それをやるのに必要な手順を考えてみる

今回は、最近特に効果を感じた考え方を紹介します。

眼科に行って帰宅した時、診察券をテーブルの上に置きました。それから数日、テーブルの上を見る度に「ああ、片付けなければ」と思うのですがそのまま放置していました。

何度目かに診察券を見た時、ふと「この状態をなくすために必要なことは?」と考えました。頭に浮かんだのは、診察券を手にとって、カード入れに戻すという10秒もかからない動作でした。そうすると「なぜ私はこんな簡単なことを先送りしていたんだろう」と馬鹿馬鹿しくなり、そのまま手にとって診察券をしまったのです。

家事がおろそかになると、物が定位置に戻っていないことや、やりかけのことが増えてきます。流しに使った食器が置きっぱなしになっていたり、テーブルに郵便物が積まれていたり。そして「時間がないから片付けられない」と、その状態を放置してしまいます。

けれども「本当にそれは大変なことなのか?」と考えてみると、そうではないことがちらほらあります。自分の頭の中で、大変そうだと勝手にイメージを作っているのです。郵便物なんて、まずは必要か不要か判断して捨てるだけなのに。

片付いていない・進んでいない状態を見て「まずいなあ」とぼんやり考えるだけでなく、一歩進めて「それを解決するために何が必要?」まで考えると、実は大した作業ではないかもしれません。

今日の処方箋

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小さく踏み出す!アシタノミニ処方箋」では、記事を読んで「すごいなー」と思うだけで終わりにならないよう、簡単に試せるような小さな工夫を紹介していきます。

あれこれ気軽に試してみて、続けられそうなことがありましたら、習慣にぜひ取り入れてみてください。

1つ前の処方箋「メモをする媒体を決めてみる」もどうぞ~。

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