こんにちわ 「モンハコ~問題の8割はコミュニケーション」を主宰しております@rtakaoです。前回に引き続き今回もマインドマップの話題を書かせて頂きます。
ロスジェネ世代の新しい働き方を模索する
マインドマップを描くというと一人で集中して描くものというイメージがあるかもしれません。
ですが、アイデアを発散させる会議、いわゆるブレーンストーミングの場などではマインドマップを活用することでより独創的なアイデアを生み出すことが可能になります。複数人でディスカッションをしながら描くマインドマップは一人で集中して描くマインドマップとは異なった発想を引き出してくれます。
今回、知人数名とお菓子の商品開発というテーマでグループマインドマップを描く機会がありました。このプロセスを踏まえ、グループマインドマップを描く手順を紹介します。
<<話し合うテーマを元に個人個人でマインドマップを描く>>
マインドマップでブレーンストーミングを行うにあたり、まず考えたいテーマに関するマインドマップを個人個人で描いていきます。このときはあまり人の考えに左右されないように一人でじっくり取り組むのがよいでしょう。
こちらが今回私が今回、お菓子の商品開発というテーマで描いたマインドマップです。お菓子というキーワードから連想できるものを書き出しています。
<<できあがったマインドマップを元にプレゼンテーション>>
個人個人でマインドマップを描き上げたら次にそれぞれの考えをシェアします。シェアする方法は、描いたマインドマップを元にショートプレゼンをするのがおすすめです。
マインドマップを描いている場合、簡単なプレゼンならそれだけでできてしまいます。この段階でマインドマップには思考のプロセスが反映されているため、他のメンバーから思いもよらないフィードバックが貰えるかもしれません。
<<模造紙にマインドマップを展開>>
次に大きな模造紙にグループでマインドマップを描いていきます。最初にすることは一人一人のプレゼンの内容を総合してセントラルイメージを決定することです。中心のイラストを決めたら、メンバーで分担して描いていきます。
セントラルイメージを書き上げたら、次はBOI(Basic Ordering Idea)を決定します。グループでマインドマップを描く場合、セントラルイメージ、BOIをきっちり決めて描くとその後の議論が活発になる傾向があります。
今回私も描くことに参加したグループマインドマップでは、お菓子の家をセントラルイメージとしました。
<<自由にブランチをつけたそう>>
セントラルイメージ、BOIまでを書きあげたらメンバーで意見交換をしながらブランチを書き足していきます。自分一人で描くマインドマップと違い、他の人が書いたブランチに自分のブランチを書き足していけるため、発想がどんどん膨らんでいきます。目的はブレーンストーミングですので、制約を設けず連想ゲームのノリでやっていくと良いででしょう。
ただし、複数人で描く場合は議論が発散しすぎて収集がつかなくなる可能性もあるので時間制限をきっちり設けておくことをお勧めします。タイムプレッシャーが加わわることでより生産的な議論ができます。
お菓子の商品開発でできあがったグループマインドマップはこのような具合です。
<<方向性を導き出す>>
メンバーでコミュニケーションをしながらマインドマップを描いていくと、発散しつつもある一定の方向に議論が集約していくことが多いです。最後は発散したアイデアをもとに一つの結論を導きだします。
お菓子の商品開発とういうテーマを元に描いたグループマインドマップでは、最終的にその日にあったお菓子を提案してくれるお菓子の家という斬新?な企画が産まれました。この発想は一人でマインドマップを描いていても出てこなかったでしょう。
仕事以外の場面でも、家族会議、親子のコミュニケーションなどでもグループマインドマップを活用することで議論を活発化できる場面があります。検討してみてはいかがでしょうか。
▼私の個人ブログでもマインドマップの活用法などを随時投稿していますので、こちらもご覧ください。
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ロスジェネ世代の新しい働き方を考えるブログ「モンハコ~問題の8割はコミュニケーション」を主宰しています。書評、ライフハック、心理学、iphoneネタを中心に更新中です。