マインドマップが職場で理解されないときの4つの対策

マインドマップはプライベートだけでなく、ビジネス上でも活躍します。
仕事で使っている人も多いのではないのでしょうか。

しかし、未だにマインドマップが理解されない職場があるのも事実。
「会社で描きたいのだけれど、人の目が…」
という声をよく耳にします。

職場で理解を得られない、しかし会社でマインドマップを使いたい!
そんなとき、さてどうすべきでしょうか?


単色で描き、イラストを使わない



マインドマップが理解されにくい原因のひとつに、
色使いであるとか、独特の曲線的な形であるとかが、
「ビジネス的でない」と捉えて見られてしまうというものがあります。

マインドマップに限らず、
「色を多く使う」「イラストを描く」ことは、
ビジネス上では「遊んでいる」と見られることが多いようです。

なので、ここは割りきって、
「単色で描き、イラストは描かない」としてしまうのも手です。

それならば、変わったメモ書き程度に見えるレベルになるので、
色やイラストをバリバリ使うよりは、
描く方も、見る方も、抵抗感が少なくなります。

また、携帯型のホワイトボードに描くというのもオススメです。
必然的に使える色も限られますし、書いたり消したりも楽にできますね。
ホワイトボードは「Nuboard」という製品がとても便利ですので、
以下のエントリをご参考ください。

いつでもどこでも使えるノートタイプのホワイトボード「NUboard (ヌーボード)」がすごい5つのワケ 【 マインドマップ1年生 plus ライフハック! 】

パソコンを使って描く



「アナログで思考やアイデアを書き出す」ことすら、
「遊んでいる」と見られる会社もあるとかないとか…。
「パソコンを使う=仕事している」という公式が成り立っていて、
「手描き=仕事してない」と見られてしまうことがあるようです。

そういう場合は、
「パソコンでマインドマップを描く」が、ひとつの回避策に成り得ます。
「仕事してるように見える」のがポイント。

パソコンに自由にソフトがインストールできるか、という問題もありますが、
可能な人はソフト利用を視野に入れてみるといいのではないでしょうか。
オンラインのブラウザで作成できるサービスもいくつか有るので、
それを使ってみるのもいいかもしれません。

SpiderScribe
Mind Mapping
Mindomo
EasyStep

また、私の愛用しているマインドマップソフト「iMindMap」は、
無料版をダウンロードすることが可能です。
機能制限はありますが、完成するマインドマップの美しさは随一です。
ipad版の出来もとてもいいので、ipadが使える方はipad版を使うのもいいですね。

ThinkBuzan – Official Mind Mapping software by Tony Buzan

職場の人間を巻き込む

可能ならばこれが一番!
なんせ上2つは、消極的解決策です。
しかしこれは、積極的な解決策。

さてこの場合、どうやって巻き込むか、が一番のポイントですね。

さり気なく目に入るところにマインドマップ記事のある雑誌を置くとか、
マインドマップ関連書籍を置くとか、
外堀から固めていく方法がひとつ。

手っ取り早くダイレクトに、
マインドマップの書籍を渡して「面白いので興味があれば」
軽く情報を提供してみてもいいですね。
ちなみにマインドマップのオススメ書籍を以下にまとめていますので、参考に!

目的別!マインドマップおすすめ本5選(本文写真付き)
そんな方のために、私の本棚から 「目的別オススメ マインドマップ関連本」をピックアップしてお届けします!

マインドマップの効果をさり気なく見せる

上の対策と続きますが、
「マインドマップの効果をさり気なく見せる」という方法があります。
机に堂々とマインドマップを貼り、
どのように使っているかを効果を見せつけるとか。

見て見て!というと、人は逃げていきますが、
ちらっと見せると案外「なに?」と聞いてくる人は多いようです。
この場合、他者を巻き込めずとも
「あの人はああ言うものを使って仕事をしているらしい」と、
マインドマップを使うことを認めてもらえる例が結構あるようです。

オススメできないのは、会議議事録などで突然マインドマップを用いるケース。
押し付ける形でマインドマップの効果を見せつけようとすると、
理解されにくい結果に終わってしまうことが少なくありません。

ついやりたくなってしまうところですが、
そこはぐっとこらえて、周りから聞かれる方向に持って行くほうが吉です。

心掛けたいのは、「いいものだから」と押し付けないこと。
いいものであれば、押し付けずとも興味を持ってもらえるものです。

職場でも気持ちよくマインドマップを活用しよう



ちなみに、私は今の職場では
共通言語としてマインドマップが存在するので、なんの支障もありません。
が、前の職場ではマインドマップのマの字も知る人がおらず。
メモ帳サイズの小さい紙に書きつつ、
キーボードの下にスライドさせて隠し隠し描いていました…。

今にしてみれば、後ろめたく使うほうがよほど心象が悪いですよね。
悪いことをしているのではないのだから、
本当は堂々と使っていけるのが一番!

しかしそれがスムーズに行く職場ばかりではないのもまた事実。
そういう場合は今回の記事を参考にしてもらえれば何よりです!

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