物事を考えるときの試行錯誤05〜分解して考える〜

Bunkai04
おはようございます、Diwaoです。以前、この連載の中で「考える対象はひとつに絞った方がいい」ということを書きました。

上記の記事では、対象を絞ることのメリットについてお話したものの、「絞り方」について何も触れていませんでした。

しかし、この「絞り方」も実はすごく大事なポイントですので、今回は考える対象を絞るためのヒントをご紹介したいと思います。

考える対象が大きすぎると考えにくい

例えばあなたがとある八百屋に勤めていたとして、経営者から「利益を前年度の2倍にする方法を考えてくれ」と言われたします。

それに対して、いきなり「利益を2倍にする方法」について考えようとしても、ざっくりしすぎていて何どうしたらいいものやらという感じだと思います。

考えにくいときは分解する

ではどうすればいいのかという話なのですが、結論から言うと考える対象を分解することがひとつの解決策になります。

例えば先ほどの例でいえば、利益を2倍にする方法を考える前に、そもそも利益を上げるためにはどういう方法があるのかを考える。

ざっくりいえば、利益は売上げから費用を引いたものですので、これを増やす方法としては、「売上の増加」と「費用の減少」が挙げられます。

さらにいえば、売上を増加させるには「単価を上げる」もしくは「販売数を増やす」といった方法があります。

このようにどんどん分解していくと、考える対象が単純化でき、より具体的に考えることができるようになります。

イメージはこんな感じです↓

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分解すると考えやすくなる

上の図を描くことによって、考える対象の候補を洗い出すことができます。

Bunkai02

あとは図中のどこを考える対象とするか、状況に応じて判断をすればOK。全体を把握した上で判断することができるので、自信を持って、なおかつ効果的に考える対象を絞り込むことができるというわけです。

おわりに

というわけで、複雑なことを考えるときにはそれを分解して単純化してあげると考えやすくなるというお話でした。

何かを考えようをしてモヤモヤしたらとりあえず分解するクセをつけておくと前進しやすくなると思います。

それではまた。

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