節約を成功させる意外なコツは…

こんにちはー。「今、夢に生きる」のはぎたかしです。

私の連載は、お金のことをテーマに扱っています。

今回は、「節約」について。

お金にまつわる本を読むと、必ず次のような話が出てきます。

お金を貯める方法は3つしかない。
(1)収入を増やす
(2)支出を減らす
(3)お金に稼いでもらう(運用の利率を上げる)

この中で、一番やりやすいのは(2)の支出を減らすことだ。

収入を増やすのはすぐには難しいし、お金に稼いでもらうのもまとまった元本がないと効果が薄い。

だから、まず支出を減らすことから始めよう。

どこかで似たようなフレーズを読んだことがあるんじゃないでしょうか。

そして「よし、節約だ」となるわけです。

節約を成功させるには

私も、いろんな節約の方法を試してみました。

食費を抑えてみたり、水道や電気代を気にしてみたり、衝動買いを抑えてみようとしたり。

本当にいろんなことを試しました。

節約のテクニックはちょっとググれば、もう百花繚乱。

あらゆる方法が出てきますので、この記事でいちいち取り上げることはしません。

ただ、通常の記事であまり触れられていない大事なことを書いておきたいんです。

それは、「我慢の多い生活をしていると、節約は難しいし、お金も貯まりにくい」ということ。

我慢の多い生活

残業が多い、仕事でのストレスが多い、時期的に子供の夜泣きがすごくて寝不足だ、等々。

毎日生活していれば、我慢することは誰にでもあります。

ただ、我慢の多い生活をしていると、どうしても「自分へのご褒美」とか言ってしまいたくなりませんか?

衝動買いで大きな買い物をドカンとしてしまうケースもあれば、ちょっと一品甘いものを付け足して…とちょこちょこと買ってしまうケースも。

「意志力は有限」という話もあったりしますが、きっと人間、我慢できる量にはキャパがあるんでしょうね。

そして、我慢した分をどこかで取り返したくなってしまって、そのはけ口が「お金」に出てくる。

自分へのご褒美にちょっといい食べ物を…これは「食費」に使っているんじゃないんです。

「ストレス対策費」なんです。

自分が節約できなかったときのことを振り返ると、実はこの「ストレス対策費」が多かったです。

ただ、当時は(今よりもマメに)家計簿をつけていたものの、自分としては「食費だ」と思っていたので、なかなか気づけませんでした。

「食費が多いような気がするけど…なかなか減らせないなぁ」なんて思っていたんです。

違ったんですね。

「我慢の多い生活をしていたから、食費のフリをしてストレス対策費がかなり混ざりこんでいた」のが問題だったんです。

今思えば、当時の自分が目指すべきは、ストレスの多い仕事スタイルからの脱却でした。

ストレスの少ない状態で仕事ができるようになって、心底そう思います。

まとめ

今日は、ちょっとした体験談をまじえながら、あまり触れられない節約のコツについて書いてみました。

節約というと、どうしても細かい話というか「洗濯機をドラム式に変えれば水道代が年間4,890円分オトク」といった話になりがちです。

けれど、「節約できないなぁ」「お金が貯まらない」と感じたときには、ちょっと考えてみてはいかがでしょう。

  • 今、自分はお金を何に使っているだろう?
  • 自分の使っているお金で、「自分へのご褒美」、いわば「ストレス対策費」として使っている金額っていくらだろう?

今、ストレス対策費として使っている金額が多いなら、ストレスの少ない生活を目指すことが、節約を成功させてお金を貯める方法にもなります。

ストレスの多い環境を変えることはすぐにはできないかもしれません。

けれど、「変えていこう」と思えば、今に比べて改善できるのは間違いありません。

アシタノレシピにも、文字通り、明日を楽しくするレシピがたくさんありますから。

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