目からウロコの子育てレシピ6 叱ってばかりの私~リフレーミングで、スイッチのきりかえを

こんにちは。各週火曜日担当 「知的生活ネットワーク」の@Lyustyleです。

毎日子どもの悪いところばかりが見えて、しかってばかりいる。しかりたくないのに、しかりたいようなことばかりするのでイライラが積もる・・・。

そんな場合には、「リフレーミング」はいかがですか?

リフレーミングとは

リフレーミングとは、マイナスイメージの言葉を、プラスイメージに切り返してしまう魔法の方法です。

たとえば、「この子は落ち着きが無い」と言えば、その子どもをマイナスイメージでとらえることになりますが、このリフレーミングにより、一気にプラスイメージに変換することが出来るのです。

「この子はとても活動的だね」

いかがですか。

子どもの同じ行動でも、言葉で全く逆になるのです。

マイナスイメージの行動を、全く逆の枠組み(フレーム)でとらえなおすこと。それがリフレーミングです。

「口が悪い子だ」→「すなおな子だ」

「消極的な子だ」→「慎重な子だ」

「だらしない子だ」→「ゆったりしている子だ」

どれも、行動は全く同じです。

それを、別の言葉でとらえ直してみることによって、その子どもの別な側面がよく見えるようになります。そうすると、対応の仕方も変わってくるものです。もしかしたらしからずにすむこともあるかもしれません。

人間は言葉によって感情や行動が変わる動物です。

「口が悪いなあ」とおもうのと「素直な子だなあ」と思うのとでは、その子ども全体のとらえ方や、接し方までが変わってしまうことがあります。

私たち教師も、例えば、「なんてだらしない!」としかったあと、一人で教室に残っているときに「でも、ゆったりとしていて物事にこだわらない子なんだよな」と思うことで限りなく愛おしくなることもあります。自分でリフレーミングをおこなったわけです。これで翌日、満面の笑みでその子を教室に迎え入れてあげることができます。

毎日、お子さんの成長に接していると、本当にイライラすることばかりですよね。

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そんな時、子どもの寝顔を見ながら、リフレーミングしてみて下さい。しかり方が少し変わってくるかもしれません。

それではまた、再来週お会いしましょう。

何か,子育てについてお悩みのことがありましたら,どうぞコメントをお願いします。

参考:リフレーミング辞典

いかに,様々な場面におけるリフレーミングの例が掲載されていますので,ご参照ください。

http://www2.gsn.ed.jp/houkoku/2011c/11c31/siryo/reframing.pdf

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