとも情報管理を行う必要が出てきます。

趣味の領域については「消費だけか、生産もするのか?」という自問をぶつけながら、情報管理の要否を見極めていきましょう。

インターネットでつながりやチャンスを得やすくなった昨今、趣味と言えども侮れません。得がたき同好の士を得て、毎日が非常に楽しくなるかも知れませんし、趣味が長じてちょっとした収入に結びつくかも知れません。大手を振って趣味に関する情報を管理していきましょう。

■本当に管理する必要がある情報だけを管理する

さて、ここまでであなたが触れる周囲の情報の内、管理が必要な情報が明確になったことでしょう。(まぁ、そんなに簡単には切り捨てられないのが常ですが、ここでは一旦本当に必要なものに絞り込めたと仮定します)

管理対象情報

図示するとこんな感じですね。

実の所、多くの人が言われるまでも無くこの状態に近い状態で、溢れんばかりの情報量やとっちらかったフォルダやらメールやらをどうしたらいいのか・・というお悩みをお持ちと思います。

ただ、「重要で無く興味も無い」情報や、消費だけで良かったストックする必要がない情報というのは、棚卸しをやってみると存外紛れ込んでいたりしますので、是非一度確認してみて下さい。

■最後に

今回紹介した「管理する情報を絞り込む」は情報管理における「ノイズ」の除去を目的としています。

今後、情報管理の具体的な話に進めて行く前に、可能な限り以下の観点で棚卸しをし、ノイズを無くしておくことをお奨めします。

  • 「重要で無く興味もない」情報は管理対象から外し、可能であれば接触の機会もなくす
  • 「重要でないが興味はある」情報は、消費と生産に分類し、消費であれば情報管理の対象から外す

今回紹介した内容自体はごく初歩的でシンプルなものですが、先々の回で紹介するテクニック、考え方は全て「本当に管理すべき情報だけに絞りこんでいく」という思想をバックボーンにしています。これからの連載記事を読まれる際、是非このことを頭の片隅に置いておいて頂ければと思います。

参考書籍

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人前で話すときのヒント4 「布石をうつ」

「布石をうつ」とは囲碁の言葉だそうです。

囲碁で、序盤に全体の局面を見据えて石を打つこと。転じて、将来を見越してあらかじめ手段を講じておくこと。 (布石を打つとは – 日本語表現辞典 Weblio辞書)

後々効いてくる一手をあらかじめ打っておき、その後の展開を有利に進めることと、とらえておいて差し支えなさそうです。

おそらく、布石をうつためには全体の流れ、局面がどう展開していくのかを見据えておく必要があるでしょう。

後々効いてくる一手を打っておくことは、人前で話す際にも、聞き手の興味をひくためにとても効果的な手である、と言えます。

「?」を抱かせる

布石としてよく用いられるものが、聞き手の中に「?」を抱かせる、というもの。

聞き手が「ん?」「どゆこと?」と思うような言葉や問いを投げかけ、「?」を抱かせることで興味を引き、最終的にその「?」を解消し、「なるほど!」「そういうことか!」とストンと落とす。

順序立てて、伝えたいことまで積み上げていく、という解説が王道でわかりやすいのでしょうが、そればかりでは物足りない。

何かしら「しかけ」があったほうが、聞く方も話す方もなんだか楽しいじゃないですか。

以前、あるセミナーで習慣化というテーマでLT(ライトニングトーク)を募集しており、そこに応募して短いプレゼンをさせてもらいました。

その際、この『「?」を抱かせる』手法を用い、布石をうち、話を展開しました。

「習慣化は、スーパーマリオブラザーズをやるがのごとく」

冒頭で元気にそう宣言し、話を展開していきました。

パッと聴いただけでは「なんのこと?」って感じだと思います。

「どういう意味?」って思わせることかできれば、つかみはとりあえずオーケー。もちろん、つかむだけではい終わり、ではなく、最後にはちゃんとその意味を理解してもらわなければいけません。

