夢物語のまま終わらせない!夢を収集し実現させるまでのプロセス

アシタノワークショップを終えて

早いもので、あの第1回アシタノワークショップから2週間が過ぎようとしています。
主催側から見ても本当に得るものの大きいイベントだったと思います。
あらためましてご参加いただいた皆さま、Ustreamを見て下さった皆さま、ありがとうございました。

夢を収集します!と言ってくれる方が多かった

ワークショップ後にみなさんに書いていただいたアンケートを拝見すると「夢の収集を始めます!」と書いてくださっている方が多くいらっしゃいました。
すごく嬉しいお話です。

この「夢の収集」は、私がお話しした「7つのテクニック」の中でも本当に「はじめの一歩」となる行動です。
この行動があるからこそ、その先の6つのテクニックの実践に意味が出てくるというものです。

夢を収集することの重要性、やり方については拙ブログでも書きましたので、ご覧になってみてください。

なりたい自分になるために、夢を収集する【アシタノツール&テクニックVol.4】 « 4コマでわかる!ITのこと

さて今日お伝えしたいのは、夢の収集のちょっと続きの手順のお話。
収集した夢を夢物語のまま終わらせないために、私が実践しているプロセスについてご紹介したいと思います。

夢の入口はひとつ

講演でもお話ししたとおり、私はFastEverというアプリを使ってEvernoteの中に100個の夢をためました。

FastEver – 素早く簡単にEvernoteにメモ 1.9.4(¥85)App
カテゴリ: 仕事効率化, ユーティリティ
販売元: rakko entertainment – rakko entertainment(サイズ: 1.3 MB)
全てのバージョンの評価: (1,444件の評価)

このとき夢を保存する先として用意していたノートブックはひとつ。
ノートブック名は「夢のInbox」とでもしておきましょう。

夢を収集する時点で分類整理しようとすると、迷いやためらいが生まれます。
ですから収集する時点では分類は意識せず、とにかくひとつのノートブックに集めます。

カテゴリ別のノートブックを作って分類する

そして「夢のInbox」には100個の夢が集まりました。
改めて眺めてみると、いろいろなことに気づきます。

例えば、これとこれは同じことを言っているな、似たようなことを言っているなというものがあります。

収集する時点ですでに「これは前書いたな…」と思うこともありましたが、僕は気にせず収集していました。
何度も思いつくということは、それだけ僕にとって想いの強い夢なんだろうと思ったからです。
結果的に夢が100「種類」にならなくても、そんなことはどうでもいいのです。

また、これとこれは違うことを言っているけれど同じカテゴリに属する夢だ、という感じるものもあります。
そんなふうに感じるものは一緒にまとめておくことにしました。
具体的には、Evernoteでカテゴリ別のノートブックを作り、そこに分類していくのです。

夢ごとのゴールと期日を決める

そのカテゴリの中の集まった夢には、上下関係が存在するものもあるということに気づきます。
つまり長期目標、短期目標のような関係のものです。

そして、そのカテゴリの中で最も上位に位置するであろう夢の名前を考えました。
それに期限を付随したものをそのカテゴリのノートブック名としました。

つまりノートブック名は「期日+ゴール名」です。

この瞬間、僕が集めた数多の夢は手の届かない夢物語ではなく、達成を視野に見据えた「プロジェクト」として立ち上がったのです。

タスクはToodledoに転記する

プロジェクトとなったからには、そこからタスクが生まれます。
アバウトな夢については細分化したり、具体的な行動レベルにまで落とし込んだりします。

そのようにタスク化されたものはタスク管理ツールに転記します。
私の場合はToodledoに、Evernoteのノートブック名と同じフォルダ名を作成しタスクを入れ込みました。

Evernoteの中にそのタスクに関する資料が入っているときには、Toodledoのタスクにリンクを貼り付けておくこともあります。

Togglで実行する

タスク化までできれば、あとは実行するだけです。
私はTogglにも同様のプロジェクトを作成し、それに属するタスクを実行していきます。

達成したらアーカイブへ

さてめでたくそのプロジェクトを完遂できたら、そのノートブックは「アーカイブ」スタックの中に移動させます。
これは夢見たことが現実になった証であり足跡です。

以上です!
現状、私の夢をかなえるためのサイクルはこのようになっています。

ぜひみなさんも、夢を夢のまま終わらせずに実現させるまでのプロセスとしての環境を確立してみてください。

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