できなかったことだけでなく、できたことを振り返るとタスク管理は楽しく続けられる

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photo credit: Keoni Cabral via photopin cc

私の愛しいアップルパイへ

タスク管理やスケジュール管理を高度化する上でよくあるのが、思ったより仕事ができてない自分に後ろめたさを感じて嫌になってしまう問題です。

血走った目で「もっとうまく!もっと効率的に!!」なんてやっていると、1ヶ月もしないうちにモーターが擦り切れて足は止まってしまいます。

そして「もう自分を窮屈に縛り付けるのは辞めだ。もっと自由になった方が本来の力を発揮できるんだ。」という訳の分からない結論に達するのです。

さて、あなたは私がタスク管理や目標管理、時間管理などをスパルタカスの如く強靭な鋼の意志で禁欲的に続けていると思っているかもしれませんが、実際には違います。私は自分のことを褒めるのがうまいからセルフマネジメントを続けられているのです。

≪できなかったことだけでなく、できたことを日記で振り返る≫

タスク管理やスケジュール管理に力を入れていると、どうしても失敗したことに対して神経質になってしまいます。どんなに小さなことでも「失敗してしまった!」という印象だけが強烈に残ってしまい、うまくいった喜びを押しのけて後ろめたさだけが残ってしまうというわけです。

真面目にやろうと思えば思うほどこういった事態に陥りがちになるため注意が必要です。 しかし、せっかく環境を整えたのに放り投げてしまうのはもったいないことです。

そんな事態を回避するために試して欲しいのが日記です。ここで言う日記とは、一日の実績を振り返ってその総評を作ることです。業務日誌というものがありますが、これを自分宛てに作るわけです。

このとき大切なのは、自分が達成したことにもきちんと目を向けることです。日記と聞くと今日の出来事や今の心境などを徒然なるままに書いていくものと思うかもしれませんが、ここではちょっとした工夫を施します。事前に質問集を作っておくのです。

「最も価値のあった行動は?」「自分以外の誰かに貢献できたことは?」「やり始めた工夫、思いついたアイデアは?」「嬉しかったことと、その理由は?」「今日、誰かに感謝したことは?」「今日一日を通して達成したことは?」といった質問集を作っておいて、毎日この質問集に答えるかたちで日記を作っていきます。

やってみると、一日の中で達成したことは意外にも忘れがちであることに気づきます。すると、タスク管理や時間管理の効果に対して意識的になれるので楽しくなってくるでしょう。そうすれば、どんどん高度なことにも挑戦できるようになり、Greeeeeatなスパイラルを作れるというわけです。

≪日記のテンプレートを活用して達成したことを炙り出す≫

こういった日記の作り方の解説は様々なブログで読めるので、調べてみるのが良いでしょう。そこから徐々に自分流にチューニングしていってみてください。

ちなみに私は4行日記というものをベースに独自に拡張したやり方で日々日記を書いています。

▼この愛すべきアシタノレシピにおいても、4行日記を活用した日記の書き方を解説した記事があるので参考にしてみてください。

▼我が個人ブログのほうでは、4行日記を続けた効果を紹介しているので、こちらも併せてどうぞ。

貴下の従順なる下僕 松崎より

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