【「普通」を武器にする!自分レベルアップ術】情報の遮断者にならず、「普通」を発信しやすい世の中を作る

2012年01月15日 3 Comments by

ある日、あなたがネットサーフィンをしていると、こんな記事を見かけました。
「トマトはまるごと冷凍できる!」
さて、あなたはこの記事を見て、どう思いましたか?

「何を今更、そんな普通なことを言っているのか」と思いましたか?
「ええっそうなの?知らなかった!」と思いましたか?

というわけで、”「普通」を武器にする!自分レベルアップ術”
第3回のテーマは『情報の遮断者にならず、「普通」を発信しやすい世の中を作る 』です。


「3つの情報の遮断者」にならない

世の中には冒頭で挙げたような「冷凍トマトの例」はたくさん存在しています。

ネットで、本で、セミナーで、Twitterで、対話の中で…

「何を今更、そんな普通のことを言っているのか」
「自分はそんなこと、とっくに知っている」

そう思ったことは、数えきれないほどあるのではないでしょうか。

そして、そう思うこと自体は決して悪いことではありません。
自分の既知の出来事に遭遇したときにそう考えるのは、至って自然なことでしょう。

しかしそれを「こんな今更なことを偉そうに言うな」と、情報発信自体を否定し、
それを公の場にぶつけるべきではありません。

誰かの発信した情報を「今更だ、そんなのは”普通”だ」と公の場に公開するということは、あなたを「3つの情報の遮断者」へと変えてしまうのです。

さて、この「3つの情報の遮断者」とは一体なんでしょうか。

(1)「情報の発信」を遮断する

ひとつめは、「情報の発信」の遮断です。

「何を今更、そんな普通のことを言っているのか」
もしもそんな否定を、自分の発信した情報に対して投げかけられたら…。
嬉しい気持ちになる人はゼロに近いでしょう。
むしろ、凹む人が大半だと思います。

「またあんなことを言われたらどうしよう…」
「あんなことを言われるのは嫌だから、情報を発信するのは止めよう」

情報を発信していた人が、こんな風に考え出したら…
せっかくの「情報の発信」がストップしてしまいますよね。

これが、「情報の発信の遮断」です。

またこれは、直接情報を否定された人以外への情報発信の遮断にもなります。。
「あんなことを言われるのは嫌だから、情報を発信するのは止めよう」
これを、発信者以外の、否定を目にした人が思う可能性もあるわけです。

(2)「情報の出会い」を遮断する

ふたつめは、「情報の出会い」の遮断です。

ひとつめに挙げた様なことがあり、
今まで情報を発信していた人が、情報発信を止めてしまう…。

これはすなわち、
「今後その人から発信されるはずだった情報と、出会うことができなくなる」ことと同義です。

本来出会う可能性のあった情報と、出会うチャンス自体がなくなってしまうのです。

これが「情報の出会いの遮断」になるわけですね。

(3)「情報の受信」を遮断する

そしてみっつめは、「情報の受信」の遮断です。

あなたが「へえーっ、こんなこと知らなかったなあ!」とうんうん頷く横で、
「いまさらだろう?常識だろう?」と言われたら、どう思うでしょうか?

「ありがとう!」というような、プラスな気持ちになる人が多くいるとは思えません。
水を注されたような、なんとも言えない嫌な気持ちになる人のほうが多いでしょう。

自分に響く、価値ある情報と出会えたときに、水を注されて嬉しい人はいません。
素直に気持よく情報を受信することが、阻害されてしまうのです。

これが「情報の受信の遮断」です。

またこの場合、否定者自身も情報を受信することを拒否していることにもなるので、ここでもまた「情報の受信の遮断」が起こっていることになります。

情報は「あなただけのもの」ではない

情報は、共有財産です。
情報は、あなたのためだけに発信されているわけではないことが殆どなのです。
あなたにとって不要でも、誰かにとっては価値あることであったりします。

冒頭に挙げた、「冷凍トマトの例」にしても、

・情報を発信した人
・あなた(情報の受信者)
・あなた以外の情報の受信者

と、ぱっと思いつくだけで3者が関わることになります。

情報に対して何かリアクションを公の場で取るということは、自分以外の2者に対しても影響があるのです。
そのリアクションが、プラスであろうとマイナスであろうと同じです。

決して、自分一人で完結することではありません。
自分一人で完結するのは、公の場でリアクションを取らなかったときだけです。

「普通」を発信しやすい世の中を作る


確かにあなたにとっては必要のない、普通すぎる情報も世の中にはたくさんあります。
しかし世の中に「誰にとっても有益な情報しか存在しない」ことはあり得ません。
自分にとって普通のことも、誰かにとっては価値ある情報となるのです。

考えても見てください。
もしも、「誰かが一度言ったことは、他の誰かが二度と発言してはならない」というルールが世界にあったら、
果たして世の中はどうなるでしょうか。

今まであなたが「へえー」と感じた言葉や文章はすべて、「誰かが初めて言い出したこと」でしょうか。
誰しもが必ず「既に誰かが言ったことを、伝え聞いたり、違う形で目にしたりし」「その情報に感心をした」経験があるはずです。

誤った情報を指摘したり、議論を求められているならば、議論をしてもいいでしょう。
しかし、「自分には必要のない、ありきたりで普通すぎる情報だ」という理由で、
発信された情報を否定するのは、ただの自己満足にすぎません。

どうか、「普通を発信すること」を、否定しないで欲しいのです。
それを否定することは、巡り巡って
いつかあなたに届くはずの「あなたにとって価値ある情報」を遮断することにも繋がります。

情報を発信する人だけが、情報を産み出しているのではありません。
情報を受け取る人もまた、情報が産まれる場を創っている一人なのです。

「普通を発信すること」を否定せず、
「普通」を発信しやすい世の中を作る。

これが叶えば、とても素敵だとは思いませんか?

しかもそれが、「普通を発信すること」を否定しない、という簡単な方法で叶い、
しかも巡り巡って、自分に価値ある情報を届けてくれるのです。

「普通」を発信しやすい世の中を、皆で創り上げて行きましょう!


編集メモ

先日、 ライフハッカー[日本版]にて、マインドマップについて受けたインタビュー記事が前後編と2回に渡って掲載されました。

絵がうまくなくても大丈夫! マインドマップを使って脳内整理しよう(前編) : ライフハッカー[日本版]
絵がうまくなくても大丈夫! マインドマップを使って脳内整理しよう(後編) : ライフハッカー[日本版]

マインドマップの普及は、私にとってライフワークのひとつでもあるので
是非インタビュー記事も読んで頂ければ嬉しいです!

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About the author

個人でイラストレーターとして書籍その他にイラストを提供する一方、勤務先では会議術や発想術の企業研修コンテンツ開発などに携わっています。マインドマップを使うのも語るのも好き!自分がやっていて楽しいこと、面白いことを追いかけています。【Webサイト】:さをん屋.com】【ブログ:マインドマップ1年生 plus ライフハック!】【Twitter】@sawonya
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