5分間の持ち時間のうち、4分ほどを使って意味を伝えていきました。

最終的には「習慣化は、スーパーマリオブラザーズをやるがのごとく」の意味するところを理解してもらえたのではないかな、と思います。

直感的でない表現をクッションに置く

わかりやすい表現や図を用いることはとても大事なことです。

ただ、やっぱりそればかりでは単調になってしまうおそれがある。

そこで、ときには聞き手が「ん?」と感じるような書き方をし、ワンクッションを置いたあと、直感的に理解できるものを、言葉を、図を持ってくる、という手があります。

布石として、わざと引っかかる表現をしたりして、ワンクッション置くということです。

以前、校外学習の事前指導として、生徒に対してスライドを使って解説したことがあります。

メインは、「通天閣」と「東京スカイツリー」の高さの違いを伝えること。

東京スカイツリーは通天閣の6倍の高さがあります。それを図で表現してやれば、見てすぐわかり、伝わりやすい。

でもあえて、この図の前に、数値による比較を入れるわけです。実際の大きさは全然違うのに、わざと同じ高さにしちゃった画像を加えたりなんかして。

で、だいたい同じ縮尺で表示した二つの画像を見せる。

数値と同じ大きさの画像によって聞き手に「ん?」と感じさせる布石をうち、その「ん?」をすぐに解消するわけです。

100mと600mでは、これだけ違うのか、というインパクトを与えるために。

加えて、この図を次のように提示していき、

「通天閣の上に、もう一つ通天閣をのっけて、その上にまた通天閣をのっけて、さらにまた通天閣をのっけて、、、」

って感じで話し、スライドの動きに言葉を加えて、結論である「通天閣を6個積み重ねるとスカイツリーの高さになる」ということを伝えていきました。

「スライドは、しゃべりとセットで」が肝心です。

「布石をうつ」ために

こういった布石をうつためには、囲碁と同じで、全体の流れがどう展開していくのかを見据えておく必要があります。

どういう流れで話を進めていくのか、自分の中で明確にしておき、後々効いてきそうな手を考える。

実際、「習慣化は、スーパーマリオブラザーズをやるがのごとく」という言葉は、いったんLTの内容がすべて定まり、スライドもおおかた作り終えた後、「もっと効果的に伝える、インパクトを込めることはできないかな?」と考える中で生まれました。

序盤に「習慣化は、スーパーマリオブラザーズをやるがのごとく」と言うことで、聞き手の人たちは「どういうこと?」と興味を持ってもらえるはずだと。

そして、伝えたいことの話の大筋はもう定まっていたので、その一言がかなり効果的な役割をしてくれるはずだ、という確信も抱くことができました。

それもこれも、LTの全体の流れ・内容を定めていたからこそ。

結果、「習慣化は、スーパーマリオブラザーズをやるがのごとく」は、LTのメインフレーズとなり、この言葉を中心にスライドをすべて作り変えることで、より良いものができたと思っています。

布石をうつために、まず、全体像をはっきりさせておく。

そこが弱いと、効果的な布石をうつことは難しくなってくると思います。

おわりに

聞き手に「?」を抱かせるための問いかけや、言葉の表現は、布石をうつためにはとても大事かな、と思います。

毎回毎回、有効そうな布石を思いつくとは限りません。

話の展開を考える際の、構成方法の一つとして、頭の片隅で意識しながら全体を練っていくことで、布石は見えてくるものかな、と思います。

布石にこだわるのではなく、「結論を際立たせるための問いかけ、なんかできひんかなぁ」という、肩肘張らないくらいがちょうどいい。

そういうスタンスで、伝えたいことの準備をしてくことが、もしかしたらいい発想につながるのかもしれません。

では、お読みいただきありがとうございました。

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「無駄を削る家計簿」より「きちんとお金を使うための家計簿」を

こんにちはー!

ブログ「今、夢に生きる」のはぎたかし(@takashi_h7)です。

私がお送りしている連載は、ズバリお金の話。

前回まで、お金の不安に煽られないように「足りない探し」より「持っているもの確認」を先にやりましょう、というテーマでお送りしました。

ここまで4回連載を書いてきて一番私の印象に残ったのは、「資産リストのすすめ」への反響です。

「家計簿より先に資産リスト作りをおすすめする理由」とタイトルをつけたこともあって、「家計簿つけられない。苦手だけど、これなら」って声をいくつもいただきました。

うん、やっぱり家計簿、大変ですよね(笑)

というわけで、今回から何回かに分けて、家計簿について考えてみたいと思います。

何のための家計簿?

そもそも、家計簿って何のためにつけるんでしょう?

