仕事を100倍楽しくする攻略本に学ぶプロジェクト計画

みなさんこんにちは、うさぼう(@usabo_tweet)です。

タスク管理もプロジェクト管理もシンプルなほうが嬉しいですよね。例えば、500ページ近くの重厚な書籍よりも125ページでプロジェクトを楽しくできる本の方が多くの人にとっては親しみやすいと思います。

最近、改訳や改訂版が出る書籍がどれも重厚になってしまう傾向にあるという話をのきばトークというラジオ番組で聴きました。

名著の図解版やまんが版が普及すると広く伝わりやすくなる一方、本来の伝えたいことが薄まってしまいます。そして、本家はと言えば、原典で伝え足りなかった部分を補い分厚くなっていく一方なのです。

本記事では、薄くて読みやすい本をスタート地点に、あなたのプロジェクトの核となる「冒険の地図」を作る方法を紹介します。

A4の白い紙とペンで始めるプロジェクト計画

このラジオを聴いていて思いついたのが「仕事を100倍楽しくするプロジェクト攻略本」です。薄くてとっても読みやすいです。

メッセージもシンプルで、自分自身のプロジェクト(冒険)を地図に書き起こして、最強パーティー(仲間)を作ってレベルアップして最高のクリアをしよう、というものです。

読んだら早速実行してみようと思えるのも嬉しいです。高いアプリの購入を検討なんて不要、A4の白い紙とペンがあれば始められます。

テンポが大事なので制限時間は3分間。ごちゃごちゃしてきたらもう1枚紙を用意して最初からやり直し可能。書けば書くほどレベルアップしていきます。

冒険の地図(プロジェクトマップ)の作り方

細かいルールはありませんので、以下3点を意識して試してみて下さい。

  • A4の白い紙と筆記具を用意する
  • 紙の中央に冒険名を書く(照れずに、ちょっとカッコつけて)
  • 冒険名のまわりにどんどん思い浮かぶ要素を書き出していく。何だっていい。

どうですか?白い紙は真っ黒に埋まったでしょうか。

埋まった方はこのやり方が合っているのでしょう。埋まらなかった方や書き出してみたけど何か不安な方もいらっしゃると思います。

ルールや制約が少なすぎると逆に書きづらくなるのは不思議ですね。

プロジェクトを詳しく書くトリガーリスト 5W2H

冒険の地図に要素を書き出す際に役立つ「5W2Hフレームワーク」を紹介します。

いわゆる5W1H(Why, What, Who, Where, When, How)に、How muchを加えたものです。何をするにもお金はつきものですね。

例えばWhoをとってみましょう。

  • プレイヤーであるあなた自身とあなたが一緒に冒険する仲間。
  • 必要な情報や資源を提供してくれる人
  • 冒険を通じて心より満足させたい人
  • レベルアップに不可欠な敵
  • クライマックスを飾るラスボス

Whoと一言でいっても様々であることが分かります。フレームワークは汎用的に役立つようできていますが、いくつかサンプルをみたり実経験を踏まえないと詳細化には限界があります。

どうですか、冒険の地図は埋まりそうですか?

5W2Hだけ眺めていても広がらない様であれば、PMBOKを引っ張りだしてみましょう。

プロジェクトを詳しく書くのに役立つPMBOKガイド

PMIが発行するプロジェクトマネジメント知識体系ガイド「PMBOK」では、「プロジェクト憲章」を最初に定めるべきとされています。このプロジェクト憲章がこれまで述べてきた冒険の地図に該当すると考えて下さい。

PMBOK風に言えば、冒険の地図(プロジェクト憲章)は、国(組織)の中で公式に冒険を認めて、王様のニーズと期待を満足させる要求事項を文書化することです。

プロジェクト憲章(冒険の地図)作成では、以降に述べるアウトプットを定義していきます。作成の際に必要とするインプットや使えるツールと技法などが紹介されています。

アウトプット

プロジェクト憲章(冒険の地図)は以下をアウトプットとして定義します。

  • プロジェクトの目的または妥当性(やらないと何がまずいか、やるとどんないいことがあるか、やりたい想い)
  • 測定可能なプロジェクト目標および関連する成功基準(冒険の成功をどう測るか、成功とは何か)
  • ハイレベルの要求事項(王様のニーズと期待)
  • ハイレベルのプロジェクト記述
  • ハイレベルのリスク(初めてのこと、不確実なこと)
  • 要約マイルストーン・スケジュール(中間地点、制限時間)
  • 要約予算(プロジェクトにかかる費用)

ハイレベルとは概要という意味です。最初に全体を俯瞰し、次に詳細を見るからこういう表現になるのですね。新人の頃「ハイレベルでいいんで」と言われた違和感、今でも忘れません。用語に慣れればPMBOKは少しずつ読みやすくなります。

インプット

プロジェクト憲章(冒険の地図)は以下をインプットとして定義します。

  • プロジェクト作業範囲記述書(何をやるか、何を作るか)
  • ビジネス・ケース(いくらかかっていくら儲けられるか、何を費やして何を得るか)
  • 契約(前提となる取り決め)
  • 組織体の環境要因(従うべきルール)
  • 組織のプロセス資産(参考にできるテンプレート)

ツールと技法

また、プロジェクト憲章(冒険の地図)を書くにあたりツールと技法(使えるアイテム)として「専門家の判断」があります。以下のような専門家(頼りになる人)に、足りないインプットがないかを評価してもらうことでよりよい冒険の地図になるでしょう。

  • 組織内の他の部門
  • コンサルタント
  • 顧客やスポンサーも含むステークホルダー
  • 専門家の協会や技術関連の協会
  • 業界団体
  • 当該分野専門家
  • プロジェクトマネジメント・オフィス

終わりに

改めて先に作った冒険の地図を見てみてください。何か書き加えられることが増えているかと思います。

白いA4の紙を前にして思うように冒険の地図が書けない時、PMBOKガイドはよき手引きとなってくれます。参考になれば幸いです。

こうしてトリガーとなるリストや参考情報を用意すると、確実に情報量は増えます。しかし同時にリスト以外のものを思いつきにくくする弊害も持っています。また、参照するリストが増えると見るだけで面倒くさく感じてしまいますよね。

クリエイティビティとモチベーションの両方を発揮しながらプロジェクトを定義するという難易度の高い取り組みを、「自分にもできそう!面白そう!」と思える形で紹介しているのが冒頭の書籍の素晴らしい点だと改めて感じます。

ではまた2週間後に。

本記事で紹介した本

カテゴリー: デザイン力, プロジェクトマネジメント | タグ: | 2件のコメント

時の流れに身を任せてたらもう11月! - 週刊アシタノ vol.25

img_4821_jpeg

皆さん、こんにちは!ベック(@beck1240)です。

海外出張でギリシャに1週間ほど行ってたんですが、その前後仕事がスタックしまくって大変だったりだなんだしてる内に11月になってしまいました。時の流れは残酷です。

それでは、10/10〜11/5の約1ヶ月分の週刊アシタノ、行ってみましょう!(月刊何だか週刊何だか)

続きを読む →

カテゴリー: 週刊アシタノレシピ | コメントする

11月ですので「読んでてワクワクするとっておきブログ」を8つ紹介します!

photo-1474149609615-ce5628f98c80
こんにちは、BECK(@beck1240)です。

誰が言い出したのか知りませんが「11月は好きなブログを告白する月」らしいです。R-Style読んでて1年ぶりに思い出しました。

毎年この流れに乗り損ねているので、今年こそは・・ということで、アシタノレシピの月イチテーマに「読んでてワクワクするとっておきブログ」を設定してみました。

そう、どうせなら、僕のRSSリーダーを充実させるために集合知を活用しようじゃないか、という完全に俺得企画です。

更に”おいしい企画”にするために次の3点の条件を設定しました。

  • アシタノレシピとそこはかとなく近いブログ
  • 誰もが知ってるメジャー系以外
  • 他のメンバーと被らない

メンバーには「趣味全開でOK」と伝えてあるので、きっと、アシタノ読者の皆さんが興味を持たれる様なブログが続々と紹介されることと思います。

■なんてこった!!俺のとっておきはアシタノメンバーじゃないか!!

