アウトプットの”質と量”を向上する~応用編:フローチャートを使ってみよう~

我がフローチャート例①

我がフローチャート例①

私の愛しいアップルパイへ

なんと光栄な事でしょう!何がですって?今年初めてあなたの事を「アップルパイ」と呼んだのが、他でもない私だった事がです!!

今年も昨年と同様、あなたの歩いた後にできる足跡の1つ1つにキスをしてまわるが如き心意気をもって、”夢見るリアリスト”に相応しいアイデアの数々を紹介していきます。どうぞ宜しくお願い致します。

さて、長々とお話してあなたが私を”夢見るリアリスト”だと忘れる前に本題に入りましょう。リッスン!

(静かになる)

この連載「夢見るリアリストの熱情」における今年最初の記念すべきエントリは、前回投稿した記事の応用編にあたります。

アウトプットの”質と量”を向上させる3種の神器

上記の記事で紹介した道具について、私が実際に使っている具体的な道具を1つ紹介する事で、より深い理解に繋げてもらおうと思うのです。

リストだけでは対応できないワークプロセス

私が前回の記事で「アウトプットの”質と量”を向上させる3種の神器」として紹介したのが“ワークプロセス”、”テンプレート”、”チェックリスト”の3つでした。

今回ご紹介するのは“ワークプロセス”の表現技法として「フローチャート」を使うというアイデアです。

“ワークプロセス”は実に奥が深いです。様々な技法を使う事が出来ます。規模の小さい作業であれば、手順をリスト形式の箇条書きで示すのが良いでしょうし、一般的でしょう。しかし、大規模で複雑な因果関係を持った作業は、単なる箇条書きで表現するには限界があります。

そこで、作業間の複雑な因果関係を整理し、作業の開始~終了までを表現する為に私が好んで使う「フローチャート」を紹介しようという訳です。

フローチャートを作ってみよう

それでは早速フローチャートの使い方に入っていきましょう。oh,,,そんなに心配そうな顔をしないで下さい。これは誰でも実践できる方法なのです。

フローチャートとは

フローチャートとは流れ図とも呼ばれ、主にプログラミングなどの世界で処理の流れを示す表現技法として用いられるものです。今回はこれを個人のあらゆる作業に応用します。

当然の事ながら単に作業項目をリストアップするよりも作業負荷は高まります。高まりますが、大規模で複雑な因果関係をもつ作業の手順を表現できる強みがあります。

書き方

一般的なフローチャート

一般的なフローチャート

上記は簡単なフローチャートの記載例です。フローチャートでは処理や判断、データの入出力などを示す数種類の記号を矢印で繋いで、作業の開始から終了までの流れを表現します。1つの処理から複数の矢印が出ても、複数の矢印が1つの処理に収束してもかまいません。

書く方向は上から下か、左から右に書いていきます。EvernoteへのClipを考えると、上から下の方が見やすいかもしれません。

他にも様々なルールが存在しますが、個人で使うならこの位のルールを理解していれば十分でしょう。

記号

フローチャートでは記号の形によって処理の意味を表します。例えば四角であれば処理を表し、ひし型であれば判断を表します。

以下によく使う記号を記載しておきます。他にも愛すべき記号がいくつもありますが、これだけ覚えておけば不自由しないでしょう。

フローチャート記号

フローチャート記号

色分けする

最後にちょっとしたおまじないをかけておきます。作業が全て完了したら、完成したフローを見直し、作業を完了させる為にキーとなった処理を色分けしておきます。

同じ作業をもう1度やる時の為、作業全体の成功・失敗が分かれる様な、特に重要な処理を色分けしておくのです。私は、特に重要なら赤、重要なら青と2段階で色分けしています。

フローチャートの色分け

フローチャートの色分け

使用例

Google Docsの図形描画や、Microsoft Excelならフローチャート用の図形が一通り揃っているので、私はこれらを使っています。

実際に私がGoogle Docsで作成したフローチャートの1部を掲載しますので、参考になれば幸いです。

我がフローチャート例①

我がフローチャート例①

我がフローチャート例②

我がフローチャート例②

フローチャートの使い所

いかがでしょうか。フローチャートを初めて見たのなら少々混乱するかも知れません。しかし実際はそんなに難しいものではないのです。何回か使ってみれば、すぐにあなたの体に馴染む事でしょう。

私がフローチャートを使うときは、作業を進めると同時にフローチャートを書き足して、作業の完了と同時にフローチャートも完成させるという方法をとります。なぜなら、フローチャートを用いる場合は、どこから手を付ければ良いかも解らない様な作業を相手にする場合が多いからです。

最初は試行錯誤を繰り返しながらフローチャートを完成させていく必要がありますが、2回目以降はこれらが大変貴重な参考資料になります。きっと自分に感謝したくなるでしょう。

、、、あなたは私を堅っ苦しい男だとお思いですか。いいえ、そんな事はありません。人よりほんの少しだけ神経質なのは認めますが。

ちなみに、私はワークプロセスの完成形はリストだと思っています。リストをもとに上から順に実行できるシンプルな手順こそが、最も高いパフォーマンスを発揮すると知っているからです。ですから、フローチャートも最終的にはリストに昇華できるのが望ましいでしょう。

道具を使い分けよう

最後に1つ、これらは決して作業を機械的に処理できる様にする事が目的ではありません。パターン化できるものはパターン化し、今まで頭を使うことすら出来なかったより高いレベルに意識を向けられる様にする事こそが目的なのです。

道具は、マインドマップ、木構造、リレーショナルデータベース、KJ法、何でも使う事ができます。作業ごとに自分に1番しっくりくる道具を適切に使い分けられる様になりたいものです。

貴下の従順なる下僕 松崎より

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