よくあるのが「無駄な支出を削るため」。

確かに結果的にはそうなります。

ただ、「結果的に」というのが大事なところ。

例えば、ダイエット。

食事、運動、休養をうまく取り入れて健康的な生活習慣を作る、その結果として痩せる、のが望ましいですよね。

体重を落とすことだけを目的にすると、かえって不健康につながります。

それと全く同じで、家計のダイエットも「無駄を削る」に目が行き過ぎると、かえって貧乏性というか、しんどい思いをすることになります。

私が感じている「無駄を削る家計簿への疑問」を挙げてみましょう。

大変なわりに効果が限定的

まず、身も蓋もないですが支出を全部記録するのはけっこう大変です。

しかも、無駄を無くそう無くそうと思いながら記録を付けていると、ちょっとした支出がすごく気になったりします。

心に余裕がなくなってくるんですよね。

自分一人でも精神的にきついですが、家族で意見が割れると悲惨。

妻は要ると言う。自分は無駄だと言う。

ケンカの火種です。

しかも、そのくせ効果が…微妙なんです。

「家計簿をつけて、無駄な支出を削ろう」って思います。

けれど、無駄な支出ってそんなにありますか?

もともと「必要だ」「欲しい」と思ったから支払ったわけですよね。

「要らない」と思うものには、もともとお金を払わないか、払っても最小限に留めているはずです。

だから、「家計簿をつけたら無駄なお金がどんどん見つかって、家計が一気に改善する」なんてのは一種のファンタジーだと私は思っています。

大事なお金。

無駄にじゃぶじゃぶ使っているなんてケースは稀なんです(ないとは言いませんが)

「平均」と比べる意味

それでも頑張って記録をつけたとしましょう。

その後、無駄を見つける手段としてよく登場するのが「平均と比べる」です。

3人家族で郊外に住んでいるなら「大体これくらいが普通の家賃」「水道光熱費はこれくらい」「食費の平均は」といったように。

確かに目安にはなります。

けれど、それもやり過ぎると、お金の使い方としてどうなんだろうって疑問を感じます。

だって、自分が楽しく暮らすためにお金を使うわけです。

だから、好きなモノには思いっきり使ってもいいし、逆に自分が価値を感じないところには世間の人がいくらお金を使っていてもゼロでいい。

平均と比べて多い少ないを基準にしたら、息苦しいだけです。

「無駄を削る家計簿」より「お金を使うための家計簿」

というわけで、「記録をつけて無駄を見つける家計簿」には、私は疑問を持っています。

大前提として、お金は自分が幸せを感じられるように「使うことに価値がある」と思うからです。

だから、使わないための家計簿じゃなくて、自分が幸せを感じられるように「きちんと使うための家計簿」にしてみませんか?

家計簿は「お金のポリシー」

私は家計簿を「お金のポリシー」だと捉えています。

自分が大事にしたい価値観を明文化したものを「ミッションステートメント」って呼びますよね。

参考:進むべき方向を定めるためにミッションを書き出すーアシタノ・ハックス第10回

家計簿も、これと同じだと考えたらどうでしょう。

無駄な支出がないか見張るための家計簿じゃなくて。

自分が大事にしたいことを考えて、それにきちんとお金を使えているかをチェックするための家計簿ってわけです。

例えば、自分は健康で活躍し続けたい、と思ったなら、やっぱりジャンクフードばっかり食べていてはマズイ。

野菜や果物を増やして、バランスのいい食事をする必要があります。

だから、バランスのいい食事を担保するために食費にはこれくらいのお金を使おう。

洋服は、平均的にはこれくらいらしいけど、自分はそれほど服に価値を感じないから、最低限の身綺麗さが確保できればいい。

だから、これくらいの金額を充てれば十分だな、っていうように。

平均と比べるでもなく、無駄に目を光らせるでもなく、自分が大事だと思うものにきちんとお金を使うための家計簿を作ってみてはどうでしょう。

次回は「使うための家計簿」の実例

とは言っても、どんなに良いものでも運用が大変だったら実行できません。

が、お金を使うための家計簿を運用するには、それほど手間はかかりません。

次回は、今回の続きとして、「使うための家計簿」を実際にどう作るか、どう運用するかを考えてみたいと思います。

私の使っている家計簿をサンプルとしてお見せしながら、具体的なところをお話しします。

それでは二週間後、またお会いしましょう!