って、最初思ったんですが、Feedlyを漁っていたら、アシタノメンバーのブログ以外にも、「ワクワクするブログ」が沢山見つかりましたので、その中から厳選した”とっておきブログ”を紹介したいと思います。

ちなみに、アシタノメンバーのブログは以下の通り。是非是非、ブックマークやRSS登録お願いします!

■僕のとっておきブログ8選を紹介します!

それでは、さっそく”とっておきブログ”を紹介したいと思います。

1UP Letters | ゆうびんやが書くブログ。あなたにすこしでも届けばわたしはうれしい。
1UP Letters | ゆうびんやが書くブログ。あなたにすこしでも届けばわたしはうれしい。

1UP Letters | ゆうびんやが書くブログ。あなたにすこしでも届けばわたしはうれしい。

トップバッターは「1UP Letters」さんです。アシタノレシピの記事なんかを時折取りあげてくれるのですが、メモの取り方や、日記、アイデアなど参考になる記事が多いです。

カテゴリーに「メタ認知」とか「デフォルトモードネットワーク」とかが入ってたりするあたり、なかなかにマニアックです。

Mind-B
Mind-B

Mind-B

お次は「Mind-B」さん。

スタンダードなGTD(Getting Things Done)に則ったタスク管理の記事や仕事に取り組む際の考え方などを、テンポが良く簡潔で読みやすい文章で紹介されています。

毎週違ったお題で写真を撮る「写真52Project」は、趣味で写真を撮る身としてもすごく参考になります。

いずれも。
いずれも。

いずれも。

3番目に登場するのは「いずれも。」さん。

人生観や仕事観に関する記事が多めで、切り分けられたライフハック記事とは趣の違う、一見すると物語の様な本当の話が流れるような文体で描かれています。記事の内容が「僕ならどうするかな」という問いになって、思考がうながされます。

その他、「絵が描けない人でも楽しめる手帳の使い方10選!+2 – いずれも。」の様に、手帳術、とくにほぼ日手帳に関する記事が多めで、とても楽しいです。(個人的趣味です。)

イロトリドリ |
イロトリドリ | “誰が見てもわかりやすい丁寧な記事”をモットーに。文房具、iPhone、小説など、いろとりどりな情報をお届けします。

イロトリドリ |

「いや、イロトリドリはメジャーやろ」というツッコミを受けそうですが、紹介したいのだから致し方ないですよね。ジブン手帳クラスタで圧倒的な存在感を放っています。(と僕が認知している)

文房具好きにはたまらない記事の数々に酔いしれること請け合いですが、気を付けないとAmazonでポチポチやりすぎて、大変なことになってしまいます。

ソファに寝ながら考えた
ソファに寝ながら考えた

ソファに寝ながら考えた

そふぁねさんのブログは、正直何ブログと表現したら良いのかわからないのですが、習慣化やノート術、仕事へ臨む際のコンディションを整える事なんかの記事を好んで読んでいます。

恐らく、何かしら目的を持った情報収集というよりは、読み物として日々更新を楽しみにしている系のブログなんでしょうね。

情報管理LOG
情報管理LOG

情報管理LOG

「情報管理LOG」さんは、割と記事をシェアすることが多いブログの一つです。

WebサービスやiPhoneアプリの便利な使い方なんかが紹介されていて、ただサービス/アプリを紹介するだけのブログとは一線を画しています。「おー、これやってみたい!」というワクワクと出会えるブログです。

いつでも スタオバ!!!
いつでも スタオバ!!!

いつでも スタオバ!!!

スタオバ氏のブログです。いや、一回しか会ったことないんですけどね、すごく勢いがあって話が盛り上がったんですよね。

で、ブログの方もすごく勢いがある。短い言葉でズバッと言い切って、格好いいんですよ。僕はついつい文章をこねくり回して長ったらしく書いてしまうので、こういうズバッと系の文章を書ける人が純粋に羨ましいんですね。

タスクシュートを実践していて、更に勉強会を開催までしている方なので、タスク管理に関する記事はなかなかに濃密。是非一度ご賞味あれ。

りくまろぐ
りくまろぐ

りくまろぐ

最後にトリを飾るのは「りくまろぐ」さんです。実は、自分のブログでも一度取りあげたことがあるのですが・・再掲!!

ほぼ日手帳、タスク管理系、ガジェットやアプリの記事の他、スポーツや旅日記、映画のレビュー記事など盛りだくさんです。iPhone/iPad版のOmniFocusに関する貴重な情報元だったりもします。

ちなみに、個人的に一番好きな記事は

[Я]2014年、私の心を震わせたが誰の役にも立たない社長の名言集 | りくまろぐ

こちらでございます。

■最後に

今回は月イチテーマ「読んでてワクワクするとっておきブログ」ということで、僕のとっておきブログを8つ紹介させて頂きました。

是非是非、ブックマークやRSS登録してみてください。

お知らせ

11/20に東京ライフハック研究会を2年ぶりに開催します。テーマは「いろいろなタスク管理」で、バリエーション豊かな4名の講師に登壇して頂きます。学割もありますので、学生さんも是非気軽にご参加下さい。

カテゴリー: BLOG, ネットからの情報収集, 月イチテーマ | タグ: , | コメントする

ちりも積もれば山となる!『後になって絶対役立つ&得するメモ』とは?

bag-and-hands

4月から社会人になった方も半年ちょっとが経ち、自分のことだけで精一杯だった時に比べたら少し落ち着いた頃ではないでしょうか?

そろそろ余裕が出てきた頃から始めておけば、『後になって絶対役立つ&得するメモ』を今回ご紹介しますね。

もちろん社会人になって10年目でも、今から始めて損することはありません。

「あ、こんなことをメモしておけば良いんだ」って覚えておき、チャンスがあったらメモしておくだけで良いんです。

『社会人が後になって絶対役立つ&得するメモ』

『他人の情報』

自分の誕生日を忘れてしまう人はなかなかいないと思いますが、自分以外の他人のこととなるとどうでしょう?

