「習慣化」のための自己サポート集 14、習慣とは、変化していくもの

どうも、「iPhoneと本と数学となんやかんやと」のchoiyakiです。
ずーっと長いこと、なにかしらの習慣化にとりくみ続けてきました。失敗しながら、継続が途絶えながらも、自分が続けていける形を模索し続けてきました。
以前は、もっと時間を投入することができ、もっと多くの習慣を日々おこなうことができていました。続けることに躍起になって。なかなか躍起になれない自分をなんとか鼓舞しつつ。
働き始めたり、結婚したり、子どもが生まれたり。幾度も大きな変化が起こりました。そのたびに習慣は途絶えたり、またやり始めたりを繰り返してきています。
生活の変化が起こったときに、習慣化できていたものは途絶えてしまいがち。これは、新たにでてくる、切実な事柄でいっぱいいっぱいになってしまうからでしょう。

変化を受け入れる

習慣は、否応なしに変化します。生活とともに変わっていきます。この変化を許容し、そのときの自分ができることを考え、試していきたい。常にそう考えています。
自分の置かれる環境が変わる中、習慣に意固地になり、他を省みない、ということになるのは避けたいから。たとえ、自分が決めた、やり続けようと決意した習慣が途切れてしまったとしても。
思うようにできなくてモヤモヤすることは出てきます。もっとあれしたいのに、毎日これ続けたいのに、と。でも、それよりももっと大事にしたいことがあるのであれば、習慣化はスッパリ諦めてしまえばいい。
今自分が置かれた状況で、最も大切にしたいことを守りながら、できる範囲で習慣にとりくんでいく。それが一番だと思います。

結婚した当初は、それまであまりやってこなかった家事などに手一杯で、ブログを書くことやランニング、読書などの習慣がぜーんぶ見事に途絶えました。
子どもが生まれてからは、自分のために使える時間が減って、それぞれの習慣に思うように時間をかけれなくなりました。
でも、それでいいと思っています。一緒に暮らす中で、お互い家事をこなしつつサポートし合うほうが大事。子どもと一緒に過ごすほうが大事。ぼくにとって最も大切なのは、家族だから。
近々、また変化が起こります。もう一人家族が増える予定であり、仕事も、今年度とは大きく変化することがわかっています。
おそらく、生活は変化し、習慣も変わっていくことになると思います。もしかしたらすべての習慣が途絶えてしまうかも。途絶えないように、今からいくつか手を打っていますが、その甲斐虚しく全部途絶えてしまうかもしれません。
でも、それでいい。
今、自分に与えられている時間の中で、続けていきたいことにとりくむことさえできればいい。

ながーく続けていくこと

消極的かもしれません。でも、習慣にできている行動・習慣化したい行動は、大切にしたいことを侵してまでとりくむべきことなのか、は考えておくべきでしょう。
これまで、忙しさのためであったり生活の変化によってであったり、習慣が崩れることが何度もありました。そのたびにもがき、再度、習慣化にとりくんできました。
前は続けていたけれどもやめてしまったことはいっぱいあります。でもそれは、他の習慣を続けていくため。他の続けたいことをやっていくために、やめることを決め、少なくしていきました。

忙しい中でも睡眠時間は削らずに、なんとか自分の時間をつくり、続けたいことを続けていくための時間を確保する。朝の時間を利用するため、みんなが起きる前に起き、活動を開始。朝にできなければ、しゃーないかとあきらめる。
ぼくは今、そんな風に習慣とつきあっています。以前よりも「何が何でも続けるんだ」という気持ちは少ないかもしれないけれど、以前よりもながーく続けていくことには必死になってとりくんでいます。
限られた時間の中で、着実に積み重ねていくためには、習慣を長続きさせることこそが大切ではないか、と思うからです。
「持続可能」な状態を目指し、あれこれ試しては失敗しつつ、生活の変化にのみこまれながらも、自分にとっての大切な習慣たちを、手塩にかけて育てていってほしいな、と思います。

おわりに

必死こいてきていろいろわかったことを、この習慣化の連載では、できるだけ再現しやすい形で提示していくことを目指しました。
今回を最後に、この習慣化の連載は終わりとしたいと思います。これまで書いてきたことの一つでも、一行でも、一言でも何かしらの参考にしていただければ幸いです。

また、習慣化についての連載を終えることもあり、アシタノレシピの執筆陣にくわわってからちょうど1年という節目である今回で、アシタノレシピにて書かせていただくのも最後とさせていただくことになりました。

1年前、アシタノレシピは復活しました。その復活のメンバーにぼくを入れてくれたベックさんには、感謝しかありません。
ベックさん、1年前、アシタノレシピのメンバーとしてよんでくれたこと、むちゃくちゃうれしかったです。こうしてこの場で書かせてもらえるのは、とても光栄でした。ほんとうにありがとうございました。

生活が大きく変化するなかで、続けたいことがあるのなら、一度習慣化の4つのステップに立ち返って今の習慣たちを見直す必要があります。
4つのステップの一つ目は、「やめることを一つ決める」。
おそらく、かなり無理をすれば、連載を続けていくことは不可能ではないと思います。ただ、このアシタノレシピでの連載を続けていけば、その分、ぼくがもっとも大切にしたいと考えている時間をつかうことになるのは目に見えています。考えた末、やはりそれは避けたいということで、アシタノレシピでの連載を、「やめること」として選ばなければなりませんでした。
せっかく参加させていただいたのに、その恩を返せてないままなのに、1年でおしまい、とするのはほんとうに申し訳ない気持ちでいっぱいです。自分の勝手な都合でやめさせてもらうのに、そのことをこころよく了承し、新しい生活への後押しの言葉までくれたベックさんには、重ね重ね感謝です。
また、たくさんの刺激をくれた、執筆陣のみなさんにも感謝しております。
さらには、自分のブログの何倍もの人数の、読者のみなさんにも。

