名前で覚えてもらうより、「◯◯の人」ってのを自分で作ろう。

さて、突然ですがクイズです。下に書いたのは、いったい誰を表しているでしょう。

「おちゃらけてるEvernoteの人」
「タオルを巻いたEvernoteの人」
「タスク管理の人」
「アップルパイの人」
「マインドマップの人」
「毎日走りまくってるノマドの人」
「ハイブリッドにEvernoteを活用する人」
「ほぼ日手帳を活用してる人(もっと寝た方がいい)」
「シゴタノの人」
「オヤジギャグの人」
「ダンボー(ル)の人」
「4コマ漫画の人」
「ライオンの人」
「アフロの人」
「電子書籍の牛」
「わしづかむ人」
「メガネを割る人と割られる人」
「わかったの人」
「ニットキャップのチャラい人」



クイズと言いながら、すみません。答えはないんです。答えは私が持っているわけではなく、みなさんがそれぞれ持っています。

同じ形容詞でも、あなたと私ではイメージしている人は違うでしょう。また、同じ形容詞でも、複数の方をイメージすることもあるでしょう。

でも、イメージした人がいるはずです。そして今日からは、あなたがそう言われるようになりましょう!


photo credit: Loving Earth via photo pin cc

■名前で覚えられるよりも嬉しい

私はよく「スイッチの人」と言って頂けます。逆に、「スイッチの人」と言えば、それは私のことなのです。

実は、初めての人に声をかけられたときに「スイッチの人」と言われると、とても嬉しいんです。こそばゆい感じがあるんで、なんだか照れてもしまうんですけどね。

でも、そうやって愛称で呼ばれることはとても嬉しい。「コレ!」と言ったら「あの人!」と、キーワードで強く結びつけてもらえるのは、ちょっとした ”称号” をもらったような。そんな浮かれポンチな気分にさせてくれるんです。


■名前よりも覚えてもらいやすい”何か”を

でも、なにげにこの考え方は、とても重要なんです。

人は、何かを覚えるにあたって、文字よりもイメージの方が強く残ります。

つまり「名前」を覚えてもらうことよりも、「この人と言ったらコレ!」というイメージを強く結びつけられると、とても覚えてもらいやすい。

また、「この人と言ったらコレ!」があると、逆が成り立つんです。「コレに困ったなぁ…。よし!あの人に聞こう!」となるわけです。そうすると、いろんな場やコミュニティで話題にもしてもらいやすい。

ですから私は、自分の名前を覚えてもらうよりも、まずは ”自分のキーワード” を作って、それを覚えてもらうことの方が重要だと思っています。

じゃあ、自分に関するキーワードを強く結びつけるためには、どうしたらいいか。それは、「しつこい程に繰り返す」です。

■しつこい程に同じ事を繰り返す

自分が重要だと思っていること。大切にしていること。純粋に好きなこと。誰よりも愛して止まないもの。

それを繰り返し繰り返し、アピールしていくこと。これが、自分とキーワードを結びつける唯一の方法です。

表現するのが大切です。自分で抱え込んでいても、人には伝わりません。自分で表現もしないのに「なんで分かってくれないの!?」というのは、都合が良すぎます。

繰り返すことが大切です。一度でいいから、「アイツまた言ってるよw」と人が呆れるぐらいに発信し続けましょう。

しかし、もちろん、本質的に自分の性質と違うキーワードをゴリ押ししてはいけません。それはウソですし、何より自分が疲れます。

ただ、逆に自分が本当に重要だと思うことや好きなことであれば、何度だって言っていい。むしろ、しつこいぐらいに言わないと伝わらない。


(@goryugoさんが@donpyさんに言われた一言)
「なにか伝えるには、相手がもうええわ!って言うまで繰り返さないといかんのだ」

あー、言われてみると俺よくそういうことやってるかも。

ていうか結構そういうのよくやってるかも。

そもそも、大好きなツール「Evernote」の記事って、自分自身でも「もうええわ!」って言いたくなるぐらい大量に書きまくってて、それがきっかけでEvernoteの中の人と知り合うことが出来たし、お気に入りのうどんレシピとか、ほとんど同じ作り方なのに、ちょっとパターン変えて何回も書きまくってたら、なんだかすんごいたくさんの人が見に来てくれたこともあった。

via: シゴタノ! アホみたいにずーっと連呼することで伝わるものもある


■あとがき:覚えてもらうことが第一歩

今日のこの話は、会社の上司と話している中で気がつきました。

例えばコンペになったときは、お客様に対していろんな会社が提案をもちかけます。そうなったときに、どうやって勝ち取るか。

その第一歩が、覚えてもらうこと。

「TAMって会社の高田さん」と言うのは、とても印象に残りにくいし覚えてもらいにくい。そうではなく「あ〜!Facebookページでの提案をメッチャ推してくれた高田さんかぁ!」という方が、印象に残るんです。



「あの人と言えば、コレ!」「コレ!と言えばあの人」。これを持つことは、これからの人生でも大きな武器になりえます。是非とも意識してみましょう!



from your @bamka_t



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