両親や兄弟、好きな人の誕生日は覚えていられても、職場の上司、取引先の担当者、事務員さんや同僚の誕生日まで覚えていられる人は少ないと思います。

また他人の誕生日を知る機会も少ないと思います。だからこそメモしておくのです。

誕生日をメモしておいて、毎年プレゼントを贈りましょうって事じゃないんです。

誕生日に一言「おめでとうございます」の言葉をかけるだけで十分です。

自分が他人の誕生日をなかなか覚えておけないように、他人もあなたの誕生日を覚えておけないと思います。

普段から友達付き合いのある人は別として、挨拶ぐらいしかしたことのない人から「お誕生おめでとう」と言われて、嫌な気分はしませんよね。

つまり、自分が嫌な気分にならない。それよりもちょっと嬉しくなるようなことを他人にも出来るように、誕生日をメモしておくことをオススメします。

他人のプライベート情報を検索してまで誕生日をメモしておけってことではないですよ。知る機会があった時に、忘れないようメモしておくぐらいで良いのです。

誕生日の他にも、他人の記念日や家族の誕生日、好きな食べ物や嫌いな食べ物などなど。普段の何気ない会話から知り得た情報をメモしておくだけで、後々役立つことが出てくることはたくさんあります。

考え方の基本として、自分がされて嬉しいことをやるためにメモしておくということです。

メモをしておく場所としては、自分の手帳でも良いですし、誕生日などはGoogleカレンダーに登録しておくと毎年繰り返し表示されるので便利ですよ。

『飲食店の情報』

社会人になると交友関係も増え、外食をする機会が増えると思います。

仕事での打ち上げ、新年会&忘年会、懇親会に飲みーティングなどなど。

そんな時に利用したお店に入った時、ただその場を楽しむのも良いのですが、少しお店の情報を調べてみましょう。

  • 何席ぐらいあるお店なのか?
  • 騒いでも大丈夫なお店なのか?
  • ゆっくり話をするのに最適なお店なのか?
  • 客単価はどのくらいになりそうか?
  • 分煙されているか?禁煙席があるか?

お店をちょっと見渡してわかる範囲でも良いですが、帰宅してから詳しく調べてメモしておくと尚良いですね。

この飲食店の情報をメモしておくと、今後新年会や忘年会で幹事を任された時、商談に使えるお店を探す時、友達と楽しく飲みたい時、気になる彼女と食事をする時などなど、飲食店を探すべき時に必ず役立ちます。

「同僚とやる懇親会では予算があまりないから、客単価が安くて騒げるあのお店にしよう」とか、「後輩の悩み相談を受けるから、静かに話を聞いてあげられるあのお店にしよう」など、飲食店メモがあればすぐに目的のお店を探し出すことが出来ます。

ただ手帳などにメモしておくだけでも良いのですが、食べログ – ランキングと口コミで探せるグルメサイトを利用し、メモ代わりに口コミ投稿をしておくことで、後から自分が検索しやすい方法もあります。

今のご時世で社会人として生きていくには、飲食店を全く利用しないってことはまずあり得ません。

それが良いか悪いかは別として、いつでも自分が目的とする飲食店を探せる環境を準備しておくことはとても大切です。

『雑メモ』

最後に紹介するのは『雑メモ』です。雑なメモという意味ではなく、雑学的なメモという意味です。

これはもう自分のためでもあるのですが、誰かと会話のキッカケを掴むという意味でも必要なメモです。

会社で上司や同僚と必要な会話だけをするのではなく、大切な会話の後にちょっとした雑学を出してコミュニケーションを図ることは、社会人として生きていくために必要なスキルです。

それは会社の中だけでなく、時にはお客さんや、家族との会話でも役立つことでしょう。

メモするポイントとしては、「今年は暖冬だ」という情報をニュースなどで仕入れた場合、ただ「今年は暖冬だ」という情報だけでは会話を続ける上であまりに乏しい情報です。

そこで「どういったことが原因で暖冬だと予報されたのか?」を調べることにより自分の知識にもなりますし、会話の中で「今年は暖冬なんですよね。」で終わらず、「エルニーニョ現象の影響で寒気が流れ込んでこないんですよね。」と会話を続けることが出来ます。

この『雑メモ』に関しては、毎日の新聞を読むことでかなりメモ出来ると思います。

ただ自分の持ってるメモ帳にメモしておくのも良いですが、SNSなどを使って仕入れた情報や知識を発信することで、より詳しい情報を教えてもらえる可能性もありますので、メモの方法も時と場合によって色々と使い分けてみるのも良いですよ。

まとめ

今回は今すぐに役立たなくても、後になって必ず役立つ&得するメモをご紹介しました。

社会人になってからでも良いですが、これらを学生の時からメモする習慣が付いていれば、より大きな自分の力になることは間違いありません。

もう一度言いますが、今回ご紹介したメモは絶対に無駄となることはありません。

  • 『他人の情報』
  • 『飲食店の情報』
  • 『雑メモ』

これら3つをメモする習慣が付くように、いつも見る場所へ書いておくのも良いですよ。

次回は『メモに対する目的意識』についてお話しさせていただきたいと考えております。

今回も最後までお読みいただき、本当にありがとうございます。

LifeReformerのぱすも(@jpasmo)でした!

カテゴリー: メモ術 | タグ: , , | 2件のコメント

自分の「好き」を羅針盤にして人生を楽しくしていこう!

map-of-the-world-429784_1920

こんにちは、さいんぽすとのイチ(@kumacharo115)です。

前回の連載では、自らの意志で人生に変化を起こすことを提案しました。

【参考】同じことを繰り返すだけの毎日を終わらせる!人生に変化を起こすために必要なこと | アシタノレシピ

どのような変化を起こしたでしょうか?