今まで、お読みいただき、ほんとうにありがとうございました。

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4月からスタートダッシュを決めるために仕込んでおきたい「仕事とプライベートのバランスをとるツール」

こんにちは。Lyutstyleです。いよいよ3月も終わりですね。

このタイミングで?といわれそうですが、月イチテーマである「4月からスタートダッシュを決めるために仕込んでおきたい~」について述べたいと思います。

私が仕込んでおきたいと思うことは、仕事とプライベートとのバランスをとるための仕組みについてです。

プライベートの緊急性重要性

スタートダッシュではりきるあまりに、私にとって大切な家庭やかなえようとしている夢がおろそかになってしまうと、それがそのまま5月、6月と続いて行ってしまいます。

そうしているうちに、心や体の元気がなくなっていくことも考えられます。

ですからプライベートにおける重要なこともやはり大切にしておかなければならないのです。

7つの習慣で述べられている4つの領域について改めて確かめてみましょう。

  • 第1領域に関するタスクは、「緊急」かつ「重要」 クレームへの対応など
  • 第2領域に関するタスクは、「緊急ではない」が「重要」 ジムに行く など
  • 第3領域に関するタスクは、「緊急」であるが「重要ではない」 かかってくる電話 など
  • 第4領域に関するタスクは、「緊急はない」かつ「重要でもない」 ネットサーフィン など

でしたね。

 

私たちにとって仕事は相手があるものですから、相手があるものは全部緊急で重要と思い込んでしまいがちです。

そして、仕事に関するものはすべて第1領域に入れてしまい、プライベートに関するものは第2領域以下にしてしまいがちなのです。

 

しかし、実は私の人生にとって「真に重要なこと」には、プライベートに関することにもたくさんあるはずです。

子育てに関するタスクは、子どもの成長は待ってくれないことを考えると、緊急かつ重要です。仕事上の大切な緊急かつ重要な仕事と同じくらい優先度が高いのです。当然 第1領域に入れていいし,入れるべきなのです。

 

その分、仕事に関するタスクの中で第1領域すなわち「緊急かつ重要」だと思い込んでいるタスクは、第2か第3のどれに入るか見定めて振り分け、プライベートにおける第1領域を優先させなければなりません。

バランスをとる方法「週記」

そのために私がとっている方法についてご紹介します。

それは、「週記」を書くことです。

GTDの世界では「週次レビュー」と言っているものに近いとおもいますが私の場合は、週記を書く際、「自分の役割」を視点として書くようにしています。

 

私は、仕事上さまざまな役割を持っています。

  • 担任として、教頭として、校長としてなどの校内での
  • 体育担当、生徒指導担当、校内研究担当など、校務の担当上の役割
  • 成長途上の若手教師、若手教師を指導助言するミドル教師などライフステージに課せられた役割
  • 〇〇研究会の事務局など、その他さまざまな役割。

それら様々な役割に私の仕事上のタスクが割り振られています。

プライベートでは、

  • 配偶者として(夫として、妻として)
  • 父として,母として、子として
  • 資格取得などの勉強をしようとしているものとして
  • 趣味の〇〇を極めようとしているものとして
  • 〇〇を目指しているものとして
  • 地域の中で一員として

など、仕事と同じくらいさまざまな役割に生きています。

 

プライベートにあげたこれらの役割は、私の人生の中での大切なものであって、おろそかにすると私の人生のバランスを欠いてしまい、ひびわれが生じてしまいます。

 

ですから、私の週記はこれらの役割について、

何が出来たのか、

出来なかったことは何か、

来週どうしたらいいのか、

ということを書いているのです。

 

これを金曜日の夜に書くのですが、土曜日の朝早起きして書くこともあります。(そちらの方が気分がいいです。先週は土曜の朝書きました。)

これを書くと、役割ごとの課題がはっきりするため、それを次週のカレンダーにタスクとして割り振り、「大きな石」として予約してしまうなどのことをすることで、確実に一歩ずつでも進んでいくことが出来るのです。

 

この週記を始めたのは2007年頃のことです。

シゴタノ!の大橋悦夫さんの「手帳ブログのススメ」の中にあった「週記を書こう」という言葉に触発されて書き始めたものです。

最初は、仕事のことやそれぞれ自分が進めているプロジェクトのことについて項目立てをしてつらつら書いていました。

これを始めて、私の人生はあれやこれやのことが少しずつでも進むようになりました。だから、毎週週記を書くのがとても楽しみでした。

 

7つの習慣を読んでからは、上に書いたような「役割」に基づく項目立てをするようになってから仕事とプライベートのことのバランスをとりやすくなりました。

現在は、日記のテンプレートの項目も同じように役割からの項目で書き,週記と合わせています。毎日の日記を、役割によって記述するようにしているのです。

 

一度この仕組みを作っておくと、途中中断があっても構いません。

べらぼうに忙しくて,とても週記なんか書いてられないというような期間が私にも何度もありました。でもある日ふっと我に返ったようにまた書き始めるのです。そうやって、10年続いています。

それでOKです。

確実に前に進んでいくことは間違いありません。

 

なお,ここで紹介した週記の項目建てや方法の詳細については下記に詳しく書いていますので,よろしければご参照ください。

週記が回り出すと日々が回り出す

おわりに

ここでは、ツールとしての「週記」をご紹介しましたが、GTDの「週次レビュー」でもかまいません。「フランクリンプランナー」など7つの習慣を具現化するために作られた「もの」を使うもおすすめです。

ぜひ、スタートダッシュにおいて、プライベートにおける「重要なこと」も大切にされますよう、願っています。

それではまた新年度に!