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ブログは、私に、何を与えてくれたのか?(普通の個人が、ブログのある毎日を送り続ける、ということ)

こんにちは。「単純作業に心を込めて」の彩郎です。連載「普通の個人が、ブログのある毎日を送り続ける、ということ」の第5回をお届けします。

前回までで書いたのは、4年前、私が、自分の毎日に平和な閉塞感を感じ、その閉塞感を解消すべく、ブログを始めてみた、ということでした。

それから4年が経ちました。2016年5月31日現在、私はまだブログを続けています。

ブログというものは、自分から辞めなければ続けられますので、続けていること自体にどれだけの価値があるかはいろんな考え方があるとは思うのですが、そうはいっても、4年間続けるには、4年の時間がかかります(当たり前です)。

それだけの時間、なぜ、私はブログを続けられたのでしょうか。

この理由をふり返ってみます。

【ブログを続ける原動力として機能してきた諸々】

ブログを始めたとき、私がブログに求めていたものは、

  • 試行錯誤のための実験場
  • 店長からのおすすめの一品をお客さんに提供できる場所

という2つでした(平和な閉塞感は、解消すべき課題なのか?(普通の個人が、ブログのある毎日を送り続ける、ということ))。

この2つは、抽象的な理念としては、この4年間、一貫しています。

でも、ブログを続けるということは、記事を書いて公開するという具体的なことです。その過程には、文章を整えたり、裏付け資料を探したり、HTMLタグを整えたり、要するにすごく面倒なことが、たくさん存在しています。抽象的な理念だけでは、なかなか進みません。

これら面倒なことを乗り越えることを助けてくれるのは、もっと具体的な何かです。私自身は、いろんなものから原動力をもらうことで、ひとつひとつの記事を書き続けることができました。この4年の間に、原動力として機能してきた諸々を、ひとつずつふり返ってみます。

(自分の試行錯誤を記録し、公開する)

最初は、自分の試行錯誤を記録することが原動力になりました。

試行錯誤は、特別なものではありません。特にそうしようと思わなくても、普通に日常生活を送っているだけで、毎日の中にはいろんな試行錯誤があるものです。たとえば、MNPしてスマートフォンを機種変更する、バーチカル表示のカレンダーアプリを探す、タスク管理を担うクラウドサービスを使い始める、ということの中にも、無数の試行錯誤が潜んでいます。

でも、何もしないと、これらの試行錯誤は流れ去ってしまいます。だから、ブログを使って、試行錯誤を記録することにしました。

たとえば、MNPの仕組みを調べて、MNP手数料が課金される条件を調べたときに、この記事を書き(MNP予約番号を発行しても、使わなければ、解約にならないし、手数料もかからない)、

バーチカル表示可能なAndroidのカレンダーアプリを探してBusinessCalendarに出会ったときにこの記事を書き(バーチカル表示がうれしいAndroidのカレンダーアプリ。私がBusiness Calendarを愛用している理由)、

自分なりにしっくり来るToodledoの使い方にたどり着いたときにこの記事を書きました(Toodledoで人生が変わったサラリーマンの、Toodledo運用例・全部入り(2014.2段階))。

ブログに書いておけば、自分がどんな試行錯誤をしてきたかをふり返るための記録にもなります。

と同時に、今後、どこかで、同じような試行錯誤を始める誰かにとって、多少なりとも役に立つかもしれません。自分の試行錯誤の成果をおすそ分けする感覚です。

(ブログ自体をゲームと捉える)

そうしているうちに、少しずつPVが増えていきました。せいぜい1日10PVくらいだったのが、1日100PVを超える日も出てきて、ついに1日1000PVくらいになったのです。

こうしてじわりじわりとPVが伸びる様子を目にして、これをもっと伸ばしてみたい、と思うようになりました。育成ゲームのような感覚です。

育成ゲームのように捉えようとしてみると、ブログは、なかなかいい線をいっています。

たとえば、

  • PVなど、客観的な数値が刻一刻と変化すること
  • アクションに対してのレスポンスが返ってくること
  • 装備を考えたり、ステージを進んだりできること

などは、面白いゲームの条件ともつながっています。

だから、私は、ブログを育成ゲームとして楽しむことにしました。

ブログというゲームのルールを設定したい

重視していた指標は、基本的にPVです。どんな記事をどのように書くとPVを伸ばすことができるか、試行錯誤しつつ、ゲームのように楽しんでいました。

(AdSenseからの収入が、現実的な原動力に)

PVを増やすゲームとしてブログは、当初、順調でした。多少の波がありながらも着実に伸びて、1日1000〜2000PV・月間5万PV程度の大きさまで育成することができました。

次は何をしようかなと思い、ブログ関係のカスタマイズを調べた結果、GoogleAdSenseを導入することにしました。月間5万PVのブログにGoogleAdSenseを設置すると、1万円弱くらいの収益が期待できる可能性があるとの情報を知り、「それならIT関係費用をブログだけで自給自足できるではないか!」と気づいたためです(IT関係費用の自給自足を視野に入れて、ブログへの広告設置を検討)。