変化は一回きりでなく継続することが大切なのですが、すぐに良い結果が見える変化ばかりではないため、だんだん飽きが出てくるかもしれません。

飽きてしまっては続けることが難しくなり、続けないことには変化は大きく成長しません。

そこで、飽きないために変化にもうひと工夫してみましょう。

変化の方向を「好き」に向ける

前回は、どんなことでもいいからとにかく変化を起こしてみよう、という内容でした。

ただ、闇雲に変化させるだけではモチベーションを維持しにくく、続けることができなくなる可能性があります。

そこで、変化させることを楽しめるように、変化に方向性を与えてあげましょう。

どういう方向に変化させるのかというと、自分の「好き」が指し示す方向です。自分の「好き」を羅針盤にして進むのです。

なにかを選択するとき、「どっちが好きだろう?」や「どっちを選んだ方が楽しいだろう?」と自分に問いかけましょう。

飲食店で周りの人に合わせていたメニューを自分の好みで選んでみる、流行ではなく自分の好きな服を選んでみる、という具合です。

ときには、正しいと思う選択肢と好きと感じる選択肢が違うこともあるかもしれませんが、そんなときも、勇気を持って好きを選んでみるのです。

好きなものを選ぶようにすると、それ以前に比べて楽しさが増します。

小さな興味から好きを探し出す

今まで自分の好きから目を背けてきた人は、自分の好きなことが分からないという壁にぶつかるかもしれません。

好きをないがしろにしてきた結果、自分の好きに対するアンテナの感度が鈍ってしまっているのです。

以前の私は、自分が何をやりたいのか、何が好きなのかが分からないでいました。自分の好きに向き合うことを避け、世間の普通に合わせるように生きてきたからです。

でも、大丈夫。アンテナの感度は再び研ぎ澄ますことができます。

好きが分からないときは、好きとはまではいえないけど少し興味がある、というレベルのものに、どんどんチャレンジしてみましょう。

実際に試してみれば、好きなのか周りに影響されているだけなのかが分かります。

それに加えて、関連する別のものに興味が湧くという連鎖が起こり始めます。

今まで読んだことないジャンルの本を読んでみると、これまで目にとまることのなかった関連書籍に興味を持つようになったりします。

そのように興味の数珠つなぎをしていくと、「あっ、自分はこういうのが好きなんだ」という新しい発見があり、少しずつ自分の好きの方向が定まってきます。

「好き」のアンテナの感度を高くするために、まずは小さな興味から探し始めましょう。

好きなものだけを集めた「偏愛マップ」を作ってみるのもおすすめです。

【参考】初対面の人が一気に仲良くなれる「偏愛マップ」というものを試してみたら想像以上の効果があって、色んな人のを見てみたくなったお話 | タムカイズム

私の例でいうと、「好きなことや楽しいことをなんでも書く」というコンセプトでブログを始めたため、これまでより自分の好きなものに関心をよせるようになったり、ブログネタを切らさないよう、積極的に興味のあることを試すようになりました。

その結果、気づけば「自分はこれが好き」といえるものが見つかり、やりたいことも見えるようになってきました。

自分の好きが分からないという人は、まずは自分の小さな興味を大切にすることから始めてみましょう。

あとがき

自分で選ぶということは人生の主導権を握ること、何を選ぶかはどんな人生を作るか決めることです。

自分の好きという感覚に従うことで、より自分の人生を楽しめるようになります。

カテゴリー: 目標をたてることが苦手な人でも、自分を成長させ、人生を楽しむレシピ | 1件のコメント

具体的な対象を持つことの意味3+1(普通の個人が、ブログのある毎日を送り続ける、ということ)

こんにちは。ブログ「単純作業に心を込めて」の彩郎です。

連載「普通の個人が、ブログのある毎日を送り続ける、ということ」を続けます。

前回は、ブログ「単純作業に心を込めて」にとって、WorkFlowyがどんな存在なのか、考えてみました。

これを踏まえて、今回は、多少抽象的に、ブログにとって具体的な対象を持つことの意味を考えてみます。

戦略的な3つの意味

ブログにとって、具体的な対象を持つことには、どんな意味があるのか。

ブログの戦略として考えたときに浮かぶのは、次の3つです。

  • (1) より詳しい情報を提供できる
  • (2) 誰かの役に立てる可能性が高まる
  • (3) セルフ・ブランディング

(1) より詳しい情報を提供できる

ひとつの対象のことを書き続けていけば、自然と、その対象について詳しくなります。

特別な才能や特権的な立場は必要ありません。普通のやり方で、誰もがアクセスできる公開情報を整理するだけでも、有用な情報をまとめることができます。

ひとつの対象に集中すれば、情報をまとめるためのエネルギーが散逸しないので、ブログで公開する情報は、どんどん詳しく、わかりやすくなります。

より詳しい情報を提供できる。当たり前のことですが、ブログにとっての具体的な対象を持つことの意味は、これが出発点です。

(2) 誰かの役に立てる可能性が高まる

ブログで情報を公開するのは、誰かの役に立つためです。理由のすべてではないにせよ、理由のひとつではあります。

ある情報を求めている誰かがいたとして、自分がブログでその情報を公開していたなら、その誰かが自分のブログの情報を見つけてくれさえすれば、自分のブログはその誰かの役に立つことができます。

そして、今のウェブには、検索とSNSがあります。だから、情報をブログに公開しておきさえすれば、何かしらの道すじで、その情報を必要とするその誰かは、自分のブログに公開されたその情報にたどり着いてくれるかもしれません。

ひとつの対象のことを書き続け、その対象についてのより詳しい情報を公開できれば、その分、その情報を必要とする誰かにとって、より大きな価値を生み出すことができます。ひとつの具体的な対象を持って、その具体的な対象に集中することは、誰かの役に立つ可能性を高めるための戦略でもあります。

(3) 「テーマ→名前」のセルフ・ブランディング

ウェブで情報発信をする目的のひとつは、セルフ・ブランディングです。

倉下忠憲さんは、『FacebookとTwitterで実践するセルフ・ブランディング』において、セルフ・ブランディングには、「名前からのイメージ」と「イメージからの名前」という2つの方向がある、という指摘をされています。

『Facebook×Twitterで実践するセルフブランディング』(倉下忠憲)

名前とそれに関連づけられるイメージがブランドですが、このイメージには二つの方向性があります。一つは「ブランド名」がもたらすイメージ。もう一つは関連する事柄からイメージされる「ブランド名」です。
『FacebookとTwitterで実践するセルフ・ブランディング』pp.47-48

つまり、

  • 名前からのイメージ・「名前→テーマ」
    • ブランド名がある特定の事柄を想起させる
    • 例:「「単純作業に心を込めて」といえば、WorkFlowyのブログだよね。」
  • イメージからの名前・「テーマ→名前」
    • 特定の事柄がブランド名をイメージさせる
    • 例:「WorkFlowyといえば、「単純作業に心を込めて」だよね。」

という2方向です。

このうち、どちらがより強いセルフ・ブランディングかといえば、「テーマ→名前」です。「テーマ→名前」のイメージを定着させるのが、セルフ・ブランディングにおけるひとつの目標到達点となります。

とはいえ、いきなり「テーマ→名前」のセルフ・ブランディングを達成することはできません。まずは、テーマと名前を結びつけるところから始めることになります。

まずは、名前とイメージを結びつけることがスタートになります。そして、それが「ブランディング」の基本になります。
『FacebookとTwitterで実践するセルフ・ブランディング』p.48

そこで、具体的な対象です。

具体的な対象についての情報をくり返し公開すれば、ブログの名前とその具体的な対象との結びつきを作ることができます。具体的な対象についての情報が現時点でウェブにそれほど存在しないなら、ひょっとすると、一足飛びに「テーマ→名前」の結びつきまで達成できてしまうかもしれません。

このように、具体的な対象を持つことは、ブログのセルフ・ブランディングの出発点となります。

●

なお、ブログのセルフ・ブランディングというと、「普通の個人のブログにセルフ・ブランディングなんて必要ない」という意見も出てくるかもしれません。実は私も、そう思っていました。セルフ・ブランディングのことを、自分を売り込むことのようにイメージしていたためです。

でも、そうじゃありません。セルフ・ブランディングの本質は、自分の持ち味を発揮することと、誰かに価値を見い出してもらうことをつなぐための環境を整えることにあります。

