メモを活かすためには『Evernote』をシンプルに使おう!

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2009年の10月からEvernoteを使うようになり、間もなく7年が経とうとしております。

使い始めの頃に一番悩んだのが、“ノートブック”と“タグ”の使い分けです。

何を基準にして“ノートブック”を作成し、作ったノートを振り分けていけば良いのか?作成したノートに対して、どういった“タグ”を付けておけば良いのか?本当にたくさん悩んだ記憶があります。

その悩みを解決すべく、色んなサイトやブログを参考にしたことで、この『アシタノレシピ』を知ることにもなった事は良い思い出ではあります。

そんな悩みに悩み続けてきた“ノートブック”と“タグ”の使い分けですが、メモを常日頃から活用するようになってから、かなり安定した使い方が出来るようになってきました。

もちろんEvernoteの使い方に正解や間違いなんてありませんが、今回は私がEvernoteをシンプルに使うことで、蓄積していくメモや情報を上手に使えるようになった方法をご紹介させていただきます。

そもそも『Evernote』が何かを知らないよ〜!という方は、こちら『Evernoteは何ができて、何がスゴイの?[Evernote超初心者講座 第1回] | おまスキャ』の記事が参考になると思います。

メモを活かすための『Evernote』使用方法

ノートブック

Evernoteにはノートを分類するためのフォルダ的役割を持つ、“ノートブック”という入れ物を作成することが出来ます。

この“ノートブック”は作成したノートを探し出すのにとても便利なのですが、ついつい作りすぎてしまうことがあるのです。

作りすぎてしまうと問題が2つ発生します。

一つ目は見つけやすくするためにノートブックを作ったのに、増えすぎた場合には見つけにくくなってしまうということ。

二つ目は新しくノートを作った時に、どの“ノートブック”に入れたら良いのか迷うということです。

せっかく便利に使うために“ノートブック”という入れ物があるのに、見つけにくくなったり、入れ場所に迷うようでは本末転倒です。

そこで私が出した結果は、3つのノートブックを基本に使う方法です。

Evernote_Notebooks

△上画像は私が実際に使っている“ノートブック”です。

厳密に言うと実際に使用しているノートブックの数は3つではないのですが、基本的に使っているのは

  • 00_Inbox
  • 01_LifeLog
  • 02_Data

この3つです。

その他にあるノートブックは、現在進行形のプロジェクトがあったり、頻繁にアクセスするノートのグループがある場合に、一時的に作ったノートブックです。アクセスする機会が減ればそのノートブックは削除してしまいます。

「IFTTT Instagram」というノートブックは『IFTTT』というウェブサイトにて自動で作成されてしまうノートブックなので今回は無視して下さい。

各ノートブックを簡単に説明すると、「00_Inbox」は全てのノートの入り口です。

色んなアプリにより自動で作成されるノートも、自分で作成したノートも、まずはこのノートブックに保管されます。

そして1日に1回はこのノートブックを確認し、タグを付けて他のノートブックへ移動させます。つまり、基本的にこのノートブックは一時保管場所であり、何日もノートが保存されていることはありません。

ほんの数日間だけ何度もアクセスするようなノートが出来た場合には、「一時保存」というノートブックをこれまた一時的に作って対応するので、「00_Inbox」というノートブックの中身は0という状態がほとんどです。

次に「01_LifeLog」というノートブックですが、こちらはその名の通りライフログを残しておくためのノートブックです。

ライフログといってもどこまでをライフログとするのか迷うところですが、私の場合は自分の気持ちや意見、感情が書き込まれたノートは全てライフログとしています。

逆に最後の「02_Data」というノートブックが、純粋に情報だけが書かれたノートを保管しておくノートブックです。ウェブクリップ、小冊子や書類などをスキャンしたノートなどをこのノートブックに入れています。

この3つのノートブックを使う方法であれば、新しく作成されたノートを保管する場所を迷うことがなくなり、さらには検索する時にも迷いがありません。

自分がどう考えていたのか、またはどういった行動をしていたのかを調べたい時には「01_LifeLog」ノートブック内を検索するば良いですし、昔の資料や書類を検索したい時には「02_Data」ノートブック内を検索します。

このシンプルなノートブックの使い方は、Evernoteの検索機能が高性能であるがゆえに成り立っているとも言えますね。

タグ

“ノートブック”は基本的に3つだけと、とにかくシンプルな使い方でしたが、それとは反対に“タグ”は多用しています。

タグの付け方は、後で検索する時に使うであろう【検索キーワード】を予測して付けます

例えば読んだ本の感想をメモしたノートであれば、「本のタイトル」「著者名」「出版会社」「本のカテゴリ」などです。

これらの検索キーワードは本文に記入しておいても良いのですが、タグとして付けておくことで、後から検索条件に“tag:本のタイトル”というタグを指定した検索も出来るので便利なのです。

先ほどもお伝えした通り現在のEvernoteは検索機能がとても高性能なので、画像内にある文字も検索対象として拾ってくれます。これが逆に検索結果を多くしてしまい不便なこともあるので、タグに検索キーワードを指定した検索が必要な場合もあるのです。

もう一つ私がどのノートにも必ずつけているタグが、【日付】タグです。

具体的には「2016年07月」といった形で、ノートを作成した「西暦と月」をタグに付けています。

Evernoteのノートには作成した日付、更新した日付の情報が付加されていますので、並べ替えでそれらの日付を指定すれば時系列でノートを探すことは出来ます。

しかし作成日付をタグで付けておくことで、タグ一覧からそのタグが付いたノートの数を確認することが出来ます。その他1年以上前のノートを時系列で検索したい時に便利なので、【日付】タグを付けるようにしています。

まとめ

以上が私のメモを活かすための『Evernote』使用方法でしたが、参考になる部分はありましたでしょうか?

Evernoteの後から必要になるであろう情報を残していくのに、保存しておく“ノートブック”や付ける“タグ”で迷っていたら、きっと使いやすいものではないと思うのです。

どうやったらいかにシンプルで使いやすく、さらに後から情報を引き出しやすくなるのかを考えた結果に、上記のような使い方となりました。

次回はまたメモ術に戻りまして、『付箋を使った読書メモ術』をご紹介させていただきますね。

今回も最後までお読みいただき、本当にありがとうございます。

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