目標を達成する為に、手帳を使って週間計画を行おう

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こんにちは、ベック(@beck1240)です!

最近では、スケジュールやタスクの管理にスマホを使われているという方も随分多くなりましたが、依然としてその分野での手帳の人気は高く、かくいう私も普段から仕事にプライベートに手帳を大いに活用している次第です。

手帳を使われている方の中には目標を手帳に書き出している方もいらっしゃると思いますが、今回は手帳に目標を書き出す効果とその目標に向かって進むための仕掛け「週間計画」について紹介したいと思います。

■目標を達成する為に、手帳を使って週間計画を行おう

■手帳に目標を書き出す効果

手帳を使われている方にとって、手帳はいつも携帯しているアイテムの一つではないでしょうか。目標を忘れないために最良の方法は、定期的に目標を見返すことですが、手帳に目標を書き出しておけば、折に触れて見返すことが容易にできますし、日常手帳を使う中で書き出した目標がたまたま目に入る可能性もあります。

また、手帳というのは、予定やタスクという私たちの行動を管理するためのアイテムですから、目標達成を見返す内に思いついたスケジュールやタスクをその場ですぐ手帳に書き込めるという「距離感」も非常に良いわけです。

そして、忘れてはいけないのは、手帳はただ受動的にやることを管理するツールでは無く、計画のための道具でもあるということです。夢や目標に向かっての具体的なアクションプランを手帳上で立案することで、目標への道筋が見えたり、必要な(主には時間的な)リソースがどの程度のものかを測ることができるのです。

■Evernoteに書き出して手帳に貼り付けるのがベック流

詳しくは次のブログ記事を読んで貰いたいのですが、

目標策定とその達成に役立つ「4つのリフィル」と「2つのTIPS」 | Hacks for Creative Life!
目標をEvernoteに書き出し、手帳に貼るというスタイルはここ3年継続しています

ベックは目標をEvernoteに書き出し、それを手帳に貼る様にしています。理由は簡単で、Evernoteで書き出しておけば、新年には昨年の目標ノートをコピーして修正を加えるだけで目標の見直しができて楽なのと、手帳が新しくなっても都度Evernoteから最新の目標ノートを印刷すれば追従できるという手軽さからです。

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また、Evernoteに目標を書き出しておけば、次に説明する週間計画の際にスマホを参照すればよくなり、手帳のウィークリーページと目標ページを行ったり来たりする必要がなくなるというのも大きな理由の一つです。

■目標に向かって進むために「週間計画」を行おう

週間計画自体は、7つの週間を読んだことがある人に取ってはなじみ深い概念かも知れません。かいつまんで言えば以下の2つの計画を練ります

  • 自分の目標に照らしその週で達成したい目標を立てる(ゴールプランニング)
  • その週のスケジュールやタスク、そして先ほど立てた週間目標の内、重要なモノ(所謂大きな石)から入れていき、そこの間に小さな石を入れていく(リソースプランニング)

ちなみにですが、私が週間計画に充てる時間は概ね15分程度です。

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あくまで私の例ですが、今年の目標はToodledoやToggl、Evernoteで共通的に用いている「ペルソナ」毎に立案しています。どういった単位で分けているかというと

  • Business:本職
  • Private:家族との時間、家事
  • Blog/Activity:Hacks for Creative Life!、アシタノ、東ラ研
  • Writer:書籍やWEBメディアへの執筆活動
  • Personal:お金、健康、学習、精神修養
  • Development:将来の起業に向けたシステム開発

より厳密に言えば、目標立案時は、Personalのペルソナはお金、勉強、身体/精神の3つに分類していますが、ToodledoやToggl、Evernote上では1つのペルソナとして扱います。

「週間計画」ではこれらのペルソナ毎に立てた「年間目標」を週単位の具体的なアクションに落とし込みます。

一番分かりやすい例で言えば、「月で2kg落とす」⇒「月100km走る」+「月でカロリーを7000kcal減らす」⇒「週25km走る」+「週1250kcal食事制限する」といった具合で落とし込むイメージです。

目標を週間目標に砕くためには、目標その物がSMARTである必要があるのですが、その辺の目標立案のテクニックについては次のブログ記事を参考にして貰えればと思います。

夢を目標に、目標を計画に、計画を行動にーアシタノ・ハックス第11回
目標の立て方はこちらをご参照ください

■週間計画のメリット

実際の所、目標を週間目標に砕くだけでは片手落ちです。この週間目標を1週間という時間の中に当てはめるところに週間計画の妙味があるのです。

例えば、あなたの業界が繁忙期(或いは炎上プロジェクト)で、毎日終電で帰ってクタクタになっている状況で、「朝からランニングしてブログ書いて、電車の中では英語勉強して読書して、帰ってきたらスカイプ英会話やるんだ!」なんて夢物語を描いていたとしても、週間計画は無常にもその夢を打ち砕いてくれます。

私たちのリソースは有限です。時間的、体力的に無理なもんは無理です。その様な”限界”にぶち当たった場合は、状況を変える何らかのアクションを取るか、目標その物を見直す必要があるのです。

そして、これは習慣化系の目標の時にも言えることですが、計画しても上手くはまらないことなんてザラなので、週間目標レベルはハードルを上げたり下げたりという試行錯誤の連続だったりします。

例えば、今までランニングしたことない人が、いきなり10kmとか走ろうとしても普通は無理で、定期的に走り続けることで徐々に1回当たりのランの距離を伸ばすことができるようになります。最初5km走ろうとして、うまくいかず、3kmに落としたら続けられて、ある時5kmに戻したら今度はちゃんと走れて、最終的には10m余裕で走れるようになった!みたいな成長曲線を加味しつつ試行錯誤を繰り返しましょう。

■最後に

今回は「手帳を用いた週間計画」について紹介しました。
ポイントをざっとまとめると

  • 手帳は常に手元にあるから目標を見返すツールとして優れている
  • 手帳は目標をスケジュールやタスクに落とし込むツールとして優れている
  • 目標はEvernoteに書き出して、印刷したモノを手帳に貼ると色々楽
  • 週間計画は「ゴールプランニング」と「リソースプランニング」
  • 目標はペルソナに分け、週間目標もペルソナ毎に立てる
  • 「ゴールプランニング」で無茶な目標を立てたとしても、「リソースプランニング」で無茶に気づくことができる
  • 週間目標は試行錯誤の繰り返し

スマホでも手帳でも良いと思いますが、達成したい目標があるという人は、是非その達成に向けて「週間計画」を行ってみては如何でしょうか?

参考資料

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