私はこの連載やブログで、くり返し、「ここにいたんだ」ということを書いています。セルフ・ブランディングとは、「ここにいたんだ」に至る合理的な戦略にほかなりません。

具体的な対象を媒介にして、考える

ブログの戦略として考えたときに浮かんだ意味はここまでに紹介した3つなのですが、これとちょっと視点を変えて、

  • 具体的な対象を、自分にとっての切実なことを考えるための媒介にする

ということもあるように思います。

●

普通の個人がブログのある毎日を送り続けるにあたって、考えるため、は、大きな理由になります。

誰かの役に立つ情報を発信する、アフィリエイトやAdSenseから新しい収入源を得る、出会ったことのない人と知り合ったり第三の場を獲得する、などは、ブログが達成しうる大きくてすばらしい可能性です。でも、これらは、一朝一夕にはいきません。それなりの資源を投下する必要がありますし、誰かの助けや運も必要です。意外とハードルが高いのです。

これに対して、考えるため、を実現するハードルは、ぐっと低くなります。必要なのは、記事を書き上げることだけです。ずっと現実的で、自分次第で確実に達成できます。この意味で、普通の個人がブログを続けていく上で、考えるため、は、大きな理由になるのです。

●

考えるテーマは、なんでもかまいません。誰かに強制されているわけでもなく、何かを達成しなければいけないわけでもないのですから、自分にとって切実な何かのことを、好きなだけ考えればよいはずです。

でも、自分にとって切実な何かを考えているだけでは、ともすれば、考えが堂々巡りになってしまったり、ひっかかりが解けなかったりすることもあります。

そこで出てくるのが、ブログにとっての、具体的な対象です。

西研さんは、『実存からの冒険』で、自己了解のひとつのあり方として、「批評としての自己了解」という方法を紹介しています。これは、哲学や文学や音楽など、自分の外にあるものを媒介にして、自分の中にあるひっかかりや、自分という存在にとっての切実なことを掘り下げていく、という方法です。

実存からの冒険 (ちくま学芸文庫)

存在の危機といえるほのおおげさなものでなくても、私たちはどこかでさまざまなことがひっかかっていたり、いろんな傷を持っていたりする。そういうことを、哲学や文学や音楽などを媒介にしながら考えようとすること。そうやって自分のひっかかりやこだわりをほどいていくこと。これは、そのこと自体に喜びがある。自分がわかってくる、という喜びと、新しい方向がみえてくる喜びである。
『実存からの冒険』pp.245-246

自分のいままでや現在をなんども考えてみる、という内省の方法だけでは、自分はなかなかみえてこないことも多い。批評というやり方は、共感や反省をもとにして自分を確かめられるということがいいところなのだ。
『実存からの冒険』p.246

自分の外にある具体的な対象についての文章を書き続けることによって、自分の価値観や自分の生き方などを、少しずつ掘り下げていくことができます。この方法は、下手をするとポエムのようになってしまいがちなテーマについての考えを進めていく上で、有効です。

そんなわけで私は、

  • 具体的な対象を、自分にとっての切実なことを考えるための媒介にする

ということを、ブログが具体的な対象を持つことの意味のひとつだと考えています。

—編集後記—

久しぶりの更新です。

アシタノレシピは、前回と前々回、お休みさせてもらいました。ブログ「単純作業に心を込めて」とTwitter(@irodraw)も、ここ2か月ほどは、ほとんど眠ったままです。彩郎という分人の構成比率がぐぐっと下がっている状態だといえます。

深刻な事態に見舞われたわけではありません。ちょっと仕事が忙しめになったこと、家庭の事情で子どもと過ごす時間が増えたこと、季節の変わり目で風邪をひいた(うえに家族全員にうつしてしまった)ことなどが重なって、こうなっちゃいました。

しつこく書いているとおり、私は彩郎という分人をとても気に入っていますので、彩郎が不活性になってしまうのは、本意ではありません。でも、家族との分人も、仕事の分人も、もちろん大切で、ないがしろにはできません。なのでまあ、今はこういう時期なんだろうなと思っています。

それはそうとして、1,2か月間、彩郎をほとんど生きることができずにいることは、私にとって、小さくない出来事のように思います。せっかくなので、少し落ち着いたら、今の状況をふり返ってみたいとも考えています。この連載のテーマにとっても大事な話のような気がするので、次回のテーマにするのも悪くないかもしれません。

ともあれ、ブログやTwitterでは眠っているものの、彩郎はいたって元気です。また次回、お会いできたらうれしく思います。

カテゴリー: BLOG | コメントする

「習慣化」のための自己サポート集 4、新習慣を「持続可能」にするために、したいこと

どうも、「iPhoneと本と数学となんやかんやと」のchoiyakiです。
前回、「持続可能」である条件とそれを継続しやすくするためのコツとして、

  • 毎日同じ時間を、習慣化したいことの時間として確保すること。できれば朝が望ましい。

と書きました。ここで挙げた「時間の確保」で大切なことは、寝る時間が遅くなってしまわないようにすることです。あたらしく習慣化したいことをはじめてみて、就寝時間がそのぶん遅くなっていれば、それは時間を確保したとは言えません。睡眠時間を削って捻出したって、長くは続かない。そのときは習慣化したいことのかわりに何かをやめる必要がある、ということでした。
「習慣化」のための自己サポート集 3、「持続可能」にし、毎日同じ時間に実行する

あたらしく習慣化したいことは、一日の中に自然に無理なく組み込む必要がある、というわけです。習慣化したいことをはじめる前の毎日の就寝時間が23時なのであれば、はじめてからも23時であること。それが「持続可能」の条件です。
そして、継続するコツは、「毎日同じ時間」にとりくむこと。とりくむためには、頭の中に「いついつにこれこれをやるぞ」と記憶しておくのではなく、みなさんそれぞれが使っている、おのおの「信頼できるシステム」に書き加え、実行していくのがいいと思います。
「信頼できるシステム」とは、日々わき起こる「やること」を実行するために、みなさんが使っている、おのおのの仕組みのこと。手帳を使っている人、ノートを使っている人、デジタルで管理している人。みなさんそれぞれ自分の方法で日々の「やること」を管理していると思うのですが、そこに習慣化したいことを毎日書き加えるわけです。
あたらしく習慣化したいことをひとつの「タスク」ととらえ、日々のタスクリストに書き加えておけば、「あ、やるのん忘れてたー」ってことはなくせます。
そんな「信頼できるシステム」を持っているか否かは、習慣化にとってけっこう重要なポイントじゃないかと思っています。

習慣化に適した、「信頼できるシステム」

ぼく自身、いろんなことを習慣化してきた中で、「信頼できるシステム」にはものすごくお世話になってきました。というのも、ぼくが使っているシステムは、特に習慣化に適していると思うものだから。

習慣化したいことを持続可能にするためのキーポイントは、「毎日同じ時間を、習慣化したいことの時間として確保すること」です。なので、信頼できるシステムが

  • 毎日同じ時間に習慣化したいことをタスクとして生成してくれる
  • 時間を可視化してくれる

の2点を満たしてくれれば、毎日同じ時間を習慣化したいことの時間として確保することは容易になります。さらに、時間を確保する際には就寝時間がずれこまないようにすることがとても重要。なので、

  • 就寝時間がわかる

ならば言うことなしです。
まさに「タスクシュート式」が実現してくれることに他なりません。ぼくが使っている習慣化に適した「信頼できるシステム」とは、「タスクシュート式」のことだったわけです。