設置してみると、GoogleAdSenseは、月1万円〜2万円程度の収益を生んでくれました(最初の1ヶ月と少しを終えた段階で、Google AdSenseとのつきあい方を考える)。

ささやかな金額ではあります。でも、小さい金額ではありません。なんだかワクワクして、一時期は、スマートフォンからGoogleAdSenseのアプリをチェックするのが、すきま時間の習慣になっていたほどでした。

結果として、ブログ記事更新のモチベーションも湧いてきました。お金というのは、確かに、現実的な原動力として機能します。

(書きたい記事を書きたいだけ書けることのうれしさ)

PVとAdSenseを原動力とするブログ運営が、しばらく続きました。PVは一応は順調に伸びていましたし、AdSenseもIT関係費用を自給自足できるくらいにはなりました。

でも、いつのまにか、ブログ記事を書くことが、それほど楽しくなくなっていました。

大きな理由は、[書きたい記事]と[読まれている記事]の不一致です。

当時、よく読まれていたのは、docomoの通信量制限とか、MNP手数料とか、Androidの新機種情報とかの記事でした。これらの記事をどんどん書き続けていくことがPVを伸ばすことにつながることは明白だったのですが、私にとって、これらの記事は、それほど書きたいものではありませんでした。

他方で、自分が書きたい記事を書いても、ほとんど読んでもらえません。たとえば、私は、HTMLの思想をとてもおもしろいと思い、4年以上前にこんな記事を書いたのですが(HTMLの思想って、おもしろい。)、この記事が4年間で獲得したPVは、400です。平均すると、4日に1PV。さきほどのMNP手数料の記事が累計24万以上のPVを獲得していることと比較すると600倍の差で、なんというか、言葉がありません。

●

PVを増やすために書くべき記事と、自分の書きたい記事が一致しない。この不一致がブログというゲームの楽しさを阻害していることに気づいた私は、不一致を解消したいと思いました。

しかし、自分が書きたい記事のPVをすぐに伸ばすことはできませんので、客観的に[よく読まれている記事]=[自分が書きたい記事]という状態を実現することは、とても大変です。だから、PVを自分の主観的な視界の外に追い出すことに決めました。具体的には、スマートフォンからGoogleAnalyticsとGoogleAdSenseを確認するためのアプリを削除して、PVとAdSenseをチェックする習慣をやめました。

これは、ブログというゲームのルールを自分で書き換えることでもあります。PVとAdSenseを指標にすることをやめて、「自分が書きたい記事を書く」という新しい指標でゲームを再開したというわけです。

●

「PVを稼げそうか?」という指標を外し、純粋に自分が書きたい記事を書くようになって少し経って、「自分のブログは、ひとつの記事をひとりの読者に届けるための限界費用が、おそろしく低い」ということに気づきました。

自分のブログなら、そこに新しい記事をひとつ追加するために必要な費用は、ほとんどゼロ、無視できるほどの大きさです。だったら、書きたい記事を書き惜しみする必要はありません。まだ材料が足りないとか、まだ考察が不十分とか時間が少ししかないとかいったことは考えずに、その時点で書けるところまでをとりあえず書いて、書ききれないところがあれば、また新しく書けばよい、と思うようになりました。

心から書きたいテーマやネタこそ、気楽に、どんどん、何度も、書く

書きたい記事を書きたいだけ書けることは、少なくとも私にとって、とてもうれしいことでした。こうして、書きたいことを書きたいだけ書けることそれ自体のうれしさが、(PVやAdSenseに代わり、)ブログ記事を書く原動力として機能するようになりました。(2015年になってから書き続けているWorkFlowyに関連する記事も、この原動力によって支えられています。)

(ブログを自分の場所と捉え、育てる)

書きたい記事を書きたいだけ書くことを続けているうちに、自分のブログの中に、自分が書きたくて書いたお気に入りの記事が、少しずつ増えてきました。そのことがとてもうれしくて、少しずつ私は、自分のブログ全体をひとつの実体のように捉えるようになりました。

ちょうどその頃、『Chikirinの日記の育て方』という本を読みました。「Chikirinの日記」という巨大ブログの主宰者であるChikirin氏が、自分とブログの関わりについて書いた本です。

