一番遠い締切りの仕事から始めてみる

朝仕事を始める時に、締切りが最も近い仕事から手をつけることがいつものパターンでした。締切りが近い仕事は残された時間がそれだけ短いので、すぐに手をつけたくなるのは自然な心理かと思います。

そんな日常でしたが、最近試してみてよかったのが、一番遠い締切りの仕事を少しだけやってから急ぎの仕事にとりかかることです。

コツは自分が通常かける時間よりもうんと短めに時間をとること。仕事の種類にもよるでしょうが、長くて10分くらいでしょうか。軽く休憩したり、「ちょっと時間いい?」と他人に聞かれて、割いても大丈夫な程度の時間です。

「長期的な仕事は早めに手をつけてコツコツやった方がいい」と言われますが、実際そのようにしっかり時間をとってみても、目の前に締切りがせまっている仕事の方が気になり、長期的な仕事は先送りしてしまいがちです。その時の心理は「そんなことをやっている暇はない」です。

しかし短時間だけ手をつける予定にしていると「数分すら割ける時間は本当にないのか?」と自分につっこみをいれたくなって、「数分割いても急ぎの仕事のクオリティは変わらないだろう」と納得して手をつけやすくなりました。

締切りがまだ先の仕事に手をつけている一番のメリットは、精神的に余裕が得られることだと感じています。締切りが間近になってやっと手をつけて、事態の危険さにようやく気がついた時の恐怖を体験済みの方にはわかってもらえるかと思います。

未来の自分を楽にしてあげられるおすすめの処方です。

今日の処方箋

小さく踏み出す!アシタノミニ処方箋」では、記事を読んで「すごいなー」と思うだけで終わりにならないよう、簡単に試せるような小さな工夫を紹介していきます。

あれこれ気軽に試してみて、続けられそうなことがありましたら、習慣にぜひ取り入れてみてください!

1つ前の処方箋「相手が何を求めているかを考えてみる」もどうぞ~。

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