タスクシュート式とは、簡単に言うと、

  • 1日にとりかかるすべての「やること」を書き出し、
  • そのすべてに見積もり時間を設定する
  • 見積もり時間を合計し、すべて終えるのは何時になるのか割り出す

ことで、その日にとりかかる「やること」をすべて終えるのは何時になるのかを視覚化するタスク管理の手法です。
タスクシュート式を実践するためのツールとして、「TaskChute」やiPhoneアプリ「たすくま」があります。ぼくは「たすくま」を使っています。
「TaskChute」や「たすくま」では、1日にとりかかるすべての「やること」を登録し、1つひとつのタスクに見積もり時間を入力していきます。歯磨きや入浴などの日常のルーチンから、通勤時間や仕事の数々などすべてに、です。
そうすると、見積もりを合計し、すべて終えるのは何時何分になるのか割り出してくれます。つまり、就寝時間を割り出してくれるということ。何時に寝ることができそうかが一目瞭然になります。
また、1日のタスクをもれなく全部登録していくため、「いついつにこれをやることになる」ってのもはっきりと示してくれ、時間を可視化してくれます。
さらには、「たすくま」でも「TaskChute」でも、一度実行したタスクは、簡単に「リピート設定」することができ、何度もそのタスクを定期的に生成することができます。毎日同じ時間に同じタスクを生成するようにできるわけです。
つまり、習慣化したいことをかんたんに「持続可能」にしてくれるタスク管理の手法が「タスクシュート式」であり、ぼくにとっての「信頼できるシステム」が、「たすくま」でのやること管理であるわけです。
タスクシュート式は、習慣化に最も適した「システム」だと思っています。それはもちろん、タスクを登録することで、「持続可能か」がすぐにわかるから。
あらかじめ並んでいるルーチンタスクの中に、新たなタスクを書き加えると、そのぶん時間がうしろにずれることを、はっきりと提示してくれます。タスクを追加すると、寝る時間がまちがいなく遅くなることを、どれだけ遅くなるのかを教えてくれるんです。そうなると、寝る時間が遅くならないように、1日のやることの調整ができます。調整し、いつもの就寝時間におさまるようにできる。いつもの就寝時間におさまるよう調整ができれば、「持続可能」な状態で時間の確保ができたことになります。

新習慣を「持続可能」にするために、したいこと

とはいえ、「習慣化には「タスクシュート式」が一番なので、タスクシュート式で日々を過ごしていきましょう」なんて提案は、何も提案していないに等しいでしょう。だって、タスクシュート式自体が大きなハードルになり、新しい行動の習慣化どころではなくなるから。
そこで、実践可能な形での提案を。
タスクをこなしていく際、自分が使っているシステムがあると思います。手帳とかスケジュール帳とか、Googleカレンダーとかタスク管理アプリとか、メモ帳とか。そういったものを使って、今日、何をすればいいか?を明らかにしている人は多いのではないでしょうか。それが、自分にとっての「信頼できるシステム」ということになります。そこに、習慣化したいことを「持続可能」な状態で組み込むことを考えてみてください。
日々の「やることリスト」を書いているのであれば、そこに習慣化したいことを書き入れます。「10分間の読書」とかを。手帳やスケジュール帳を使っているのであれば、そこに毎日習慣化したいことを書き入れます。Googleカレンダーをがっつり使っているのであれば、あらかじめ実行する時間帯を設定し、リピートしてくれるようにしておくのも手です。今日とりくむことをメモ帳に書き出しているならば、そこに習慣化したいことを加えておく、みたいな感じで。
自分が信頼しているシステムがあるのであれば、そこに書き入れることで確実に自分にリマインドしてくれると思います。そうでなくちゃ、信頼できませんものね。
そして、書き入れることで思い出し、はじめの数日は実行していけると思います。1日の中に少々強引に新習慣を加えても、「習慣化させたい」という意欲が強い間は実行していけます。朝に時間を確保できれば、さらに継続日数は伸びていくかもしれません。ただ、「持続可能」な形になっておらず、どこかしら無理をしながら続けているのならば、継続はどんどん難しくなっていっちゃいます。
そこで、習慣化しはじめの、継続できているときに、毎日「就寝時間」を記録しておきます。習慣化したいことを実際にやりはじめて寝る時間が遅くなっていないかを把握するためです。
あきらかに就寝時間が後ろにずれているのであれば、いつか破綻してしまうときがきます。そうならないためにも、他のことを何かやめて、就寝時間が遅くならないように調整していく。
新しくとりくむことを「持続可能」にするために。

「実行したらノートに記入」は、効果的

もし、自分には「信頼できるシステム」なんてないよ、というのであれば、何かしらノートを一冊用意して、習慣化させたいことにどんな風にとりくんだか簡単に書き入れるのがいいかもしれません。ノートに、実行記録を残していくんです。
習慣化の最初の方では、行動を「思い出す」ことが必要になってきます。特に新たにはじめたことは、やるのを忘れやすいもの。だってそれまではとりくんでいなかったことが突然増えるわけで、それを必ず思い出せるかどうかはわからない。
毎日自分に、「この時間にあれをやる」と思い出させなくちゃいけないわけです。
信頼できるシステムがあれば、そこに書き入れておけばいい。信頼できるシステムって、必要な時間に必要なことを教えてくれるものなので。それがないならば、ノートにリマインダの役割を担ってもらうんです。
実行記録を書き込むノートを用意すれば、そのノートを見ることが習慣化したい行動をするためのリマインダになってくれます。ノートを見れば、「あ、せやせや。あれしてノートを記入せな」というように。

ノートに書き込んでいくことは、習慣化の後押しもしてくれます。これがけっこう効果的なんです。
「Medium日記」をはじめた、ってことを前回のエントリ で書きました。
「Medium日記」は、自分が習慣化したいことについて、毎日どんな活動をしたのかを書き残す目的ではじめました。どんな感じかは、以下をのぞいてもらえればわかると思います。
Atsushi – Medium
書き残すことが目的であったのが、次第にその日記に「今日も継続できたーわーいわーい」と書きたいがために毎日実行できてるって感じになってきました。
Medium日記をはじめて就寝時間が少し遅くなってしまってるのは改善すべきことですが、毎日続けることができています。このアシタノレシピの原稿は、毎朝20分間を使ってちまちまと書き進めていってるのですが、その進捗をMedium日記に書き残していってます。Medium日記に、「今日も書けた」って書けるのがうれしくて、毎日粛々と原稿を書き進めることができている、というように、継続にプラスの働きをしてくれています。

習慣化したいことの実行記録を書いていくための、感想を書きつけていくためのノートを用意する。すると、ノートが行動のリマインダになり、ノートに書くことが行動を後押ししてくれる。
これが、信頼できるシステムがないというなら、ノートを用意し、実行日記を書いていくのがおすすめな理由です。もちろん、信頼できるシステムがあっても、実行日記を書くことは習慣化に有効なので、一度お試しあれ。

