【「普通」を武器にする!自分レベルアップ術】普通を情報としてキャッチする

みなさんは、知らない人の「日常」って、興味がありますか?
「顔も知らない人」の「普段の生活」に、何か感じますか?
知らない人の普通なんて見て、面白いと思いますか?

ということで、第1回では「情報を発信する側」の話に触れたので、第2回の今回は「情報を受け取る側」の話に少し触れてみたいと思います。

Twitterは「普通」の宝庫

ところで、私は実家(地元)を離れて暮らしています。
私の地元は田舎です。なので、「今、地元ってどんな風になっているんだろう?」と知ることも一苦労です。
継続的に地元の情報をブログで発信している人など殆どおらず、活発な情報交換の場がネット上にあるわけでもない。

そこで活用しているのが、Twitterです。
Twitterで、地元の地名で検索しているのです。
すると、顔も名前も知らない人たちのつぶやきから「今、地元で起こっている出来事」を覗き見ることができます。

  • あそこにあったあの店、閉店だって!残念…
  • 今日はジャスコのフードコーナーで友達と会った、楽しかった~。
  • 電車遅れてる!やばい遅刻する!
  • また国道で鹿と会った、あやうく事故するかと思って焦った…
  • 今ここ通ったよー。チェックイン!
  • なんか変な看板を見たよ!写真撮ってみた!

などなど、これらは一見すると、情報とは言えないものかもしれません。
検索で引っかかっただけの、顔も名前も知らない人のつぶやきがほとんどで、「この人はどんな人なんだろう?」という背景も分からない人の日常の切れっ端です。

しかしこれらは私にとって、地元の空気をリアルに感じることができる「情報」なのです。


先にも言ったとおり、私の地元は田舎です。
今までは地元の様子を、それこそリアルタイムで得るなんてことは容易ではありませんでした。

しかしTwitterのおかげで、リアルタイムで知ることのできる地元のことが格段に増えました。
「今、その場に生活している人の日常」から、地元の様子を想像する。
それは、私にはとても楽しいことなのです。こんな風に。

  • へえ~、あの店結構頑張ってたのに閉店しちゃうんだ…
  • フードコーナーのたこ焼き、今日も並んでるのかなあ…
  • おっ、この写真はあの場所だ!わー、懐かしいなあ…

Twitterは、「知らない人の日常のどうでもいいようなつぶやきなんて、見てて面白いか?」と言われることも多いサービスです。
しかしこれを逆手に取ると、「知らない人の普通がゴロゴロ手に入る」サービスと言えるのではないでしょうか。

そしてこの「知らない人の普通」は、情報として活用することができるのです。

誰かの「普通」を「情報」としてキャッチしてみる

前回でも言ったとおり、「情報の価値を決めるのは自分でなく、受け手」です。

つまり、「受け手」である自分の意識次第で、
誰かの日常を「普通の、なんともないこと」として受け止めることも出来れば、
普通の出来事を「意味ある情報」として受け止めることも出来るのです。

  • 今日は寒くなりそう…嫌だなあ→「寒くなるのか、じゃあカイロ持って行こう」
  • 雨が降ってきたー!洗濯物がー!→「えっ、降ってるの?急いで帰らないと!」
  • オープンしたお店に行ったら1時間待ちだった!→「うわ、少し時間ずらして行こうかな」
  • あの店の新メニューイマイチ…→「えー、私は美味しいと思ったのになあ」
  • ネコの写真撮ったら尻尾向けられた…→「可愛い~!和むわあ」

こんな風に、誰かの日常から生まれた何気ないつぶやきを受け止めて、
何かを思い出したり、何かを感じたり、反論を考えるもよし、癒されるもよし。

「A」というものを見て何かを感じる、というとき、
その「A」がどんなものであれ、それは「情報」である
と言えると思のです。

勿論、これらを「ふーん」と見送るのももちろん自由です。
それを決めるのもまた、情報を受け取る側次第なのです。

情報の受け取り方を変えれば、情報発信の意識も変わる

もちろんこれは、「Twitterから得られる誰かの日常」を見る目に限ったことではありません。

今まで何気なく見過ごしていた「普通」なことに、ちょっと目を向けてみる。
そこからなにかを考えてみる。何かを得る。

世の中には、本当にたくさんの「誰かにとっての普通」が溢れています。
その「誰かにとっての普通」から価値を見つけることができるようになれば、
自分自身が情報を発信することにも、抵抗がなくなる
と思いませんか?

「情報を受け取る側」として「普通」の受け止め方を変えることで、
「情報を発信する側」としての自分の意識も変わってきます。

情報を発信する側としても、受け取る側としても
上手に「普通のこと」と付き合いたいですね!


ちょっと余談

ちなみに、事例として余談。
私がTwitterでキャッチしている「誰かの日常」の中で頻度が多いのは、先に挙げた「地元の情報」と、もう一つ。
私の住んでいる、東京の巣鴨地蔵通り商店街公式ゆるキャラの「すがもん」の写真チェックです。すがもんが可愛すぎて大ファンなのです。


すがもんはGoogleカレンダーとTwitterでイベント出没予定を告知してくれるので、すがもんがどこかに出没した日はTwitterを「すがもん」で検索を掛けて総チェック!写真をアップしている人がいたら、片っ端から写真をチェックしてEvernoteに画像をクリップ!

写真をアップしている人は、当然私に見せたいと思ってアップしているわけではありません。「こんなの見たよー」という、日常のワンシーンを気軽にアップしているにすぎません。が、私にとってはお宝ザクザク!これも可愛いあれも可愛いと、いそいそとお宝をクリップしています。

以上、こんなこともしてますよという意味での余談でした。

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