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崖っぷちを切り抜けるために僕がやったこと ー 後悔や不安、恐怖を克服する(共存する)ライフハック

こんにちは、BECKです。

アシタノレシピへの投稿は随分久しぶりになります。

「後悔や不安、恐怖を克服する(共存する)ライフハック」は2月の共通テーマなんですが、つい最近まで肉体的にも精神的にもギリッギリの崖っぷち状態だったので、今頃の更新になってしまいました。

ということで、えらく旬な話題です。

■何があったのか?

私とFacebookやTwitterでつながっていない人からすれば、冒頭の書き出しは意味不明だと思います。つながっている皆さんも、詳しいことはわからないけど「BECKヤバそう」みたいな印象を持たれていた事と思います。

2017年に入ってから3月中旬まで、仕事がかなりタイトな状況でした。が、しかし、毎日終電、徹夜・休出もあたりまえみたいな状況は、私のいるIT業界は珍しいことではありません。

詳しいことは書けないのですが、簡単に言えば「むちゃくちゃ想い入れの強い仕事で大きな失敗をした(負けてはいけない勝負に負けた)」わけでして、それはもう僕の中では驚天動地な出来事であったわけです。

勿論、負けないためにあらゆる手を尽くしてきました。私の過去12年間の社会人経験の中でも、これほどの情報戦を繰り広げ、これ程多くの手を繰り出したのは初めてです。

勝敗は兵家の常、という言葉があるぐらい、敗れるということそれ自体はビジネスの世界でも決して珍しいことではないわけですが、今回は兎に角想い入れが強すぎました。

最前線で神経をすり減らしながら、何とかしようと我武者羅にもがき苦しむ内に、夜眠れなくなったり、夢でまで仕事のことで思い悩んで、通勤途上の電車で頭痛と吐き気にひたすら耐えたり、不安だったり悔しかったりで涙する場面も何度かありました。

今回は業務量もさることながら、精神面でもかなり追い込まれる形になり、期せず「不安や恐怖との向き合い方」を模索することになりました。ここで得た知見をシェアできればと想います。

■後悔や不安、恐怖と共存するライフハック

■オーディオブックや音楽から元気を貰う

オーディオブックや音楽などから力を貰うというのは、精神的に追い詰められる、まで行かない状態でもよく用いる手段です。

例えば、Apple Musicで「ストレス」と検索を掛けると色々とストレス解消系のヒーリングミュージックが引っかかります。これらを「ストレス解消」というプレイリストにまとめてヘビーローテーションしてみたり・・

自分が元気が出る曲ばかりを集めた「Power Songs!」を聴いたりすることもしばしばです。

今回一番良く聴いたオーディオブックが「道をひらく」。

ベタですが、今回たまたま自分がこういう状況になったのと同じタイミングでオーディオブック版がリリースされたので「これは運命か!?」と思い、手に取った次第です。

思い悩んだり、壁にぶち当たったりすることが、むしろ当たり前の事なんだなと気づかされ、だからこそ謙虚に真摯に取り組む姿勢が大切なんだよなぁと思い至らされます。

劇的な打開策が書かれているわけではないのですが、今の自分の状況を客観的に捉え、中長期のスパンで物事を考え、もっと根本的に自分はどうあるべきかを考えさせられます。

それから「成功者3000人の言葉」というオーディオブックも、この時期に何度も聴いていました。

特に”人間は愚かで弱い生き物である”という言葉がすごく印象的で、それまで「強くあらねばならない」と自分に言い聞かせていた私にとっては、一種のパラダイムシフトでもありました。

愚かで弱いという前提にたつからこそ、努力もするし、誘惑に負けないように自分を律する事も出来るんですよね。

「聴くだけで心と体が安らぐ周波数「528Hz」CDブック」なんてのも試してみましたが、通勤電車の中でぼーっとこれを聴きながら考えを巡らせている内に、確かに不安や、それからくる頭痛などがましになっていたので、効果があるのかもしれません。

■自分は未熟で、弱い存在であることを前提にする

ライフハック、と言うにはやや「心構え」的なお話になってしまいますが、今回、自分にとって最も重要だと感じたことが「自分は未熟で、弱い存在であることを前提にする」という考え方を持つことです。

平時であれば、自分が未熟であるという前提に立つことで、予め準備もしっかり行えるし、色々シミュレーションもするので想定外が減ります。リカバリープランだって用意するでしょう。

強くあらねばならないと自分に言い聞かせていた私は、精神的にもろくも崩れ去った後、不安で何も手に付かなくなる自分にショックを受け、更に動揺していくという負のスパイラルに陥りました。

その状態から復帰するために一番最初にやったことは「そういう状態の自分を受け入れる」ということでした。一旦、それが自分の限界だと受け入れて、そっからまた強くなればいいと、自分に言い聞かせました。

まぁ、そう言い聞かせたからといって、即座に気分が切り替えられたわけではないんですが、もしも「弱音を吐いてはいけない。強くあらねばならない。」と意地を張っていたら、きっとポッキリ行ってたなと。

私の中で、強さの定義が「強靱である」ことから「しなやかである」に変わった瞬間なのかもしれません。

■失敗や挫折を糧に頑張るのは後にする

よく、失敗や挫折は成長の糧になる・・って言葉を聞きますが、失敗や挫折の最中に無理矢理そんなポジティブに考える必要はありません。

失敗すりゃ凹むし、後悔の念がグルグル頭の中を巡る方が普通なんです。事が収束して、時間の経過と共に自分が「これもひとつの経験」と割り切れる様になれば、自然と成長の糧になります。