おわりに

まとめると、
新しい習慣を持続可能なものにするために、はじめる前に設定しておきたいことが、

  • とりくむ時間を定め、時間を確保し、とりくむ時間にリマインドする

こと。前回書いたように、取り組む時間は朝の方が継続していきやすいと思います。
加えて、持続させていくためにやったほうがいいことが、

  • 就寝時間を記録する
  • とりくんだことをノートに記録する

こと。就寝時間を記録し、習慣を持続可能な状態に修正する。ノートに記録し、記録をモチベーションアップにつなげる。ノートの存在自身が、行動をリマインドしてくれる。
何かを習慣化させたいときは、かならず以上の条件を満たすように、1日の行動に組み込むようにしています。
新たな習慣を三日坊主にすることなく、長く継続していくための必須の条件ではないか、と思います。「持続可能」を強く意識して習慣化させたいことを1日に組み込んでいってください。

では、お読みいただきありがとうございました。

参考

Taskuma — TaskChute for iPhone — 記録からはじめるタスク管理
カテゴリ: 仕事効率化, ライフスタイル

カテゴリー: 習慣化 | タグ: , , | 2件のコメント

今まで書いたお金の記事・まとめ

こんにちはー! 「今、夢に生きる」のはぎたかし(@takashi_h7)です。

私がアシタノレシピで「僕たちと真面目にお金の話をしよう」と題して、シリーズを書かせてもらうようになってから半年近くが過ぎました。

この辺で、一度、今まで書いてきた記事をまとめてみたいと思います。

家計簿よりも資産リスト

最初に書いたのは、「家計簿より先に資産リストを作ってみよう」でした。

このテーマを最初にしたのには、私なりの思いがあります。

それは、「不安を煽るような記事や、奇をてらったネタは書かない」ということ。

自分が金融の仕事をしながら感じていることでもあるんですが、とかくお金の話っていうのは、将来の不安を煽るものが多すぎます。

ストレートに言ってしまえば、不安が金融機関の飯の種だからです。

「このままいったら、こんなに大変なことになりかねません。その不安を解消するために、この商品が…」というセールストークが典型。

その正反対を書きたかったんです。

そう思ったので、不安を感じたときには、まず「すでに持っているもの」を確認することから始めましょう、と。

そういうメッセージにしたいなと思って書き綴ったのが、以下の3つです。

●お金の不安を感じたら、まず「持っているもの」を確認しよう

この記事が、総論に当たります。

言いたいことは、一つだけ。

「足りないところが目につくかもしれませんが、けっこう持っているもの、あるんじゃないでしょうか?」

●家計簿より先に資産リスト作りをおすすめする理由

家計簿よりも先に資産リスト作りをおすすめする理由を、もう少し詳しく掘り下げたのがこちらの記事です。

家計簿と資産リストはどういう関係になっているのか、資産リストって具体的にどう作ればいいのか、その辺が知りたい方におすすめです。

●知ってるようで知らない健康保険のこと

「すでに持っているもの」の代表格の一つは、公的な保障です。

日本は、国民皆保険制度なので、全員が健康保険に加入することになっています。

その保障の内容たるや、相当に手厚いものです。

民間の保険会社が毎日CMを流していますが、民間の保障を考えるのは公的保障の中身を知ってからにしておきましょう。

何のための家計簿?

資産リストを作ったあとで、お金の出入りを改善する必要があれば、家計簿を作ってみるといいでしょう。

ただ、家計簿はちょっと付き合い方を間違えると、しんどい思いをします。

家計簿というと、「無駄を削る」という文脈で登場することが多いです。

けれど何が無駄で、何が無駄じゃないか。どう決めましょう?

「平均」とかと比べて決めてしまうと、ものすごく息苦しい家計簿になります。

本来、お金っていうのは「幸せに生きるために使う」ことに意味があるもの。

「無駄を削る」「使わない」ための家計簿じゃなくて、「お金をきちんと使うための家計簿」にしませんか?

自分が大切だと思うところに、きちんとお金を使えているかをチェックするための家計簿作りです。

そのヒントをまとめたのが、以下の記事になります。

●「無駄を削る家計簿」より「きちんとお金を使うための家計簿」を

どうして無駄を削るための家計簿が続かないのか。

お金を使うための家計簿をおすすめしているのか。

その理由をまとめた記事です。

●「続かない」から抜け出す。ラクにできる、お金を使うための家計簿

「お金を使うための家計簿」の作り方、運用の方法を書いた記事です。

私がやっている方法を実例として使いながら、ラクに続けられる方法をまとめてみました。

●貯め方より難しい?積極的にお金を使いたいポイント5選

「お金を使うための家計簿」で一番大切なのは、具体的にはどこに使うのがいいのか?です。

自分が充実感、満足感を感じられる支出には、きちんとお金を割り振りたいところ。

充実感や満足感は人によって違うのが当然ですが、例として私が大事にしている5つの「お金の使いどころ」を挙げてみました。

貯金のヒント

お次は、貯金のヒント。

貯金のヒントは、以下の3つの記事を書いています。

●お金が貯まる人の3つの共通点

私が感じている、お金が貯まる人の共通点を3つにまとめてみました。

お金を貯めるのに複雑なことは要らず、お金の流れがシンプルなほうが貯まりやすいように思います。

●お金の管理でこだわるべきは金額ではなく「お金の流れ」

お金を貯めようと思ったとき、「管理したところで、数千円貯められるかどうかだしなぁ」と思って、躊躇していた時期があります。

けれど、特にお金の管理をスタートした段階では、「金額」よりも、お金が手元に残る流れを作ることのほうがずっと大事です。

●貯金のヒント、「貯蓄口座」を2つ作る

貯金のヒントとして、「貯金を守る一工夫を入れておく」という点があります。

せっかく積み上げた貯金も、予想外の支出で取り崩すことになっては、なかなか貯まらずモチベーションも下がりがち。

対策としては、貯金の口座を2つ作って、「取り崩さない貯金」「貯金を守るための貯金」と2つに分けるのがおすすめです。

知っていれば損しない

お金のことっていうのは、本当に「知っているかどうか」がすべてのような気がしています。

「絶対に損しない投資」なんてものが仮にあるとしたら、私は「お金のマトモな知識を仕入れる」ことだと思っています。

●真面目に、お金のおすすめ5冊を選んでみた

お金の本は多数ありますが、その中から私が影響を強く受けた5冊を選んでみました。

まとめ

以上、アシタノレシピに連載を始めてから半年が経って、今まで書いたお金に関する記事のまとめでした。

 

