手洗いうがいを習慣づけてみる…ためには?

胃腸風邪やノロウイルス、インフルエンザの流行が気になる季節になりました。効果の程度は諸説ありますが、簡単にできる予防の1つに、子供の頃から言われ続けてきた手洗いうがいがあります。

慌ただしい年末を元気に過ごすためにも、外から帰ってきた時には手洗いうがいを忘れずにしましょう!

…で終わりにしますとあまりにも乱暴ですので、今回は手洗いうがいを忘れずにするためにはどうしたらよいかを考えてみます。

習慣になっておらず、帰宅時に習慣にする場合を例にします。まず帰宅後の自分の行動を思い出してみてください。ドアを開けて、荷物を置いて、コートや上着を脱いで…。

次に、これをしたら家にいるモードになるという行動は何でしょうか。私はデスク前の椅子に座ることです。他にはテレビのスイッチを入れたりする動作でしょうか。

家にいるモードになる前に手洗いうがいをする必要がありますので、帰宅後から家モードになるまでの間の、どのタイミングだったら手洗いうがいをやる気になるかを考えてみます。

玄関から入ってきてすぐだと、コートを着ていて荷物もあって動きづらいので×、コートを脱いだ直後が自然と洗面所へ向かうことができそう…と自分が納得できるタイミングを考えてみます。

どのタイミングで手洗いうがいをするかが決まったら、それをすることを思い出せるようなもの(トリガー)を、そのタイミングの前後に配置します

前ならコート置き場に、後ならテレビのリモコンや椅子の周辺にメモを置きます。メモでなくても、コートハンガーやリモコンを洗面所に置いておいて思い出させる方法があります。(朝忘れずに置いておくという前提がありますが)

毎日決まった手順を繰り返していると身体が覚えて、コートを脱ぐ→手洗いうがい→次の動作と無意識にできるようになります。

まとめ

  1. 帰宅後の自分の行動を思い出す
  2. 家にいるモードに切り替わる行動を見つける
  3. 2の行動に至るまでに、「この時なら自然と手洗いうがいができる」と思えるタイミングを見つける
  4. 手洗いうがいのタイミングであることを思い出せるようなトリガーを設定する

手洗いうがいが当たり前のようにできている方には恐縮ですが、習慣化について、手洗いうがいを例に考えてみました。

いきなり習慣にしようと意気込んでも、普段の生活のどの部分に追加するかをイメージできなければ、実行がまちまちになり、そのまま忘れてしまいます。

何か新しい習慣を取り入れたい時は、「どの行動の間に入れるか?」「その動作を実行するタイミングを思い出せるトリガーは何か?」をまず決めてみてください。

今日の処方箋

小さく踏み出す!アシタノミニ処方箋」では、記事を読んで「すごいなー」と思うだけで終わりにならないよう、簡単に試せるような小さな工夫を紹介していきます。

あれこれ気軽に試してみて、続けられそうなことがありましたら、習慣にぜひ取り入れてみてください!

1つ前の処方箋「手持ちの本を読み直してみる」もどうぞ~。

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