この本から私がいただいた大きな収穫は、「ブログを自分の場所として捉え、育てる」という発想です。自分のブログは、やりようによっては、そこで自分が何かをするための場所になります。個々の記事を書き、公開するときに、この「自分の場所を育てる」という感覚を持つことで、ブログに対するスタンスが明確になりました。

『「Chikirinの日記」の育て方』を読んで、「単純作業に心を込めて」というブログをどんな場所に育てたいのか、考え始めた。

私自身は、自分のブログを、「なにかおもしろいことができる自分の場所」に育てたいと考えました。

なにかおもしろいことができる自分の場所を育てる。『「Chikirinの日記」の育て方』を読んだその後。

こうして、(個々の記事を書くことに加えて、)ブログそのものを「なにかおもしろいことができる自分の場所」へと育てることが、ブログを続ける原動力に加わりました。

(セルフブランディングを実践した先にある世界で生きる)

ブログを始めて2年半ほど経った2014年10月、倉下忠憲さんの『Facebook×Twitterで実践するセルフブランディング』という本を読みました。

当初、私は、セルフブランディングというものに、気恥ずかしさを感じていました。なんとなく押し付けがましい印象を感じます。また、自分には必要ないとも考えていました。ブログで名を売って独立したいわけでもありませんし。

でも、この本を読んで、そうではないことを知りました。セルフブランディングとは、大きな声で自分のよいところを宣伝することではなく、自分をよく見せるための技術でもありません。

自分の価値は、他人によって見い出されるものです。他人から価値を見出してもらうためには、それなりの条件を整えておく必要があります。セルフブランディングとは、この条件を整える作業です。自分のどこかに価値を見い出してくれるかもしれない誰かへと、自分の一部分を届けること。そんな誰かから、見つけてもらえるような状況に、自分をおいておくこと。これが、セルフブランディングです。

セルフブランディングがうまくいけば、[自分の持ち味を発揮すること]と[価値を見い出されること]がつながります。好きなように自分の持ち味を発揮し続ければ、結果として、そこに誰かが価値を見出してくれるかもしれない。『Facebook×Twitterで実践するセルフブランディング』を読んで、そんなセルフブランディングを実践した先にある世界で生きることにあこがれるようになりました。

●

『Facebook×Twitterで実践するセルフブランディング』は、タイトルこそ「Facebook」「Twitter」ですが、これらと並んで、ブログを重視しています。以後、私は、この本をバイブルに、セルフブランディングを実践した先にある世界で生きることへのあこがれを原動力として、ブログを行うようになりました。

(自分史上最強の知的生産ツール)

大学生の頃に『知的生産の技術』、『知的生活の方法』、『思考の整理学』といった本を読んでから、知的生産にあこがれて続けていました。

知的生産にあこがれるまま、知的生産を支えてくれそうな道具を試し続けてきました。

そんな遍歴の中で、今、思うのは、「ブログは、自分史上最強の知的生産ツールだ。」ということです。

●

ブログが自分史上最強の知的生産ツールである理由のひとつは、アウトプットの場になるからです。知的生産とは新しい情報を生み出すことなので、アウトプットしなければ完結しません。ですが、研究者でも作家でもない普通の個人にとっては、アウトプットの場をどこに持つのか自体が、問題になります。これに対して、ブログを使えば、誰だって簡単にアウトプットの場を持つことができます。だから、ブログは知的生産ツールになるわけです。

でも、それだけではありません。

いくぶん単純化したモデルですが、知的生産は、

  • 情報のインプット
  • 情報の組み立て(考える)
  • 情報のアウトプット

という情報の流れです。

アウトプットの場としてのブログは、このフローにおける最後の段階に着目しています。でも、自分のブログに記事を書くことは、もっと前の段階であるインプットや考えることとの関係でも、大きな意味を持っています。

たとえば、ある本を読んだ後、その本の書評をブログに書くと、その本から得られる収穫は、確実に増えます。書評記事をアウトプットすることで、本からのインプットの質が向上するわけです。自分のブログに書評エントリを書くことは、究極の読書術でもあります。

たとえば、何かのテーマに関心を持ったなら、そのことをブログ記事に書いてみようとします。すると、現役効果が発揮され、そのテーマについての考えが進みます。

これを少し抽象的に見れば、知的生産のフローをどこからどのように流すのか、という方向の問題です。つまり、ぱっと考えると、知的生産のフローは、インプット→考える→アウトプットという方向で流れるので、入口であるインプットからプッシュするのがよさそうなのですが、それとは反対に、ブログ記事を書くというアウトプットからプルすることで、知的生産のフローを流す、というのもありなのではないか、ということです。私はこれを、プル型知的生産と呼んでいます。