まずは失敗や挫折と自然な態度で向き合う。逃げたければ逃げれば良いし、なんとかしたければなんとかすればいい。泣いてもいいし、酒を飲んで忘れてもいい。弱音を吐いても、愚痴をこぼしても、人前で大泣きしてもいい。

まずは体勢を立て直すこと。

ポジティブに考える事がその妨げになるなら、「失敗を糧に」はとりあえず棚上げしちゃいましょう。反省なんてのはいつでもできるから、事が起こっているときは今その瞬間にしかできないことをやりましょう。

■不安を書き出し、行動まで落とし込んでみる

これも常套手段ですが、私は不安になれば手帳を開き、不安と原因、不安を解消する為に何をすべきかを手帳に書きだします。

でも実は、手帳にはすごく当たり前のことを書いています。

「xxの状況がよく分からなくなってしまって不安」→「●●さんに電話する」「xxの状況を課題表に起こす」みたいな至極当たり前のことがツラツラと書き連ねられます。

だいたい、不安というのはメガトン級のものが一発カマされると言うよりは、沢山の小さな不安が積もり積もって、複雑に絡み合って、優先順位なんかも分からなくなって・・ということが殆どです。

なので、当たり前のことでも、自分が不安に思っていることと、それを解消するための行動を書き出して、それを一つずつ実行可能なタスクリストに落とし込んで行くというのは、頭の中の混乱を解消して、次の行動へと一歩踏み出す手助けになるわけです。

■周囲に頼る、弱音を吐けることも強さだと知る

これが一番難しくって、でも一番効果があったことです。

キャパシティオーバーの状態で走り続けて、毎日吐き気と頭痛に耐えながら仕事をして、パフォーマンスの低下が自覚されだした頃、私はやっと上司に対して「精神的に辛い。パフォーマンスが出せず周りに迷惑を掛けていることが辛い」という話を切り出しました。(状況は上司も良く把握していましたが、強い人を演じていた自分の精神状況はずっと隠していました。)

最初は、たんたんと今の状況を説明して、「念のために産業医面談を受ける」という話をしようと思っていたのですが、二言三言話す内に、涙が止まらなくなってしまいました。

そこまででもない、と思っていた自分自身が驚いた事を記憶しています。

幸運な事に、私は低下する自分のパフォーマンスを補ってくれた同僚に恵まれ、精神面での私の負荷を下げようと尽力してくれた上司に恵まれていました。

周囲に助けを求めることも、弱音を吐いたり醜態をさらすことも、ある意味で強さだと思います。自分の限界や弱さを公言することはとてつもない勇気が必要ですが、自分にとっても、チームにとってもそれがプラスになることもある、ということは知っておいて損はないと思います。

「全部1人で背負わなくて良いよ、その為に組織で仕事をしているんだから」と上司に言って貰ったときに、ふっと憑きものがおちたように思いました。

■自分がこれで失ったものを書き出す

書き出す系でもう一つ効果があったのが、自分が失ったものを書き出す作業。

会社員が仕事で多少の失敗をしたって、まぁ精々が評価が得られない程度のことなわけです。後は、組織の業績には悪影響を与えてしまったので、査定は下がるかも知れません。

確かに今までやってきたことが多少なりとも無駄になったわけですが、その活動の中で得た知識と経験、創り上げて来たアウトプットは自分や自分の組織に残っていて、それらを武器にこれからも戦い続けられる訳です。

むしろ今回、相当な極限状態を戦い抜き、失敗からも多くの教訓を学び取ったことで、この分野に於ける自分と組織の戦闘力は著しく向上したように思います。

家族も自分も健康で、プライベートは超がつくぐらい幸せなわけです。むしろ、仕事が凄く辛い中で、家族と過ごす何気ない日常のありがたさに気づけたりしてね。

【雑記】家族のありがたみに気づくことができたごくありふれた週末

別に仕事だって成果がでなかっただけで、成果を出す能力は健在なわけです。社内外に築きあげてきた人脈も、そこで自分が得てきた信頼も揺らいでいない訳です。(逆にお客さんに励まされたり。。)

失ったものを書き出そうとすると、得られなかったものこそあれ、失ったものがごく僅かであることに気づけると思います。

■自分を安心させるおまじないを持つ

頭痛と吐き気に耐えながら通勤する最中で、何度となくやっていたおまじないがあります。

右手を握ってグーの形にして、胸をちょっと強めにトントンと2回叩いて、「大丈夫、大丈夫」と自分に小さく語りかけ、ふーっと大きく息を吐き出すという、ごく簡単なおまじないです。

こんなおまじないに効果があるのかって思われるかもしれませんし、恐らく他の人がこれをやっても効果はでないんじゃないかと思います。でも、私はこれで不安をいくぶんか和らげることができます。

理由はよくわかりませんが、恐らくは、社会人になってから、仕事やプライベートで不安になった時にはいつもこのおまじないをやっていて、それでちゃんと不安を乗り越えてこれた事を思い出すからじゃないかと思います。

よく不安になるって人は、何か一つ、おまじないを作ってみることをおすすめします。

■風呂にはいって、寝る

私の場合、不安が大きくなってくると睡眠の質と量が著しく低下します。

今回も幾度となく仕事をしている夢をみてはうなされて、睡眠時間そのものも全体的に短くなっていたように思います。(それでも日中は緊張が高く、全く眠たくはなかったのですが)

こういうことはままあることなので、気持ちを切り替えたいときにはとりあえずお風呂に入るようにしています。「お風呂は命の洗濯」というエヴァの葛城ミサトの言葉に何度救われたかわかりません。

