僕のマネーライフを支えている、シンプルなお金の習慣4選

こんにちはー。萩貴史です。

今回は「僕のマネーライフを支えている、シンプルなお金の習慣4選」と題してお送りします。

気づいたら32歳になっていて、社会人になってからもう10年も経っていることに若干愕然としている今日この頃です。

この10年、かなり大きな失敗(ちょっと投機っぽいことに手を出して、3桁万円溶かしたりとか・笑)もしましたが、おかげで、かなり真剣にお金のことを勉強するようになって、今では安定したマネーライフを送っています。

とはいえ、僕はもともと面倒くさがり屋。

家計簿を細かくつけていたり四六時中お金のことを考えていたりするわけではありません。

僕のマネーライフを支えているのは、すごくシンプルな習慣です。

今回は、そのシンプルな習慣をまとめてご紹介したいと思います。

シンプルなお金の良習慣4選

  1. 1ヶ月に一度だけ、お金の整理をする
  2. 家計簿をつけずに、一日2,000円で生活する
  3. 「ほったらかし投資」をしておく
  4. 3ヶ月に一度、資産リストを更新する

1. 一ヶ月に一度だけ、お金の整理をする

僕はお金の整理をするのは、月に一度だけです。

一応、25日が自分の会社の給料日なので、毎月25日にお金を整理することにしています。

月に一度だけにしている理由は、2つ。

  1. 月に一度だけなら、お金をいくらどこに動かしたのかが明確
  2. 月に一度くらいなら、面倒くさがりでも続く

お金を動かす回数を増やせば増やすほど、結局、どこにいくら使ったのかが分かりにくくなっていきます。

なので、月に一度だけ予算にもとづいてお金を動かします。

月に一回の「お金の整理タイム」でしているのは、次の3つです。

(1)一ヶ月分の生活費を引き出す

一ヶ月分の生活費をまとめて引き出します。

月に一回なら、ATMの手数料を気にすることもありませんし、「今月いくら使って、いくら残っているのか」が手元を見れば一目瞭然です。

引き出す金額は、62,000円と決めています。

どうして62,000円なのかは、後ほど。

(2)貯金を守るための「バッファ」を積み立てる

現金で62,000円を引き出したら、あとは口座のなかにあるお金を、予算にそって割り振ります。

「光熱費」だとか「保険料」だとか、そのへんはオーソドックスに。

オーソドックスなもの以外でこだわっているのは「バッファ」を毎月積み立てること。

「バッファ」は、突発的に出てくる支出から、貯金を守るためのお金です。

例えば、

いきなりPCが壊れて買い換えなきゃ…

友達の結婚式に呼ばれて、交通費とご祝儀を考えると…

それなりに大きな金額の支出って、どうしても出てくるものです。

こういうとき、ちょくちょく貯金を使っていると「取り崩しグセ」がついちゃうんですよね。

毎月ちょっとずつ貯めているのに、数カ月に一回、何万円もの支出があって結局貯まってない、なんてことになったりします。

なので、僕は貯金には一切手をつけないのをルールにしています。

貯金を守るための「バッファ」を別で作って、突発的な支出が出たときには、そこから払うようにしています。

参考:貯金のヒント、「貯蓄口座」を2つ作る

バッファを作るようになってから、貯金を取り崩したことは一度もありません。

(3)投資にあてるお金を、証券会社の口座に移す

毎月、決まった金額を投資に割り当てているので、その分のお金は証券会社の口座に移しておきます。

だいたい収入(税引き後)の四分の一を投資にまわしています。

四分の一なのは、日本が誇った学者にして富豪の本多静六博士が提唱した「四分の一天引き法」にならったものです。

元祖・本多静六博士の四分の一天引き法は、有無を言わさず収入の四分の一を貯金する、

残り四分の三で生活して、塩おにぎり暮らしになったとしても死守する、という、めちゃくちゃストイックなものです。

さすがにそこまではできず、最初の頃はムリのない金額からスタートしました。

そこからだんだん金額を増やしていき、今では四分の一を自然と天引きできるようになりました。

2. 家計簿をつけずに一日2,000円で生活する

62,000円を生活費として引き出したら、めちゃくちゃ簡単な方法で管理します。

僕は、細かい家計簿をつけません。

代わりに、一日の支出のマックスを2,000円までと決めています。

2,000円×31日だから、62,000円を引き出すんです。

それで一日のスタートに、財布に2,000円だけ入れておく。

一日の終わりに、あまった分を抜く。

たったそれだけなんですが、けっこういいんです、これが。

なにせラクで続けやすい。

しかも、設定した金額のなかであれば何に使ってもいいのでストレスもさほど貯まりません。

「今日はちょっと節約したいなー」と思えば、お昼をうどんにでもすればいいし。

逆に「ちょっと疲れたから、自分を甘やかそうかなー」と思えば、1,500円くらいのランチに行ってもいい。

この生活費は「使ってもいいお金」なので、ムリに節約する必要はないんですが、あまったお金は、月に一回の「お金の整理日」に、貯金に組み込んでいます。

僕にとって一日2,000円というのは、けっこう余裕のある金額なので、あまるんです。

「1,000円だとちょっと厳しいけど、2,000円だと多いなぁ」と思って、一日の設定を1,500円にしてみたこともあったんですが精算が面倒で続きませんでした。

やっぱり毎日のことなので、手軽さが一番です。

ちなみに、2,000円以上になる買い物は全部クレジットカードです。

何に払ったのか勝手に記録が残るので、それが家計簿代わりになっています。

3. 「ほったらかし投資」をしておく

証券会社の口座に移したお金は、そのままほったらかしです。

というのは、月に一度、決まった金額で投資信託を買うように設定してあるからです。

お金だけ入れておけば、あとは勝手に買い続けてくれます。

僕のブログで、投資の実践レポートを半年に一度更新しているので、ご興味があればそちらもどうぞ。

最新のは2016年12月末時点。

この6月が終わったら、また最新版のレポートを更新する予定です。

参考:インデックス投資を始めてブレグジットにトランプショック…激動の一年の結果は?

もちろん投資は自己責任ですけどね。

4. 3ヶ月に一度、資産リストを更新する

今まで書いてきたような、シンプルな習慣を続けながら、3ヶ月に一度、自分の資産をリストにしてチェックします。

参考:家計簿より先に資産リスト作りをおすすめする理由

  • 想定どおり、ふえているかどうか
  • 減っているとしても、それは「思っていたとおり」かどうか

使うために貯めるわけなので、当然ドンっと使って減ることもあります。

けれど、きちんと自分が把握しているなら問題ないんです。

一番避けたいのは「使途不明金」が多い状態で、「よくわかんないのに減ってる」

これはマズイですよねぇ。

納得づくで、自分が使いたいところに使えるように、と思っています。

まとめ

今回は、「僕のマネーライフを支える、シンプルなお金の習慣4選」と題してお送りしました。

特別なことは何もありません。

けど、金融業界にいながら思うのは、お金のことって突き詰めれば「シンプルがベスト」になっていくんですよ。

何でも複雑になればなるほど、「コストが増える」んです。

家計簿も複雑にするほど、つけるのが大変になるし。

金融商品だって、複雑なものほど、手数料がのっかってしまいます。

シンプルが一番です。

けど、シンプルなのを「やる」かどうかはまた別の話だったりするんですよね。

「そんなことやっても大したことないし」とか「よく分かんないし」とか「調べてからやろう」とか言って、結局やらなかったりして。

昔の僕ですけど。

結局、魔法の杖なんてないので「シンプルで退屈でつまらないことをやり続けるかどうか」だけなのかもなーと感じたりする今日この頃です。

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