●

ブログにひとつ記事を書けば、その分、知的生産のフローが流れます。ブログを続けてきたおかげで、私は、自分の生活の中に、たくさんの知的生産のフローを流すことができています。

これも、私がブログを続けていられる大きな原動力です。

【ブログは、私に、何を与えてくれたのか?】

ブログを続ける原動力として機能してきた諸々は、少し視点を変えると、私がブログから受け取ってきた諸々でもあります。

まとめとして、「ブログは、私に、何を与えてくれたのか?」への回答を考えてみます。

1.自分の試行錯誤の記録・自分のための試行錯誤のおすそ分け

ブログは、自分が積み重ねてきた試行錯誤の記録になります。自分のブログを読み返せば、「自分もいろんな試行錯誤を積み重ねてきたじゃないか」と、再認識できます。

と同時に、自分のために試行錯誤の成果を、誰かにおすそ分けすることができるかもしれません。

2.書きたいことを書きたいだけ書けるうれしさ

ブログは、新しいことをひとつ書くために必要な限界費用が、ほとんどゼロです。だから、書きたいことを書きたいだけ書くことができます。

書きたいことを書きたいだけ書けることは、それ自体がうれしいことで、私にとって、大きな価値です。

3.「なにかおもしろいことのできる自分の場所」と、自分の場所を育てるゲーム

現時点で、自分のブログは、かなりの程度、「なにかおもしろいことのできる自分の場所」になっていると感じています。たとえば、ブログという自分の場所のおかげで、私は、HandyFlowyとMemoFlowyというアプリ制作に関わることができました。

それと同時に、自分のブログを「なにかおもしろいことのできる自分の場所」へ育てようとすることそれ自体は、面白いゲームになります。私の場合、ブログは、PVやAdSenseを指標とするゲームとしては、いまいちでした。でも、「なにかおもしろいことのできる自分の場所」へと育てるゲームとしてであれば、実に楽しくプレイすることができています。

4.[自分の持ち味を発揮すること]と[自分に価値を見い出してもらえること]がつながった状態

ブログを続けることで、自分が出せる情報をウェブに増やすことができます。それが、ウェブ時代のセルフブランディングです。

セルフブランディングを実践した先には、[自分の持ち味を発揮すること]と[自分に価値を見い出してもらえること]がつながった世界が広がっています。

5.知的生産のフローが流れる生活

ブログは、自分史上最強の知的生産ツールです。

ひとつには、ブログがアウトプットの場を与えてくれるからなのですが、それだけではありません。ブログを続けることで、読み、考え、書く、という知的生産のフローが、同時並行でたくさん流れていきます。

ブログは、私に、知的生産のフローが流れる生活を与えてくれました。

—編集後記—

この記事では、「なぜ、4年間、ブログを続けることができたのか?」「ブログは、私に、何を与えてくれたのか?」という問いを考えながら、私がブログを続けることを可能にしてくれた原動力をふり返りました。私自身の個人的な性格や価値観によるところも大きいかもしれません。ですが、それなりに多くの人に通じる部分が、ところどころ含まれているといいなと思います。

次回は、今回の話を踏まえて、もう少し一般的な形で、ブログを長く続けるためのコツを考えてみます。

ちなみに、この記事も次回の記事も、「ブログを続けることには価値がある」ということを当然の前提としています。ブログは、継続が力となるメディアです。このあたりのことは、次々回以降に、経験談を交えながら、少しずつ考えていきたいと思います。

最後までお読みいただき、ありがとうございます。2週間後にまたお目にかかれたらうれしく思います。

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賢過ぎて動けないあなたに。木曜日はバカになって一歩踏み出してみよう。

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あなたのイライラする気持ち『付箋』で解決してみませんか?

262H

「あ〜 何だかイライラする!」「このモヤモヤした気持ちは何なんだ?」って時はありませんか?

自慢ではないですが、私はイライラすることがよくあります。

理由が明確でイライラしている分には、その理由が解決されれば良いってことなんですが、自分がなぜイライラしているのかがわからずにイライラしていることがあります。

なんとなくは理由がわかっていても、イライラの原因を明確にしないことには、そのイライラからはなかなか解消されませんからね。

今回はそんなイライラする気持ちを、『付箋』で解決する方法をご紹介します。

イライラする気持ちを『付箋』で解決!