風呂にはいって、リフレッシュしたら、兎に角寝るに限ります。眠たくなくても、横になって目をつぶる。緊張が続くと眠気を感じなくなりますが、こういう状態の時は慢性的な睡眠不足に陥っているので、目をつぶっている内に自然と眠りに落ちることができます。

■インプットをやめて回復に専念する

最後に、本当にニッチもサッチもいかなくなったときに、僕がやった奥の手が「一切のインプットをやめる」という事でした。仕事は休めないので、仕事以外の時間は完全に「回復モード」に専念していました。

通勤途中はオーディオブックも読書もやめて、ひたすら「ヒーリングミュージック」みたいなのを聴いて、ただ目を閉じているか、頭の中にあるモヤモヤを書き出していました。

厳密に言えば、ずっと不安がつきまとっている最中に本を読んでいると、ポロポロと文字がこぼれ落ちる感覚に襲われたので、本を読むのをやめてしまったというのが発端でした。

ただでさえ色々考えすぎてしまっていて、頭の中がグチャグチャになっていたのに、そこに新しい情報を入れようとするのはどだい無理ということなのかもしれません。きっと、頭のデフラグが必要だったのだと思います。

■最後に

長文かつ散文的になってしまいましたが、つい最近まで自分が不安や恐怖とどうやって向き合っていたかをまとめてみました。何か一つでも、役に立ちそうな方法があったなら幸甚です。

もっと色々書きたい事も、思っていることもあるのですが、どうにも上手くまとめきれません。また考えが整理でき次第、アシタノレシピかHacks for Creative Life!のどちらかに投稿したいと思います。

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すべて地続きのこの世界で歩み続けるために~ぱうコメ最終回の贈る言葉

ぱうぜセンセのコメントボックス
【前回までのお話】なんとか卒論を提出し、卒業単位をそろえた明日香さんと進吾くん。ついに、卒業式の日がやってきた。
「センセー居ますかー?修了証書もらってきたっす」
謝恩会までの時間、研究室に待機して執筆していると、ぞろぞろとみんながやってきた。さてさて、最後のカフェパウゼだね。
「それにしても、4年間あっという間でしたね」
そうか、明日香さんが泣きそうな顔をして飛び込んできたのは一年生の頃だから、ちょうど4年なんだね。
「センセ、俺たちのこと、こんな風に書き残してたんですね。たしかにブログのネタにするとは聞いてましたけど、まとめて読んでみたのは初めてっす」
後からやってきたかすみさんとは違って、進吾くんはこの「ぱうぜセンセのコメントボックス」をあまり読んでなかったようだ。
「ひとつひとつの質問と答え、『あーあのときのあれだー』って感じですね」
「いろんな人が来てたんですね」
ぱうぜ研究室には来訪ノート(兼、図書貸し出し記録)がある。
「かすみちゃんが来てから、ツッコミ役が増えて助かったよ」
「・・・センセ、最後の質問、いいですか?」
改まって何だい?どきどきするな。

「卒業にあたって、この先心がけておいたほうがいいこと・・・『贈る言葉』ください!」

おお、最終回にふさわしいセリフだね。さて、どうしようか。
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書き手目線から読み手目線へ!最後の仕上げに「見取り図シート」~ぱうコメ卒論編その4


ぱうぜセンセのコメントボックス
【前回までのお話】卒業論文を書くためのマイルストーンを決めた進吾くん、明日香さん。ぱうぜセンセは3つの課題を出してきた。
いよいよ提出二週間前。【第三の課題】として、「とにかく年末に今の時点の卒業論文ファイルを提出すること」と言われた二人。
どうにか出してみたけれど・・・年明けすぐのぱうぜ研究室では、進吾くんが不機嫌な顔でぼやいていた。
「センセ、オレ、どうにもこうにも、『おわりに』が書けないんすよ」
あれれ、進吾くんはかなり順調そうだったじゃないか。

「卒論の『おわりに』は、どうしたらいいんですかね?」

何を書いたらいいかわからなかった明日香さんとはまた違う悩みがありそうだね。
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ふせんシートとにらめっこ!適切にリサイズしよう~ぱうコメ卒論編その3

ぱうぜセンセのコメントボックス
【前回までのお話】論文のガイコツ、そして進捗報告と、マイルストーンを決めて徐々に卒論を進めてきた進吾くんと明日香さん。
論文提出まであと1ヶ月、という段階での【第2の課題】。進捗報告の場で、明日香さんがこう切り出した。
「はあ・・・・・・センセ、あたし、卒論出せそうにありません」
どうして?あんなに調べていたじゃないか。

どう進めたらいいかわからない・・・たくさんの資料、どうしましょう?

そういって彼女がもってきたのは、大量の資料。このさきどう進めていいかわからなくなっちゃったみたいだ。さて、どうしようか。
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論文のガイコツ?アウトラインを育てていこう~ぱうコメ卒論編その2

ぱうぜセンセのコメントボックス
【前回までのお話】卒論指導が始まった「ぱうゼミ」。進吾くんと明日香さんは、自分のテーマに関連する資料や論じ方の参考になる本を、幅広く集めるようにと指示を受けて、ぱうぜ研究室を後にした。
さて、もうすぐ夏休み・・・明日香さんも進吾くんもそろそろ、戻ってくるかな。

