賃貸派の30代男が、家を買うときに考えたこと(1)~僕が賃貸派な理由

こんにちは。ハギタカシです。

今回は、「賃貸派の30代男が、家を買うときに考えたこと(1)」と題してお送りします。

家は、一生のなかで、ダントツで大きな買い物です。

やっぱり後悔しない選択をしたいところですよね。

僕も最近、家を買ったので、あれこれ考えることがありました。

持ち家か賃貸かはいろんな論争があって、どっちがトクかって話はいっぱいあります。

「人口減少のなかで、不動産の価格が上がるわけないんだから、賃貸にすべきだ」とか。

損得だけ言えば、そうかもしれません。

けど、僕個人としては、家を買うか賃貸に住むかの選択は、損得よりも生き方の問題のほうが大きくて、「何が正解か」って答えはないと思っています。

なので、「こうするほうがトクだ」といった話ではなくて、あくまで一個人のメモとして。

家を買うかどうか、買うとしてどんな条件を考えるか、一つの参考事例みたいになればいいなーと思いながら書いてみます。

今回は、第1回として僕が賃貸派な理由、です。

賃貸派なんです、僕

家を買いはしましたが、僕はずっと賃貸派でした。

「でした」と過去形で書いていますが、実は今も賃貸派です。

僕が賃貸派なのは、次の2つの理由からです。

  • 家族のサイズ(必要な家の大きさ)は全然変わってしまう
  • 資産価値がなくなるリスクは常にある

家族のサイズ(必要な家の大きさ)は全然変わってしまう

一番大きな理由はこれです。

必要な家の大きさって、家族の人数によって変わりますよね。

けど、家族の人数ってけっこう増減します。

子どもが一人増えたら、快適に過ごせる家のサイズが全然変わってしまいます。

マンションなんかだと切実な問題ですよね。

一人増えたら、すぐに手狭になっちゃう。

一戸建てだと、増えるときにはあまり心配いりません。

が、子どもが一人立ちして老夫婦が二人になると「広すぎて持て余す」姿をいろいろなところで目にしました。

僕の実家も一軒家ですが、やっぱり「夫婦二人だけであれだけ広くてもなぁ」と感じます。

もちろん売って買い直したり、増改築したりと、持ち家でも家のサイズを変えることはできますが、ちょっと負担が大きいです。

「家族のサイズが変わったときに賃貸のほうが柔軟に変えやすい」

ずっと独身だとか、ずっと二人暮らしと決めているなら問題ないんですが、そうでなければ家族の増減は必ず出てくるテーマなんですよね。

資産価値がなくなるリスクは常にある

損害保険にかかわっているからかもしれませんが、家の資産価値が激減するリスクというのは、いつも頭をよぎります。

  • 火事に巻き込まれたり
  • 放火されたり
  • 竜巻のような突風で屋根が飛ばされたり
  • ゲリラ豪雨で浸水したり
  • 土砂災害があったり
  • 地震が起きたり

自分ではどうしようもできないアクシデントで、買った家の価値が激減したりゼロになったりしてローンだけが残る。

そういったシナリオが自分にだけは絶対に起きない、と思えるほど僕は楽観的じゃありません。

保険の仕事をしているので、火災保険でリスクヘッジできる部分はしてあります。

が、逆に「保険が足りない部分」もよく知っているので。

賃貸であれば、資産価値がゼロになって二重ローンになる、なんてリスクはありませんよね。

レアケースかもしれませんが、実際に保険の仕事をしていると、「ある」んですよ、そういう出来事。

それに身近に接していると、とても「自分は大丈夫だろう」なんて思えないんですよね。

まとめ

「じゃあなんで家を買ったんだ!?」って感じですよね。

それでも家を買ったのは、やっぱり妻の希望が大きかったからです。

賃貸派の僕としては、いろいろと話し合いはしましたが、結局、愛する妻に根負けしました。

そこで自分のスタンスを修正することになります。

「家は賃貸が一番」から、

「持ち家にするとして、どこまでなら持ち家リスクを取ってもいいか」を考えることになりました。

そこでどんなことを考えたか、それは次回のお話です。

(続く)

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