書き出すことで整理する

理由が明確でイライラしている時にありがちなのが、一度にたくさんのことを考えてしまうことです。

前回の記事【脳のパフォーマンスを下げない方法!それは『忘れるためのメモ』をとるのが1番!】で、忘れるためにメモをとりましょうとご紹介しましたが、これが出来ていないと脳のパフォーマンスが著しく落ちるために、イライラすることが多くなります。

だから、とにかくイライラした時には思いつく限り全てのことを書き出します。

その書き出す時には、ノートやメモ帳などではなく、後から違う場所に貼り付けられる『付箋』を使うようにして下さい。ここがミソです。

  • 頭が痛い
  • 本を読みたい
  • Aさんに見積もりの連絡
  • 新聞を読みたい
  • 引越しの準備
  • Bさんに頼まれた物を準備
  • 息子の夜泣きがヒドイ
  • 友達と飲みに行きたい

こんな感じの殴り書きで良いので書き出します。勢い良くやるのがポイント。どんどん出てきます。

思いつく限り全てのことを書き出すと、それだけでちょっとスッキリします。逆に、このちょっとスッキリするまでは、とにかく書き出してみて下さい。

書き出したことをグループ分けする

次に書き出した内容をグループ分けします。これはこれから処理する優先順位を決めるためです。

頭の中のモヤモヤを書き出すだけであったらノートやメモ帳で十分なのですが、このグループ分けをしやすくするために『付箋』に書き出したのです。

先ほど私が書き出した内容でグループ分けをしてみると、大きく5つに分けることが出来ました。

  • 身体の不調
    • 頭が痛い
  • やりたい事(欲望)
    • 本を読みたい
    • 新聞を読みたい
    • 友達と飲みに行きたい
  • 仕事のタスク
    • Aさんに見積もりの連絡
    • Bさんに頼まれた物を準備
  • プライベートのタスク
    • 引越しの準備
  • どうにもならんこと
    • 息子の夜泣きがヒドイ

書き出したことを整理する

5つのグループに分けることができたら、後は取捨選択、優先順位付けです。

上記例でいくと、まず仕事のタスクが第一優先となり、その後にプライベートタスク、やりたい事となります。

そして、身体の不調は「今晩早く寝ること」というプライベートタスクを新たに作成して、「頭が痛い」と書き出した紙は捨ててしまいます。

どうにもならんことグループの「息子の夜泣きがヒドイ」のも、今どうにかなる問題でもないので、ここではこの紙を捨ててしまいます。捨てることがわかっていても、書き出すことで頭の中は整理されるので、とにかく書くことを心がけて下さい。

ここまでやってみると、既にイライラが治まっているってことはないですか?

私の場合は、特にやりたい事が多くなってくるとイライラするので、こうやって書き出して整理することで、これとこれをやってしまえばやりたい事が出来るんだ!ってわかって、イライラが治まります。

ここまでやってもまだイライラする場合は、まだまだ書き出してないことがあるか、おおまかに書きすぎて処理する方法が見えていない場合です。

おおまかに書きすぎと言うのは、例えば「仕事が嫌だ」とか「勉強が出来ない」などと、あまりに具体的でない場合です。

この場合には、このおおまかに書いたことを細分化する必要がありますので、この方法は次回ご紹介します。

まとめ

今回は例として8つしか書きださなかったので、特に付箋でなくてノートに書き出しても出来てしまいそうですが、それでもやはり付箋を使うことをオススメします。

その1番大きな理由としましては、ノートに書き出すと、どうしてもこの後にやるグループ分けを意識して書いてしまうからです。

書き出す時には勢い良くやるのが一つのポイントとなりますので、グループ分けを意識しながらではダメなのです。

最近では付箋にも大きいのだったり小さいのだったり、可愛かったり、貼り付ける専用だったりとかなり色んな種類が販売されていますが、私のオススメとしては100円均一で販売されている縦50mm横75mmの付箋です。下画像の付箋。

2016-05-26 09.00.50

一言書くだけならもっと小さな付箋でも良いかと思ったのですが、勢い良く書き出していくにはこのサイズが1番だと思います。

常に持ち歩くことを想定しているのであれば、少しサイズが小さくなりますが全面強粘着の付箋がオススメです。

イライラしていない時でも、自分の考えを整理したい時など、『脳内の整理』には是非付箋を使ってみて下さい。

次回は『おおまかに書いたことを細分化する』ためのメモ活用法をご紹介しますね。

今回も最後までお読みいただき、本当にありがとうございます。

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