前回のお話はこちら:「卒論」ってどんなもの?まずは広く探索してみよう~ぱうゼミ卒論編その1

資料集めの次にすること

「センセ、やっと二人とも進路が決まりました・・・!」
「第一志望のところを最終面接で落とされたときはほんとどうしようかと思いましたけど、なんとか、希望の職種につくことができそうです」
そういって胸をなで下ろすのは、いつか自分の店を持ちたい、と考えている明日香さん。まずは、チェーン展開をしている会社で修業をすることにしたようだ。
「俺は割と早めに内々定が出ていたんで、明日香さんをなだめたりしながら資料探してました」
進吾くんは結構要領がいいからなあ。
「それで、『進路が決まったら卒論指導本格化するから、研究室にいらっしゃい』とセンセが言ってたのを思い出したんですけど・・・次は何を?」
「うん、それじゃ、次はアウトラインとかを・・・言い直すと、『論文のガイコツ』を作り始めよう」

「え、アウトラインって、論文のガイコツってなんですか?」

あれれ、レポート作成のときに説明しなかったっけ・・・こりゃ、もう一度説明し直さないとなあ。
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4月からスタートダッシュを決めるためにこそ確認しておきたい自分ペース

みなさんこんにちは、うさぼう(@usabo_tweet)です。 卒業のシーズンですね。

4月に入学、入社される方はおめでとうございます。新学年や新しい年度を迎える方も、気持ち新たにされていることと思います。私の勤める会社は4月始まりではありませんが、クライアント企業の多くは4月始まりですのでこの季節は何かと慌ただしく過ごします。

 

今回も前回に続いて、月イチテーマをお届けします。今回は、一刻も早く始めたい気持ちを抑えつつ、無理のないスタートダッシュを切る方法を紹介します。無理のないスタートダッシュには、無理のない計画が必要です。それには通常の計画に対して、2つの要素を考慮することをお勧めします。

 

1つ目は、環境の変わり目には予定を詰め込みすぎないことです。
2つ目は、過去の記録に基づいて自分のペースを把握し計画に反映することです。

 

計画を立てるのは本来わくわくするものですが、本記事の内容は少々柔軟な発想を制限してしまいます。

▼こちらの記事では、楽しくプランニングを行うレシピを紹介しています。

仕事を100倍楽しくする攻略本に学ぶプロジェクト計画

新しい環境は負担がかかるので予定を詰め込みすぎない

環境が変わると気分も変わります。何か新しいことを始めるのには最適な気がします。

しかし、環境の変化は楽しく刺激的な一方で、ストレスも生じますし、思った以上に疲れるものです。そこに加えて新しく何かを始めるのは非常に負担が大きいです。

例えば英会話教室に通い始めることを考えてみてください。

授業の予約を入れて、テキストの予習や復習を計画します。通勤や通学の移動中に聴く教材も決めると、満ち溢れたやる気に見合った計画ができたように見えます。

しかし、歓送迎会や臨時の打ち合わせ、新環境の準備も何かと残っていたりするものです。授業予約こと死守したとしても、予習復習は思うように進まず、移動中もLINE返信や睡眠時間に様変わり。

環境の変化は読みづらいので極力無理な予定を詰め込まないことがおすすめです。受け入れる余地を残しておくのです。

始めたい気持ちは大事です。なのでやりたいことリストには書いておきます。そして、少し落ち着くタイミング、5月以降くらいに様子を見て始められるようリマインド設定してはいかがでしょうか。

半年後とか1年後、あるいは複数年での資格取得など息の長い計画は、休むわけにはいかないかもしれません。それでも、均等割りに計画するのではなく、変化の多い時期には意図的に減らしておくほうがいいでしょう。

自分は急には変わらないので直近のペースに基づいて計画を見直す

もう1つ、環境と気分が変わると自分自身も変わった気になるかもしれませんが、残念ながらそんなことはありません。

環境も変わり自覚も生まれ少しずつ変わっていくことはあっても、3月31日の自分と4月1日の自分にそこまで差が生まれるでしょうか。この2日間だけで比べると、環境と気分の違いにより、違って感じられるかもしれません。

では、1月~3月と4月~6月で比べればどうでしょうか。気分一新で抱負を考えつつも、正月休みボケを引きずり、計画を立てて記録を始めても、なかなか記録は続かず。周りの影響もあるので体調やペースを崩しながら過ごした3か月。

同じ3か月でも冬と春では花粉症による違いが大きいでしょうか。ならば、前年同月の記録を引っ張り出しましょう。

自分自身のペースは極力記憶に頼らず、記録をもとに確認することをおすすめします。年始からの手帳やデジタルツールを確認するのです。抱負や目標として明言していようといまいと、1月から3月まで(あるいは前年同月)の目論見と実績がそこには記されています。

自分のためにどれくらいの時間をどう使えたのか。その記録はどのくらいとれたのか。抱負は明言できたか、計画はどのくらい詳細化できたか、日々の行動とインプットやアウトプットのペースはどうだったか、どのくらい記録はできたか、ペースはどのくらい乱れたか。全てがまるごと参考になります。

これらを無視したダッシュをしようとすると、どうしても無理が生じてきます。どこかで破たんする可能性を含むことになります。

終わりに

スタートダッシュなのにダッシュするなと言っているように聞こえるかもしれません。しかしながら、せっかくの新しい環境を楽しむ余裕がなくなったり、ハイペースな予定に実績が伴わずストレスを感じてしまうのは本意ではないと思います。

新しい環境で幸先よいスタートを切るためにこそ、自分なりのペースを振り返ってみることをおすすめします。

早速手帳やカレンダーをめくって確かめてみてください。

それではまた2週間後に。

おまけ

本記事を書くにあたり少々悩んでいました。メンタル面での悩みを執筆メンバーに相談し解決。とはいえ前日の夜ですので時間がありません。すんなり集中執筆モードに入れるか不安を抱えていました。