カテゴリー: お金の管理 | コメントする

目からウロコの子育てレシピ13 「ありがとう」を言える子どもに育てる

こんにちは。すっかり秋らしくなってきましたね。「知的生活ネットワーク」Lyustyleです。

「ありがとう」の風景

たまたま,うちの30歳になろうかという息子がまだ6歳の時のビデオを見ていました。

ちょろちょろしてなにやらいたずらをしているのですが,持っている風船がぽんととんでしまい,まだ1歳の次男のところに行きました。

「あうーあうー」と言いながら次男は長男に風船をわたそうとします。すると長男は風船を受け取って「ありがとう」と言っていました。

普通の光景です。

さて,ここから長男の「ありがとう」を消してみましょう。

次男が渡そうとした風船を長男が何も言わずに受け取って,また遊び続けるのです。

何の不自然さもありません。

これもまた普通の光景です。

とすると,長男が,1歳の赤ん坊に向かってありがとうと言った。これは考えようによってはすごいことなのかもしれません。

そして,素敵なことだなあと思うのです。

6歳の子どもがまだ話もできない1歳の子どもにありがとうという。

ここには何の打算もなく,ただ,人間が人間に感謝の気持ちを伝えた事実があるだけです。実に素敵です。これが10歳であろうが,50歳であろうが,同じです。

今日は,この「ありがとう」のお話です。

子どもが自然に「ありがとう」という言葉を言えるのは,親としてはそれはうれしいことですね。

でも,子どもはさまざまな要因からなかなか親の思う通りに「ありがとう」と言ってはくれません。

「ありがとう」を言えない子どもがいることも確かです。

してもらって当然。「ありがとう」をいう感覚のない子どもがいます。

言いたいけど恥ずかしくて言えない子どももいます。

家では言えるが外では緊張のため言えない子どももいます。

子どもにも色々事情があるのです。

では,どのようにしたら子どもが「ありがとう」ということばをいえるようになるのでしょうか。

言わせることは簡単です。でも「言うようにする」ことは至難の業です。親の見ていないところで、一人になったところで、自分から人にありがとうと言える子どもに育てたい。

そのためにする始めのこと。それは・・・

まずは親がお手本を

子どもは親を見て育ちます。、親がする通りのことをするのです。

だから、子どもに自発的に「ありがとう」と言わせたいのなら、親が「ありがとう」と自然に言う姿を子どもに見せること。これが一番です。

夫婦間で普通にありがとうが飛び交っているならば、子どもは自然にありがとうを言うようになります。

気持ち良さを感じさせる

次に、ありがとうの気持ち良さや嬉しさを感じさせることでしょう。

子どもは親の役に立つことをしたくて仕方がありません。

あれやらこれやらしてくれます。

(時にはしてくれなくてもいいことをしてくれて困りますが)

そんな時、親が子どもに「ありがとう」と言葉をかけます。子どもは嬉しそうにします。ここまではよくあることだと思います。しかしここで終わっていてはもったいない。

この時に「ありがとうって言ってもらえたら嬉しいね」と言葉をかけ、嬉しい感覚とありがとうという言葉とを改めて結びつけてあげます。気づかせて,「なるほどな・・」と思わせるのです。

そして子どもが親の真似をしてありがとうというようになったら、今度は言ってもらった嬉しさを伝えましょう。

そしてありがとうと言ったおかげで人が嬉しがってくれる、という気持ち良さを感じさせてください。

このようなことの積み重ねは、テクニックというようなことではなく、子どもへの気持ちの寄り添いとか、心のつながりなどを意識していれば、さほど構える方もなく自然にできることだと思います。

このような環境の中で育てられた子どもは自然にありがとうを言えるようになるでしょう。

強要はNGです。言わされて言うことはできても、自分から言うようになるとは限りません。

まとめ

「ありがとう」「ごめんなさい」「こんにちは」「おはようございます」など,基本的な挨拶ができるようにするにはどうしたらいいでしょうか,という質問をこれまで懇談会などで何度も受けてきました。

その度に上のようなことを答えてきました。

子どもの育ちにとって最良の環境は親ですから,子どもにとってよい環境になりたいものです。

何も特別なことは必要ありません。子どもの心に寄り添いながら一緒に学ぶつもりで育てることがいいのではないでしょうか。

いくつか関連リンクを貼っておきます。どうぞご参照ください。

ありがとうが言える子供に。挨拶はしつけるのではなく見せ続けること | MARCH(マーチ)
「言えなくても責めない」→「大人が見本を見せ続ける」→「言えたら褒める」この繰り返しです。 …
「ありがとう」「ごめんなさい」が言える子供の育て方 | パピマミ
それでは,また2週間後にお会いしましょう。

arigatou

カテゴリー: 子育て | コメントする

人見知りの処世術〜話しかけられる人になるためのヒントが得られるオススメ本〜

pexels-photo-29066

こんにちは。みや(@cottonweed1023)です。

連載「人見知りの処世術」、前回は過去記事と合わせて読みたいKindle Unlimited本を3冊ご紹介しました。

参考:人見知りの処世術〜過去記事と合わせて読みたいKindle Unlimited本3選〜

今回は、話しかけられる人になるためのヒントが得られるオススメ本をご紹介します。

話しかけなくていい!会話術

ご紹介するのは、人間関係コンサルタント・木村隆志さんの「話しかけなくていい!会話術」という本です。

以前わたしのブログでも書評記事を書いたのですが、人見知りの方にはぜひとも読んでいただきたい内容となっていますのでここでも改めてご紹介したいと思います。

人見知りにはありがたいコンセプト

この本は会話術をテーマにした本ですが、本屋でよく見かける他の会話術の本とは少し趣が異なります。

というのも、この本には以下のようなコンセプトがあるからです。

「『無言』か『ひと言』のみで会話を盛り上げ」て、「相手から好かれる」

このコンセプトを元に、人見知りでも「できそうかも!」と思えるような88の会話術が紹介されています。

大切なのは、相手に興味を持つこと

わたしのブログでは書評記事を前後編に分け、本書で紹介されている88の会話術から「簡単に実践できるもの」と「ちょっと難易度が高いもの」をそれぞれいくつか選りすぐって紹介しています。

参考:【書評】 全人見知り必読の書!「話しかけなくていい!会話術」(前編) | みやの宝箱

参考:【書評】 全人見知り必読の書!「話しかけなくていい!会話術」(後編) | みやの宝箱

今回この記事を書くにあたり「話しかけなくていい!会話術」を再読したのですが、ある会話術の中で紹介されていた考え方が他の会話術のベースとなり得るように感じられました。

その考え方というのが、「相手に興味を持つ」というものです。会話術としては「どんな人なのかな」「楽しくお話したいな」と興味を持ちながら相手を見つめるというもの。

もちろんそのテクニック自体も大切なのですが、最も大切なのは「相手に興味を持つ」という部分だと思うのです。

自分ではなく相手に意識を向けよう

この本にはコミュニケーション力を高めてくれる会話術がたくさん紹介されていますが、テクニックを意識しすぎると相手ではなく自分に意識が向いた状態になってしまいます。

実際、わたしも幾度となくそんな失敗を繰り返してきました。

例えば「会話を膨らませるには『はい』か『いいえ』では答えられないオープンクエスチョンをすれば良い」ということを知り、会話の最中に「次はどんなオープンクエスチョンをしよう」と考えすぎるがあまり相手の話が聞けていなくて結果会話が盛り下がったり…。

それって本末転倒ですよね。逆に、相手にきちんと意識を向けられるようになって初めて、本書で紹介されているような会話術が活きてくるのではないかと思います。

まとめ

相手に興味を持ってほしいなら、まずは自分から相手に興味を持つこと。

コミュニケーションの基本となる大事な考え方を、この本から改めて教えてもらいました。

遊び心のある手描きの挿絵もたくさんあって、眺めているだけでも楽しいです。

人見知りの方はぜひ一度読んでみてください。

カテゴリー: コミュニケーション | コメントする