そこで、執筆によく使っているWorkflowyの、さらに「フリーライティングから文章化する」というステップに忠実に取り組んでみました。

▼『アウトライナー実践入門』のPart7参照

▼こちらに、Workflowyの共有リンクとTwitterアカウントを掲載します。シェイクの実例に興味のある方はどうぞ。

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カテゴリー: プロジェクトマネジメント, 自己管理, 計画の立て方と遂行のコツ | タグ: | コメントする

「習慣化」のための自己サポート集 13、自分のコントロールに役立つキーワード「意志力」と「象と象使い」

どうも、「iPhoneと本と数学となんやかんやと」のchoiyakiです。
自分というのは、一番コントロールしやすいようで、実は思うようにはコントロールできない存在です。「続けるぞ!」と思ってもその決意は揺らぎますし、やろうと思っていたことを結局実行できないことも多い。疲れてなにもしなくなるときもあれば、しなくていいのにと思っている別のことについ手をつけてしまうこともしばしば。
自分をコントロールできないなんて、なんて自分はダメなやつなんだ、とも思いたくもなります。いやいや、きっとそう思ってしまうのは、自分がどんな存在なのか把握しきれていないから。自分のことは自分が一番わかってる、と思いがちですが、案外そうでもない。
できないのは、「自分にはやる力がない」のではなく、「自分にあったうまくいくやり方をまだ知らない」だけです。絶対そう。だから、失敗したとしてもまた試してみて、うまくいくやり方をさがせばいい。
「「習慣化」のための自己サポート集」では、ぼくにとっての「うまくいくやり方」をできるだけ一般化して書いてきましたが、今回はそもそも自分ってどんな存在なのか?について、書きたいと思います。「うまくいくやり方」を考えるヒントになるはずなので。

意志力

自分の行動をコントロールするためのエネルギーとなるものが、意志力です。意志力は、何かをするときに多かれ少なかれ消費されていき、意志力が枯渇すると行動をコントロールするのは難しくなります。
基本的に、脳は省エネ志向らしく、意志力を多く消費することを敬遠しがちです。つまり、「大変そうやな」と感じるような、意志力の消費が激しいことは、実行されずに終わりがちになる、ということ。
あたらしく習慣化したいと考えている行動が、意志力の消費が激しいものであれば、継続することは困難になります。意志力を使いたがらない脳に抗う行動を続けるのは大変ですし、ちょっと無理があります。
というわけで、習慣化したいのであれば、意志力の消費を最小に抑える必要がある、ということになります。「よし!やるぞ!」という気持ちを起こさずとも、スッと行動に移っていけるような、やることが当然・あたりまえ・普通であるような状態に持っていければ、ずーっと継続していくことが可能になる、というわけです。

象と象使い

行動することに対して人間というのはどういう存在なのか?をイメージしやすくしてくれる比喩として、「象と象使い」を挙げておきたいと思います。
象に望みの行動を起こさせるために、象使いは手綱を握り、象をコントロールしていきます。が、象の力は象使いの力をはるかにしのぐので、少し間違えばたちまちコントロールは難しくなってしまいます。
象をうまいことコントロールすることができたとき、自分の行動をコントロールできる、と考えてみると、思うように行動させるのはなかなか難しそうだな、と感じると思います。自分というのは、象のようにけっこうコントロールの利かない存在なわけです。
先ほど挙げた「意志力」は、象と象使いに照らし合わせた場合、「象使いの体力」と考えることができます。象使いの体力がまだ十分なときであれば、頑張って手綱を引くことで、ある程度は象をコントロールすることができます。が、がんばればがんばるほど体力は消耗し、疲れてくると象のコントロールは困難なものとなってくるでしょう。

「象と象使い」の比喩は、この連載でも何度か登場した「スイッチ!」という本にならっています。

この本では、『「変化」の三つの意外な事実』として、変化できない意外な要因を三つ挙げています。

  • 抵抗しているように見えても、実は戸惑っている場合が多い
  • 怠けているように見えても、実は疲れきっている場合が多い
  • 人間の問題に見えても、実は環境の問題であることが多い

習慣化は、変化を定着させる行為であるといえるので、ここで語られる『「変化」の三つの意外な事実』はなにかを習慣化したいときの参考になりますし、「意志力」とからめて読み解くことで、「象と象使い」にたいする理解が深まります。
ここからは『「変化」の三つの意外な事実』に対して、それぞれに解決策を提案していきたいと思います。

抵抗しているように見えても、実は戸惑っている場合が多い

戸惑いがあるままに行動しようとすると、必要以上に意志力が消費されているのは目に見えています。
象が進むべき道を理解していれば、象使いは手綱をいっしょうけんめい引く必要はなくなり、体力の消費も抑えられるからです。
戸惑い、その都度考えて行動しなければならないとなると、毎回象使いは象をコントロールしようと頑張らないといけなくなります。体力はどんどん減っていき、消耗した体力ではやがて象をコントロールできなくなります。
些細なことでも、何かを決めたりするときには象使いの体力は消費される。つまり、決断のたびに意志力を使っていってしまうということです。
基本的に、意志力を多く使うようなことは、省エネ大好きな脳は避けたがります。となると、実行できずに終わってしまったりする可能性もたかまってしまいます。
戸惑いをなくし、意志力をなるべく使わずに済むように「あらかじめ明確に指示しておく」ことが、実はとても大切であることがわかります。
たとえばランニングでは、走る時間帯や服装をあらかじめ決めておく。定めた時間に、定めた服に着替える。いちいち考えずに済むように、あらかじめ決めて用意している方がとりかかりやすく、意志力の消費も最小限に抑えることができることでしょう。

解決策:あらかじめ明確に指示しておく

怠けているように見えても、実は疲れきっている場合が多い

「寝る前に30分間、英語の勉強をする」という行動の習慣化を考えた、とします。この時点で、失敗しそうなにおいがプンプンします。寝る前というのは、象使いの体力がもっとも消費され、なくなっているとき。すなわち、意志力が一番枯渇しているときと言えます。
そのことを知っていれば、寝る前になにかの習慣化にとりくむことは避けたほうがいいかも、と感じるでしょうし、あるいは、意志力がなくなっていてもできるような、ものすごく簡単にとりくめることにしたほうがいいかな、と考えると思います。
意志力が減っているときに何かをするのは、難しいということ。一日がんばって過ごしたあとに、もう一度がんばるのは避けたほうが無難です。
また、「やる気を与える」という解決策もあるっちゃあります。実際「スイッチ!」では、やる気を与えることを解決策として提示しています。が、習慣化に絞って考えるのであれば、やる気にまかせて行動するのは得策とは言えません。
毎回毎回やる気を出すのはかんたんなことではないので、やる気でなかったらたちまち継続できない、なんてことになっちゃいます。習慣化においては、できるだけやる気にたよらないような環境・仕組みづくりを考えるべきだと思います。

解決策:意志力の枯渇しているときは避ける

人間の問題に見えても、実は環境の問題であることが多い

がまんしたり、決断したりするたびに、意志力は低下してしまいます。簡単に消費されてしまうので、環境をととのえ、できるだけがまんや「えいやっ!」という決断をしなくて済むようにしたほうがよさそうだ、ということがわかります。
些細な手間であれ、極力取り除き、習慣化したい行動をすぐにとれるように環境整備しておくほうが象はスムーズに進むことができ、象使いは不必要な体力を使わずに済みます。
毎日体重を計りたいのであれば、体重計はしまいこまずに出しっぱなしにしておく。朝起きてすぐ計りたいのであれば、朝起きてすぐ立ち寄るところの近くに体重計を設置しておく。計った体重を記録していきたいのであれば、ノートやカレンダーなどの記録する媒体を体重計のすぐそばにおいておく。

環境を変えるというのは、適切な行動を取りやすくし、不適切な行動を取りにくくするということだ。

習慣化したくてもできなかったとき、実はちょろっと環境を整えるだけで継続できるようになったりするかもしれません。もう一つ、「スイッチ!」から引用しておきたいと思います。

自分自身の行動を変えるときは、自分にセルフコントロールを課すよりも、環境を変えるほうがかならずうまくいく

意志の力に頼るのではなく、意志の力の必要ない環境をつくることに注力したほうがいい、ということです。

解決策:ささいな手間をなくし、意志力の必要ない環境をつくる

おわりに

「意志力」と「象と象使い」という二つのキーワードをもとに、人間はどういう傾向があるのかについて述べてみました。
もちろん人は千差万別なので、一概には「こうでまちがいない!」と言うことはできません。でも、こういう傾向があるってのを知っておくのは、自分が何かの習慣化にとりくむ際に、どうしていくかのヒントにはなってくれると考えています。
実際、「意志力」の存在を知ってからは、1日の計画の仕方がかなり変わりましたし、「象と象使い」の比喩を用いて自分という存在をとらえることで、それをふまえて、習慣化の際にはいろいろと工夫をほどこすようになりました。
「意志力」と「象と象使い」。これから習慣化にとりくもうと考えていることや、一度習慣化に失敗したことに再度チャレンジするときなどの参考になってくれることと思います。

では、お読みいただきありがとうございました。

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後悔や不安、恐怖を克服する(共存する)ライフハック – 坂根の場合

pillows

photo credit: Reclining via photopin (license)

「流れるような一日を」の坂根(@sakane0958)です。
後悔や不安、恐怖などのネガティブな感情に対して、私が心懸けていることを紹介してみます。
クソ忙しくてドタバタしているような時、追い詰められた心境になりそうな時に思い出すことです。
もしかすると、お題からはちょっとピントがズレているかもしれませんが。。。

睡眠時間を確保する

それができれば苦労せんわ!と言われそうですが、睡眠時間を一定水準以上に削ってしまうと健全な思考ができなくなります。
そして人間の心は、疲れている時ネガティブな想いに呑まれやすくなります。

疲れている時には、可能な限りまともな睡眠をとることが肝要。人間的な睡眠。
睡眠不足から始まる負のスパイラルを抜け出すことです。
まともな睡眠時間の確保が難しい時でも、5分でも10分でも、頭を空っぽにして横になる時間があると、全然違います。

自分以外の誰かを頼る

上記の睡眠時間の確保と関連しますが「オレがやらなければ!」と自分にムチ打ち続けてしまって折れるよりは、頼れる時に周りに頼るのが大事だと思います。SOSを出す。
日本人は真面目な人が多いので、苦手な人が多いような気がしますし、私も苦手です。

でも、限界を越えるまで踏ん張ってしまってバタリと倒れてしまうと、より大きな迷惑を周りにかけてしまう。
「持続可能な発展」という言葉がありますが、限界の手前で休むべきときにはきちんと休むことが大事。
それは怠慢ではありません、必要な投資の時間だと考えるべきだと思います。

失敗しても命まで取られることは無い、と思い出す

自分の普段の仕事等の中では、という話ですが、仮に社会的に制裁を受けるようなことがあっても、自分や家族に実害が及ぶような失敗というのはそうそう無い、と思っています。
そう自分に言い聞かせて開き直る。

仮に仕事を失うようなことがあったとしても、家族がみんな元気で、そこに信頼関係があれば、そこからまたどうとでも生きていけると思う。生きてさえいれば。

編集後記

イチさんの「自分でコントロールできるものに集中する」は、私も心懸けています。
人事を尽くして天命を待つ、ですね。悩んでも仕方ないことは悩まない。

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